新宿にはレトロな雰囲気漂う落ち着いて過ごせる喫茶店が多く存在。そこで今回は、懐かしくて新しい純喫茶や70年代から変わらないノスタルジアを感じるジャズ喫茶、豪華絢爛な茶器が揃う創業30年の喫茶店をご紹介! 待ち合わせやひとり時間を満喫したい時などシチュエーションに合わせて好みのお店を見つけて。
懐かしさとモダンが同居。新時代の“純喫茶”
喫茶 パステト produced by猿田彦珈琲(キッサ パステト プロデュースド バイ サルタヒココーヒー)
純喫茶風の空間でスペシャリティコーヒーをいただける。それも「猿田彦珈琲」のシングルオリジン3種とブレンドが、驚くなかれ、飲み放題。トースト(ドリンクセット1800円)は、同じ「猿田彦珈琲」が展開するベーカリーブランド「オキーニョ」の甘みある食パンを贅沢に3枚切りに。ひと口めはそのままで。あとは旬の果物のコンポートをはじめ、4種のトッピングで味わい尽くして。
DATA
住所/東京都新宿区新宿3-23-18 クロス新宿ビルB1F
営業時間/13:00~22:00(L.O.フード21:15、L.O.ドリンク21:30) 土・日・祝日11:30~
定休日/なし
アクセス/新宿駅よりすぐ
半世紀変わらない、万人のノスタルジア
DUG(ダグ)
村上春樹『ノルウェイの森』に唯一実名で登場した店としても知られる「DUG」。70年代、文化人たちの溜まり場だった頃から一切変わらないという内装は、「何十年先も安心して帰って来られるように」との想いのあらわれ。「ジャズ喫茶」と聞いてすくむ足をえいや!と一歩踏み出せば、そこはもう、いつか懐かしむべき新宿の行きつけ。
DATA
住所/東京都新宿区新宿3-15-12
営業時間/12:00~23:30
定休日/なし
アクセス/新宿三丁目駅より徒歩2分
【豪華絢爛な茶器も、ただおいしさの一助
自家焙煎珈琲 凡(じかばいせんきっさ ぼん)
カウンター奥の壁一面を埋め尽くす茶器、茶器、茶器….!「なじみ客に毎回新しい茶碗を楽しんでもらおうと」、オーナー平さんが集めに集めた1500客がずらり。とはいえチタン製スプーンや黄金色に輝くポットなどもひっくるめて、ただコーヒーをおいしく飲んでもらいたいがゆえだとか。創業30年来のゆずれぬこだわりは、並じゃない。
DATA
住所/東京都新宿区新宿 3-23-1
営業時間/12:30~18:00
定休日/水・木曜(平時は無休。現在短縮営業中)
アクセス/新宿駅よりすぐ
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※オズマガジン2022年11月号「中央線さんぽ・新宿ハンドブック」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください
オズマガジン2022年11月号は「中央線さんぽ・新宿ハンドブック」特集
思いを持ったお店が多く、歩くほど楽しい出会いのある中央線沿線の町。ファンの多い吉祥寺はもちろん、意外にも実力派店が増加中の東中野や中野、個性派の高円寺や西荻窪・・・、それぞれの街に光を当てた1冊を制作しました。第二特集は中央線ユーザーにとって身近(だけど攻略が難しい・・・)な新宿を、やさしく紐解くハンドブック。1年使える保存版の1冊です。
PHOTO/RYUMON KAGIOKA、WRITING/BOOKLUCK(MITSUHARU YAMAMURA、MASAHIRO TAKASAKA、SACHIKO KOMORI)