アフリカン小物をかわいく飾って社会貢献!作り手も買い手もハッピーになれるアイデア【サステナブルチャレンジ】
更新日:2022/01/26
オズモール・オズマガジンとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 今回は、アフリカンプリントを使って、バッグや小物を企画・製造・販売する「RICCI EVERYDAY」を立ち上げた、代表取締役・仲本千津さんに注目。アフリカン小物を通して、地球に優しく、社会貢献につながる消費のアイデアを教えてもらいました。
今回のサステナブルチャレンジは“アフリカン小物をかわいく飾って社会貢献!”
アフリカン小物を通して、作り手も買い手もハッピーになれる
Q.活動を始めたきっかけは?
「大学院時代、アフリカの紛争問題や平和構築を研究。貧困が紛争の原因になるなら、仕事があれば紛争を回避でき、幸せになれるという持論にたどり着きました。それ以来、いつの日か雇用を創出し、貧困の課題を解決するのが将来の夢に。数年後、社会人になり銀行員を経て、アフリカで活動するNGO職員としてウガンダに駐在。地元のマーケットで大胆な柄と斬新な色の布、アフリカンプリントにひと目ぼれし、現地の女性と工房をつくりバッグや小物を製品化。作り手であるウガンダのシングルマザーたちの雇用創出と、彼女たちが人生に向き合うきっかけを提供したいと、RICCI EVERYDAYを起業しました」。
Q.身近な社会貢献のコツは?
「例えば、うちで扱うプラスチック不使用の紙製ビーズのバッグやアクセサリー。一つひとつ手作業で生まれ、環境にも配慮した生産ストーリーがあります。それを知って買うことは、地球に優しく、現地の人々の仕事を守り応援することにも。こうしたアフリカン小物で部屋を飾るなど身近な一歩から始めることが、実は社会貢献になる消費だと思っています」。
仲本さんのSDGsマイルール
●目的を明確にして買い物をする
●生産背景に共感したものを買う
●不用品は捨てる前にリユース
かわいい空間づくりでアフリカを応援【部屋別SDGs CHALLENGE】
【CHALLENGE.1】書斎
自然に還る植物製の民芸品は木の本棚との相性もいい。
【CHALLENGE.2】デスク回り
バッグや服作りで余った布をウォールアートに。
【CHALLENGE.3】リビング
アフリカ特有の植物で作った感性が光るアイテムを選ぶ。
【CHALLENGE.4】玄関
玄関先で元気をくれるアフリカンプリントのバッグ。
【CHALLENGE.5】キッチン
木の皮のテーブルウェアは丁寧な手仕事。
【CHALLENGE.6】ドレッサー
ウガンダの動植物を活かしたアイテムで物語に注目。
PROFILE/RICCI EVERYDAY代表取締役 仲本千津さん
大学卒業後、銀行で法人営業を経験したのち国際農業NGOに参画し、ウガンダに駐在。そのときに出会ったアフリカンプリントに魅せられ、バッグなどを企画・製造・販売する「RICCI EVERYDAY」を起業し、東京・代官山に直営店を構える
OZのサステナブルチャレンジとは?【連載中】
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。
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PHOTO/AYA MORIMOTO、WRITING/MIE MINEZAWA
※オズマガジン2022年2月号「東京パンさんぽ」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください