自由が丘のおすすめ和食5選。美食家に支持される日本料理の名店とは

自由が丘のおすすめ和食5選。美食家に支持される日本料理の名店とは

更新日:2024/02/21

「自由が丘のおすすめ和食5選」を、“いい1日”を過ごすためのおでかけ情報をお届けする月刊誌「OZmagazine(オズマガジン)」よりご紹介。実は日本料理の名店が多い自由が丘。高級住宅街に近いから、接待ではなく、自腹でおいしいものを食べたいという美食家たちに支持される名店揃い。味のレベルは高いのに、良心的な価格帯でリピートしたくなるお店を厳選。

【みきとう】

みきとう

山海の美味をふんだんに。素材の魅力が匂い立つ

加賀料理をベースに店主・幹東さんの創意工夫を凝らした料理が味わえるカウンター和食の店。コースはお造りだけでも3~4皿登場するなど品数多く、手をかけた料理がほおを喜ばせてくれる。

例えば脂ののった大トロは皮めを炙り、和風サラダを添えてさっぱりと。ほんのり温かな大トロは脂が甘く、削りたてのカツオ節と柚子の香りで余韻も華やか。みずみずしさ、温度、香り、提供のタイミングが絶妙でひと口ごとに感動が訪れる。

店舗データ|みきとう

住所/東京都目黒区緑が丘2-25-17 T-oneビル1F
営業時間/17:00~23:00 ※予約推奨
メニュー例/コース料理10000円、飲み放題4500円
定休日/木
アクセス/自由が丘駅より徒歩5分

【雫石】

雫石

敷居は低く、味は本格派。四季の風情を感じる優美な和食

やわらかな照明が店内を照らすカフェのように居心地のいい空間だが、提供される料理は名料亭仕込みの本格派で、その嬉しいギャップに誰もが驚かされるはず。宝箱のように贅を尽くした華やかな前菜や、絶妙な火入れで繊細な風味や食感を生み出す焚合せなど。目で舌で季節を感じ、日本料理の神髄を感じさせる心尽くしの料理が登場する。

記念日にはコース、普段ごはんにはアラカルトといろいろなシーンで楽しめるのも魅力。

店舗データ|雫石(シズクイシ)

住所/東京都世田谷区奥沢6-28-4 ワイズニール自由が丘1F
営業時間/12:00~14:30(14:00LO、コース13:00LO)※金はディナー休 18:00~22:30(21:30LO、コース20:30LO)※コースは要予約
価格例/コース8800円、13200円
定休日/月・火・第1・3水
アクセス/九品仏駅より徒歩5分、自由が丘駅より徒歩8分

【rekishi no ichibu】

rekishi no ichibu

今こそ食べたい、遊び心を利かせた新感覚の和食

8品が登場する懐石コースは創作和食のようにも見えるが、調理技術は正統派。食材の組み合わせや調味の工夫が斬新で、モダンな器と相まって今を感じる日本料理を生み出している。人気店「賛否両論」で料理長を務めていただけに、そのセンスは抜群。

実家の田んぼや畑から届くお米や露地野菜は香りや味が濃く「これ以上ないほど顔が見える生産者」と店主の和田さん。食べ手の〝歴史の一部〟になるような、記憶に残る味が待っている。

店舗データ|rekishi no ichibu(レキシノイチブ)

住所/東京都目黒区自由が丘2-18-17 メゾンドコフレ自由が丘1-1F
営業時間/17:30~ 24:00(21:00LO)※完全予約制
価格例/おまかせコース7300円(サ別10%)
定休日/日
アクセス/自由が丘駅より徒歩7分

【自由が丘 修】

自由が丘 修

珠玉のごはんで完結する肩ひじ張らない和のコース

季節の料理をシンプルに、普段使いできるような日本料理のコースを提供。出汁をしっかりひいた京料理がベースで、外はカリッ、中はとろ~な焼胡麻豆腐など丁寧に作られた心尽くしの料理がいただける。インパクト重視の濃い味ではなく、柚子や山椒など季節の香りが琴線をくすぐるやさしい味わい。

コースの締めは吟味した米をふっくら炊きあげた吟米土鍋ごはんで、ふたを開けたときの米の香りに誰もがうっとり。

店舗データ|自由が丘 修(ジユウガオカ シュウ)

住所/東京都世田谷区奥沢5-40-4 M's Garden自由が丘アネックス3F
営業時間/17:30~22:30(最終入店20:00)※完全予約制
価格例/おまかせコース7300円(サ別10%)
定休日/月(祝の場合翌休)
アクセス/自由が丘駅より徒歩7分

【おゆげ】

おゆげ

蒸したて炊きたて。心にしみるほっこり和食

風情ある路地の一角、隠れ家みたいな扉を開くと和モダンな空間がぱっと広がり、コの字のカウンターの中ではセイロや土鍋から食欲をそそる香りと湯気がほっこり立ち上る。自慢の料理は蒸しもの&土鍋ごはん。

ブランド豚の林SPFポークをごろごろ粗挽きにした名物の焼売は、ほとばしる肉汁と確かな肉の食べ応えに感動必至。農家直送のしいたけ蒸しなどシンプルでいてほっとする蒸し料理に、お腹も心もあったまる。

店舗データ|おゆげ

住所/東京都目黒区自由が丘2-14-20 第七千陽ビル2F
営業時間/17:30~23:30(22:30LO)日15:00~23:00(22:00LO)
価格例/鮭といくらの土鍋(1合)2948円
定休日/不定
アクセス/自由が丘駅より徒歩3分

※誌面イメージ

オズマガジン2024年3月号「自由が丘さんぽ」特集にも掲載!

誌面では、それぞれの店主がリアルに通う行きつけグルメもご紹介。また和食以外のおすすめレストラン・カフェなど自由が丘の名店を100軒以上掲載しています。

この記事が掲載されているのはオズマガジン2024年3月号「自由が丘さんぽ」特集

オズマガジン2024年3月号「自由が丘さんぽ」特集

再開発が進み、今まさにアップデート中の自由が丘。ここ1年で商業施設の開業が相次ぎ、若い世代の人気が加速しています。さらに、スイーツの街としても有名だから、おやつは名店尽くし。加えてライフスタイル感度の高い地元民が多いこともあり、暮らしを彩る雑貨店も充実。グルメ、手みやげ、雑貨のどれもがバランスよく揃うこの街は、さんぽにうってつけ! 楽しいよりみちをご提案します。

発売日/2024年2月9日(金)
定価/850円
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中!

PHOTO/MASAHIRO SHIMAZAKI、YOUSUKE SHIRAI WRITING/KAORI MINETSUKI

※オズマガジン2024年3月号「自由が丘さんぽ」の記事を一部転載
※本記事はOZmagazineの公式Instagramでも発信いたします
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください

※記事は2024年2月21日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります