老舗がたくさんの下町を歩くと、買い物でもらう袋のロゴの愛らしさに、不意打ちできゅんとなることも多い。そこで今回は、ノスタルジックな紙ものがあるベーカリーやドーナツ屋さんなど、生まれも育ちも下町の蔵前で人気のハンバーガー店「McLean」店主落合さんが厳選する4店をご紹介。紙ものを集めるさんぽへ、いざ!
【1】素通りできない萌えフォントのパン屋さん
ホームベーカリー あんですMATOBA
餡の老舗、的場製餡所のアンテナショップとして1980年に開店。繊細な口溶けのこしあんぱん、粒あんのうまみ豊かな小倉あんぱん、ほろ苦い珈琲あんぱんなど、あんぱんだけで20種も! 2代目店主の磯野浩子さんはじめスタッフの家庭的な雰囲気にもほのぼの。
DATA
住所/東京都台東区浅草3-3-2
営業時間/7:30~18:30
定休日/日・祝日
アクセス/銀座線浅草駅より徒歩7分
【2】かわいくてちゃんとおいしい!下町の誇り
ケーキショップ テラサワ
約60種のパンや菓子が並び、お客さんがひっきりなし。応対する店主夫妻の温かさにも心和む。1950年の創業時からの懐かしいパンも、2代目の寺澤長晴さんが今の嗜好に合わせて改良。「体にいいパンを」と、油脂はマーガリンではなくバターのみを使い、米油とアマニ油でマヨネーズまで手作りしている。
DATA
住所/東京都台東区浅草6-18-16
営業時間/8:00~18:30
定休日/日・祝日
アクセス/浅草駅より徒歩8分
【3】実は萌えるドーナツ店のロゴに注目
クリスピー・クリーム・ドーナツ 東京ソラマチ店
1937年にアメリカで誕生し、世界31カ国に広がるドーナツストア。日本でも2006年の上陸以来、幅広い世代に愛されている。東京ソラマチ店はドーナツのテイクアウト専門店。コンパクトな空間に、オリジナル・グレーズド(R)など定番から期間限定まで揃う。
DATA
住所/東京都墨田区押上1-1-2 2F タワーヤード5番地
営業時間/10:00~21:00
定休日/施設に準ずる
アクセス/押上駅・とうきょうスカイツリー駅よりすぐ
【4】ホクホクの1日をダイナーで振り返ろう
Mclean OLD FASHIONED DINER
「OLD BURGER STAND」に続き2020年に誕生したこちらはアメリカンダイナー。人気のグルメハンバーガーはもちろん、ボリュームある具材のサンドイッチやサイドメニュー、クラフトビールなどドリンクも充実。店内にディスプレイされたビンテージ紙ものも必見!
DATA
住所/東京都台東区蔵前2-5-4
営業時間/11:30~21:00(L.O.20:30) 日曜~19:00
定休日/月曜
アクセス/蔵前駅より徒歩2分
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※オズマガジン2022年5月号「新しい下町さんぽ」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください
【教えてくれた人】McLean OLD FASHIONED DINER & OLD BURGER STAND 店主・落合浩平さん
浅草出身。グルメハンバーガーが評判の「McLean」2店舗を蔵前で営む。幼い頃からの紙好きと古いもの好きが高じ、アメリカを中心にビンテージ紙ものを収集。レトロな喫茶店愛も深く、休日はモーニングをハシゴすることも。
オズマガジン2022年5月号は「新しい下町さんぽ」特集
老舗の立ち並ぶ中に、気鋭のビストロやかわいらしい雑貨店・カフェなど、話題のお店も増え、つねに進化を続ける“東東京”。春の陽気を感じる水辺の散歩コースや開放的なテラスなど、隅田川を起点に半日楽しめるプランをご提案します。
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PHOTO/KYOKA MUNEMURA、AYUMI OHSAKI、AYA MORIMOTO、WRITING/MIYO YOSHINAGA