駅周辺の開発により大きく変化した注目の街、下北沢。個性豊かなお店が集まるこの街で毎年10月に開催されるカレーフェスティバルはいつも大盛況! そこで今回は、季節の野菜のおいしさを味わえるスパイスカレーや、旬の食材を変幻自在にアレンジした創作カレー、絶品フィッシュカレーなど、今や「スパイスカレーの聖地」とも称される下北沢で、足を運ぶべき名店を5つご紹介。
旬の野菜のおいしさをスパイスカレーで味わう
kitchen and CURRY(キッチン アンド カリー)
主役は高知県の「中里自然農園」から届く四季折々の無農薬・無化学肥料野菜。素材に合わせて具材の切り方や調理法、スパイス使いをその都度考え、生み出されるカレーは、毎日でも食べたくなるような優しく滋味深い味わいだ。ラインナップは2日に一度入れ替わるので、何回足を運んでも初めての味に出会えるのが嬉しい。
DATA
住所/東京都世田谷区羽根木1-21-24 亀甲新い1F
営業時間/11:30〜15:00(L.O.)土曜〜夕方頃 ※木曜は18:00〜21:00(L.O.)も営業
定休日/月・火・日曜
アクセス/新代田駅より徒歩3分
シモキタらしい目にも美しいスパイスカレー
カレーの惑星(カレーノワクセイ)
エディブルフラワーをあしらった華やかでかわいらしい盛り付けとは裏腹に、味わいはガツンとスパイシー。なかでもたっぷりの焦がし玉ねぎと粗挽き挽肉を使ったキーマは肉料理並みの食べ応えがあり、思わず「追い飯」をする人も多いとか。自家製チャイやコーラと一緒に、めくるめくスパイスの宇宙を堪能しよう。
DATA
住所/東京都世田谷区北沢3-34-3 石川荘1F
営業時間/11:30〜19:30(L.O.)
定休日/なし
アクセス/下北沢駅より徒歩5分
素材のうまみを引き出した奥行きのある味わい
ANJALI(アンジャリ)
細い路地に面したビルの半地下。商店街の喧騒から離れた静かな空間で供されるカレーは、店主の市原健一さんが独学で完成させたオリジナル。南インドやスリランカ料理をベースに、エビやマトンなど素材本来のうまみを引き出した奥行きのあるカレーは、何度でも食べたくなるおいしさで、リピーターが多いのもうなずける。
DATA
住所/東京都世田谷区北沢2-15-11
営業時間/12:00〜15:00 18:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日/水曜、ほか不定休あり。Instagramで確認を
アクセス/下北沢駅より徒歩3分
旬の食材を活かした変幻自在な創作カレー
創作カレー MANOS(マノス)
店主の遠藤僚さんのカレーをひとことで表現するなら「自由」。冬は白菜やしらたき入りのすき煮キーマ、夏はゴーヤチャンプルー風のスープカレーと、四季折々の食材を駆使した創作カレーには他店にはない驚きとワクワクが詰まっている。どれにしようか迷ったら、定番、月替わり、週替わりの3種がけがおすすめ。
DATA
住所/東京都世田谷区太子堂3-18-2 三茶ビル1F
営業時間/11:30〜15:00(L.O.14:30)18:30〜21:30(L.O.21:00)
定休日/月・金曜
アクセス/三軒茶屋駅より徒歩7分
下北沢でフィッシュカレーを食べるなら
Spice Kitchen MOONA(ムーナ)
「呑めるカレー屋」を標榜し、2007年にオープン。以来、看板商品となっているのが、店主の諏訪内健さんが南インドの海辺町で出会ったフィッシュカレーだ。冬ならブリ、タラ、牡蠣など旬の魚介類のうまみが凝縮したカレーは、クセがなくマイルド。鯖ディップやエビピクルスなどお酒が進む前菜も充実している。
DATA
住所/東京都世田谷区北沢2-12-13-5F
営業時間/11:30〜15:00(L.O.14:30)※土・日・祝日〜15:30(L.O.15:00)18:00〜22:00(L.O.21:00)※土・日・祝日17:30〜
定休日/月・最終火曜
アクセス/下北沢駅より徒歩2分
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※オズマガジン2023年2月号「おとなの下北沢」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください
オズマガジン2023年2月号は「おとなの下北沢」特集
古着や演劇、音楽などにまつわる場所が多く、サブカルチャーの街として知られる下北沢。ここ数年、駅周辺の再開発が進み注目店が続々と誕生。街に開かれた居心地のいいスポットがたくさんできました。今号では、大人も安心して楽しめる場を中心に、今の下北沢がまるっとわかる保存版ガイドをお届けします。ぜひ下北沢でいい1日をお過ごしください。
PHOTO/MASAHIRO SHIMAZAKI、KAZUHITO MIURA WRITING/SHOKO OGAWA