自由でおいしい下北沢のディナー8選|薪火料理店や新感覚の韓国料理、自然派ワイン居酒屋も

自由でおいしい下北沢のディナー8選|薪火料理店や新感覚の韓国料理、自然派ワイン居酒屋も

更新日:2023/01/25

グルメな街・下北沢には、駅を中心に徒歩15分くらいの範囲に大人が気負わず使えるグルメなお店がたくさん。今回は、日本橋の人気店のシェフが手がけた薪火料理店や新感覚の韓国料理、10年続く自然派ワイン居酒屋など、ディナーに行きたいお店を8つご紹介。シチュエーションに合わせて好みのお店を見つけて。

薪火の香りと温かさ炎が生み出す珠玉の料理

下北沢 ディナー songbook
鹿児島県産シャボンの薪火焼き(3800円)、pizzaモルタデッラ(2600円)、ワイン(1100円~)。薪窯を劇場のように囲むカウンターで味わって

songbook(ソングブック)

日本橋の人気店「Neki」の西シェフが今冬オープンした薪火料理店。高温で一気に加熱できるから食材の持つ水分を残しつつ、香ばしく焼きあげる。だから野菜はみずみずしく、肉はジューシー。さらに焦げた部分がスパイスのようなアクセントになって、今まで食べたことのないおいしさに。音、香り、五感に響く晩餐をぜひ。

DATA

住所/東京都世田谷区代田5-10-7 nakahara-sou1F 
営業時間/12:00~14:30(L.O.14:00)17:00~22:00(L.O.21:00) 
定休日/水曜、ほか不定休あり 
予算/昼2500円~、夜9000円~ 
アクセス/世田谷代田駅より徒歩2分

ワインが喜ぶ、香りや食感が楽しい旬な1皿

下北沢 ディナー lumielune
コリアンダーときのこの香りが鮮烈な福井日向活〆ウマヅラハギと蕪のタルタル(1650円)。クリアな味わいの自然派ワインは1000円~

lumielune(ルミエルネ)

住宅街に光をともす「月明り」という名のワインバー。産地直送の魚介や十勝産の絶品マッシュルームなど旬の食材をふんだんに使った料理はソースも食材の組み合わせも斬新で、奇をてらわないフレンチ仕立てだが、どこか新しい味が舌を楽しませてくれる。ひとりでも過ごしやすい大人な空間で、手をかけた料理とワインを堪能したい。

DATA

住所/東京都世田谷区北沢3-18-5 伊東ビル1F 
営業時間/18:00~22:00(L.O.)土・日・祝日15:00~ 
定休日/月・火曜(祝の場合翌休)※3名以上はおまかせコース(4950円)
予算/8000円~ 
アクセス/下北沢駅より徒歩7分

野菜たっぷりで美しい新感覚の韓国料理

下北沢 ディナー KOREAN DINING HAN-CHEF  下北沢店
名物のオリジナルビビンバ(右)、特選ポッサム&牡蠣キムチ(左)。コース(5500円~)か、ナムルやスープが付く御膳(3000~3500円)で味わえる

KOREAN DINING HAN-CHEF 下北沢店(コリアンダイニング ハンシェフ)

本場韓国の味をひとりでも楽しめる、少量多品目のコースと御膳(セット)がいただける。特製コチュジャンと具を層にして積み重ねたビビンバは見た目も味わいも美しく、独自の技で徹底的に臭みを抜いたポッサムは豚のピュアなうまみにはっとする。定番を新しく解釈しなおしたモダン韓国料理を体感して。

DATA

住所/東京都世田谷区北沢2-14-2 第2東洋興業ビル3F 
営業時間/11:00~14:00(L.O.13:30)※土・日・祝日のみ17:00~23:00(L.O.21:00)
定休日/なし 
予算/昼1500円、夜4000円~ 
アクセス/下北沢駅より徒歩3分

イタリアが香るパイとワインで至福の時間

下北沢 ディナー CUCINA IDEYA
アップル&ミートパイ(850円)、しっとり美味な自家製ロースハム(680円)、グラスワイン(600円~)。スパイシーミートパイや、ジビエパイも人気

CUCINA IDEYA(クチーナ イデヤ)

名物のミートパイは、店主がイタリア修業時代に親しんだ豚肉とリンゴの煮込みをアレンジしたもの。やわらかで味わい深いミートと甘酸っぱいリンゴの香りをサクッとリッチなパイ生地が包み込む。ワイン1杯から気軽に立ち寄れるカジュアルな空間で、ニョッキや蝦夷鹿の炭火焼など本格的な料理が味わえるのも魅力。

DATA

住所/東京都世田谷区北沢5-1-14 SR北沢1F 
営業時間/18:00~24:00(L.O.23:00)※テイクアウト12:00~16:00 
定休日/月・隔週火曜 
予算/3000円~ 
アクセス/東北沢駅より徒歩5分

洋も和食材もなんでもあり自由で楽しいワイン居酒屋

下北沢 ディナー abill
瀬戸内完熟レモンを添えたミックスパエージャ(3300円)、ワインはグラス(600円~)。晩酌セット(1500円)はおひとり様にも人気

abill(アビル)

