コロナ禍の影響もあって、食事パンの消費量が増えている昨今。パン業界もパン自体やお店作り、サービス展開など多岐に渡って変化しつつあります。今回はパンの潮流を味わうためにキーワード別に旬のベーカリーを8つご紹介。無限の可能性が広がるパンの魅力を味わって。
【キーワード1】 第7世代
C’EST UNE BONNE IDÉE！自由が丘店
名店「d’une rareté」で料理から派生したパン作りを学んだ店主。ハムやジャムなどの材料から手作りし、添加物を含まない体になじむパンを提供する。いち押しは、上質な根釧産バターの香り立つクロワッサン（291円）。
DATA
住所／東京都目黒区自由が丘2-15-7
営業時間／10:00～19:00
定休日／火曜
アクセス／自由が丘駅より徒歩3分
Bakery MIDMOST
元写真家の店主がフランス現地や名店「シティベーカリー」で研鑽を積み開店。多彩な銘柄の小麦を混ぜ、長時間発酵&高加水でできるもちもち食感が人気。シグネチャーはデュラム小麦の甘さ引き立つパン・ド・モースト（300円）。
DATA
住所／東京都三鷹市下連雀4-16-47 三鷹第二城山ハイツ101
営業時間／9:00～17:00
定休日／月・火曜※水曜不定
アクセス／三鷹駅より徒歩8分
【キーワード2】健康志向
Raven's Table
店名の渡りガラスのようにいろんな店を働き歩き、エッセンスを蓄えてきた店主による個性的なパンが揃う。右のシナモンロール（324円）は麦の香りが漂い食べ応えも抜群。石臼で挽いた玄麦入りなので、ヘルシーな一面もマル。
DATA
住所／東京都世田谷区桜3-2-15
営業時間／10:00～18:00
定休日／日・月・隔週火曜
アクセス／上町駅より徒歩10分
MAISON KUROSU
体に害のある油や添加物、農薬、精製糖を徹底して避けた体にやさしいパンの店。和三盆餡子（270円）のあんこは京都の「山梨製餡」との共同開発で約2年かけて作りあげたもの。和三盆を使ったやわらかく上品な甘さが特徴。
DATA
住所／東京都世田谷区用賀4-28-20 1F
営業時間／10:00～18:00
定休日／日・月曜
アクセス／用賀駅より徒歩4分
【キーワード3】レストラン
芝惣菜所
イタリアンレストラン「樋渡」の分店として開店した立ち飲みもできる惣菜店。国産小麦とレーズン酵母を使った本日のパニーニ（756円）は、レストランの食材を使った贅沢メニュー。惣菜の購入には容器を持参して。
DATA
住所／東京都港区芝2-9-13 桑田ビル1F
営業時間／11:00～20:00 日曜～18:00
定休日／月・火曜
アクセス／芝公園駅より徒歩4分
パントス by 3104
パリの一ツ星レストランで料理長を務めた店主が磨いてきた料理の感性でパンを焼く。焼きカレーパン（380円）は注文後にじゃがいものピューレが注入され、カリカリのパンの中で野菜の甘みが凝縮したルーとからみ合う逸品。
DATA
住所／東京都目黒区自由が丘1-3-2 ルーチェ自由が丘1F
営業時間／11:00～23:00（パンのテイクアウト販売平日11:00～16:00※なくなりしだい終了）
定休日／月・第1、3火曜
アクセス／自由が丘駅より徒歩5分
【キーワード4】イタリア
PANIFICIO VIVIANI
目黒区・青葉台の人気レストラン「Orlando」が手がけるベーカリーがオープン。食事と合わせたくなる、シンプルで素朴な味わいが魅力のイタリアパンが中心。人気はイタリアの朝食おやつの定番、ボンボローニクレマ（432円）。
DATA
住所／東京都杉並区永福4-5-18 1F
営業時間／9:00～18:00
定休日／月曜
アクセス／永福町駅より徒歩2分
【キーワード5】高加水
Signifiant Signifié ＋ plus
低温長時間発酵を広めた「Signifiant Signifi é」の新業態。パンにプラスで合わせたいワインなどの販売も行う。パンオヴァン（ホール・4600円）は、赤ワインを贅沢に使用したフルーツケーキのようなパン。
DATA
住所／東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2F
営業時間／10:30～20:30
定休日／施設に準ずる
アクセス／銀座駅よりすぐ
【OZmallからのお願い】
新型コロナウイルスの影響により、イベントの中止・変更、ならびに施設の休業、営業時間の変更、提供内容の変更が発生しております。日々状況が変化しておりますので、ご不明点がございましたら各施設・店舗へお問い合わせください。
外出時は、ご自身の体調と向き合いマスク着用のうえ、各施設の3密対策・ソーシャルディスタンス確保などの衛生対策にご協力のうえ、思いやりを持った行動をお願いします。
※オズマガジン2022年2月号「東京パンさんぽ」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください
オズマガジン2022年2月号は「東京パンさんぽ」特集
変わり続ける東京のパンの世界。今号では、今年のパンの潮流がわかるキーワードと共に、注目のベーカリーがある6つの町をご案内します。またさんぽmagazineでは人気の町｢蔵前～浅草橋｣を、歴史から最旬情報まで網羅。保存版の1冊。
※新型コロナウイルスの国内状況により、店舗・施設の営業時間の短縮や臨時休業、座席数の変更などがある場合がございます。最新の情報は、各店舗・施設にご確認ください
オズマガジン掲載の関連記事を見る
PHOTO／AYA MORIMOTO、YUKO CHIBA、WRITING／MINIMAL（ATORI HAGIWARA、MICHIKO MORI）
