グルメな街・横浜の偏愛メニューをいろんなテーマでご紹介。今回は、ふと無性に食べたくなる「ナポリタン」をピックアップ。横浜発祥のナポリタンは、お店によって個性もさまざま。名前を聞くだけで、昔懐かしい思い出が口に広がるはず。
アジアン料理店で食べる、喫茶店のナポリタン
cafe & bar MÉLI-MÉLO
ベトナム好きな夫婦が営むアジアン料理とお酒の店。人気メニューは、父が営んでいた喫茶店から受け継いだ味でもある、喫茶店のナポリタン(990円)。バターとケチャップのコクと風味、ミニトマトのジューシーさと酸味が絶妙にマッチしてやみつきに。アジアン料理とお酒を満喫した締めとしていただくのにもぴったりな1皿。
DATA
住所/神奈川県横浜市中区元町5-196 若松ビル2F
営業時間/17:00~23:00
定休日/月・火曜
アクセス/石川町駅より徒歩4分
地域の人と歴史をつなぐ港の新しい専門店
横浜ナポリタンPUNCH 本牧ふ頭店
2018年オープンのナポリタン専門店。かつて本牧に米軍キャンプがあったことから、店内は当時のアメリカンダイナーを連想させるスタイル。ボリューミーで食べ応えのあるダブルパンチ+厚切りベーコン(850円)は、酸味が控えめでやや甘め。ケチャップソースはノーマルか辛口の2種類、トッピングも9種類から選べる。
DATA
住所/神奈川県横浜市中区錦町16-1 横浜マリンハイツ1号館
営業時間/7:00~14:30 ※金曜17:00~21:00も営業、土曜11:00~15:00
定休日/日・祝日
アクセス/海づくり桟橋行きバスで本牧ふ頭入口下車徒歩3分、または山手駅より徒歩34分
創業から作り続ける魚介ナポリタン
イタリーノ
1972年に開業したナポリタン好きから一目置かれる老舗洋食店。えびとアサリが入ったナポリタン(1100円)は、ケチャップと自家製トマトペースト、ピューレを同率で配合して煮詰めたソースで、深いコクを感じる甘めな味付けが特徴。創業当時から変わらない、独創的な魚介の味は、今も多くのファンを惹きつけている。
DATA
住所/神奈川県横浜市中区福富町仲通3-4
営業時間/12:00~14:30、17:00~21:00、土曜15:30~21:00
定休日/日曜
アクセス/関内駅より徒歩6分
昔とずっと変わらない元祖ケチャップの味
米国風洋食 センターグリル
1946年から70年以上も横浜で続く洋食店。ナポリタンの発祥であるホテルニューグランドの初代総料理長、サリーワイル氏のもとで腕を磨いた店主の絶品料理が食べられる。スパゲッティナポリタン(800円)は、ケチャップナポリタンの元祖として有名。前日から茹でおきした麺に甘くて濃厚なケチャップソースがからむ。
DATA
住所/神奈川県横浜市中区花咲町1-9
営業時間/11:00~20:00
定休日/月・第1火曜(祝の場合営業)
アクセス/桜木町駅より徒歩5分
幅広い世代に愛されるどこか懐かしい味
喫茶Amber
1960~70年代の昭和レトロが大好きな店主が2017年にオープンした喫茶店。ランチセットのナポリタン(1000円)はもちもち太麺で、まろやかな酸味を感じられる。隠し味は牛乳で、当時の喫茶店ブームを知る人たちにも懐かしい味と大人気。グリーンとブラウンを基調とした店内は、居心地のよさと新しさが入り混じる。
住所/神奈川県横浜市緑区台村町367-2 パーシモンシティ2
営業時間/10:00~17:00
定休日/日・月曜
アクセス/中山駅より徒歩5分
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※オズマガジン2022年4月号「横浜へ」の記事を一部転載
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