お手頃価格でしっかりおいしい自然派ワインを10年以上前から紹介し、シモキタにナチュールファンを増やし続ける名店。名物パエリアは骨付き肉や貝、魚、野菜、多彩な素材のダシを吸い込んだ米がうまみ凝縮!不思議とワインに合う高菜の冷や奴など、シェフと女将が醸す自由な料理と空気感が大人気。

DATA

住所/東京都世田谷区北沢3-30-3 
営業時間/18:00~24:00(L.O.23:00) 
定休日/水曜、ほか不定休あり 
予算/3000円~ 
アクセス/下北沢駅より徒歩3分

めくるめくビールと羊のおいしい時間

下北沢 ディナー 風乗りメリー
仔羊タン炙り 青花椒葱ソース(1280円)。話題のブルワリー「ブラッスリー・ノット」フラワー470ml(1580円)など15~17タップの樽生を揃える

風乗りメリー(カゼノリメリー)

クラフトビールの名店「うしとら」で修業した羊年生まれの店主が生み出す羊肉x発酵xスパイス料理とビールの店。羊の香りに、発酵から生まれるうまみ・酸味、スパイスのアクセントが、個性的なクラフトビールの風味と相性ぴったり。仔羊ビビン麺やパクチー仔羊餃子など、魅惑のメニューが満載で、実は日本酒も豊富。

DATA

住所/東京都世田谷区北沢2-9-3 三久ビル2F 
営業時間/15:00~23:30(L.O.22:30) 
定休日/不定 
予算/4000円~ 
アクセス/下北沢駅より徒歩2分 

パリのビストロの空気が匂い立つ

下北沢 ディナー DIALOGUE
ブルーチーズのブランマンジェと帆立のサラダ(1100円)、ワイン(700円~)。前菜3品にメインやデザートが付く月替わりコース(5500円)もおすすめ

DIALOGUE(ディアログ)

ソムリエとシェフがタッグを組んで10年という、住宅街の中の愛されフレンチ。ブルーチーズをふんわり軽いムース状に仕立てたサラダなど、1000円程度の前菜があれこれ選べるからワインがついつい進むはず。手頃な価格で本格派の料理は、どれを食べてもおいしくて、ワインと料理が奏でる心地いい時間に心から満たされる。

DATA

住所/東京都世田谷区北沢3-23-21-1F 
営業時間/12:00~15:00(L.O.14:00)18:0023:00(L.O.22:00) 
定休日/火曜、ほか不定休あり 
予算/昼3000円~、夜7500円~ 
アクセス/下北沢駅より徒歩7分

食べ手を喜ばせる仕掛けがたくさん

下北沢 ディナー トネリコ
10種前後が味わえる前菜の盛り合わせ(2人前3630円/1人前1870円)。スコットランドのBREWDOG生ビール(1100円)などとびきりうまいお酒が揃う

トネリコ

ほっこりあたたかな気配に包まれたビストロ。フレンチをベースにシェフの創意工夫を凝らしたメニューは、賞味期限1分のフルーツトマトのパイや、傑作ソースのハンバーグなど名物料理がたくさん。喜ぶ顔が見たくてどんどん増えていったという前菜盛り合わせなど、店主の人柄と愛情が料理と空間からあふれ出す。

DATA

住所/東京都世田谷区代沢2-7-9 
営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30)※土・日・祝日のみ18:00~23:00(L.O.21:30)も営業 
定休日/月曜・月2回火曜(祝の場合翌休)
予算/昼2000円~、夜5000円~ 
アクセス/池ノ上駅より徒歩3分

【OZmallからのお願い】
新型コロナウイルスの影響により、イベントの中止・変更、ならびに施設の休業、営業時間の変更、提供内容の変更が発生しております。日々状況が変化しておりますので、ご不明点がございましたら各施設・店舗へお問い合わせください。
外出時は、各施設の3密対策・ソーシャルディスタンス確保などの衛生対策にご協力のうえ、思いやりを持った行動をお願いします。

※オズマガジン2023年2月号「おとなの下北沢」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください

オズマガジン2023年2月号は「おとなの下北沢」特集

オズマガジン2023年2月号は「おとなの下北沢」特集

古着や演劇、音楽などにまつわる場所が多く、サブカルチャーの街として知られる下北沢。ここ数年、駅周辺の再開発が進み注目店が続々と誕生。街に開かれた居心地のいいスポットがたくさんできました。今号では、大人も安心して楽しめる場を中心に、今の下北沢がまるっとわかる保存版ガイドをお届けします。ぜひ下北沢でいい1日をお過ごしください。

PHOTO/AYUMI OHSAKI、RYUMON KAGIOKA、MASAHIRO SHIMAZAKI、AYA MORIMOTO、YUKO CHIBA WRITING/TAKUYA KUROSAWA、AYANO SAKAI、KAORI MINETSUKI

※記事は2023年1月25日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります