格式の高いイメージがある銀座にも、実は働く人を支える庶民的なサンドイッチや、純喫茶の店が残っています。そこで今回は、昔懐かしいサンドイッチと出会えるお店を4つご紹介! 昭和の気配を残す名物たちに注目。
アメリカン
食パン1斤を使った超極厚のタマゴサンド(600円)。小山のように盛られた卵は1皿分に5~6個分! 機械を使わず1個ずつ刻みシンプルに調味しているから卵感がしっかり。なにより感動するのはパンのしっとり&究極のふわふわ感。1日2回、焼きたての食パンが届き、まだ湯気が出ている状態でカットする唯一無二のサンド。ひとり1サンド+1ドリンクの注文が必須だが、持ち帰り用の袋も用意されている。
DATA
住所/東京都中央区銀座4-11-7
営業時間/8:30~14:00 ※売り切れしだい終了
定休日/土・日・祝日
席数/20
アクセス/東銀座駅より徒歩2分
はまの屋パーラー 有楽町
45年続いた喫茶店が幕を閉じたとき、銀座の純茶文化を残したいと現オーナーが店とサンドゥイッチのレシピを継承して復活。はまの屋特製サンドゥイッチ(700円~)は6種類の中から2種を選べるスタイルで、人気の組み合わせはふわふわに焼いたオムレツ風の玉子サンドと、マヨネーズを隠し味にしたフルーツサンド。+300円でハンドドリップで淹れるはまの屋ブレンドがセットに。
DATA
住所/東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビルB1F
営業時間/10:00~18:00(17:45L.O.)日曜~17:00(16:45L.O.)
定休日/祝日・不定
席数/40
アクセス/有楽町駅よりすぐ
チョウシ屋
もとは洋食屋のコックさんが昭和2(1927)年に始めた精肉店で今の小判形のコロッケを生み出し、初のテイクアウトを始めた"肉屋のコロッケ"の元祖。サンドはふわふわのコッペパンか食パンが選べ、カラシの量もリクエストOK。名物のコロッケパン(330円・写真はダブルコロッケ530円)のほかハムカツパン(330円)も大人気。少し辛めのソースは60年以上変わらぬ味で、ノスタルジックな店構えも愛おしい。
DATA
住所/東京都中央区銀座3-11-6
営業時間/11:00~14:00 16:00~18:00 ※売り切れしだい終了
定休日/土~月曜・祝日
アクセス/東銀座駅より徒歩2分
ミヤザワ
山小屋風のほっとする喫茶店。夕方から深夜まで楽しめるサンドイッチが評判を呼び、銀座のクラブの御用達に。オーダーが入ってから揚げる熱々のヒレカツサンド(1000円)は、濃いめの甘辛ソースがしみたジューシーなカツと香ばしいトーストの最強の組み合わせ。店の2大人気のたまごサンド(900円)は焼かないしっとりパンで、これもまた美味。メニューが豊富で、それぞれにファンがいる。
DATA
住所/東京都中央区銀座8-5-25 西銀座会館1F
営業時間/11:30~14:30(LO)16:00~28:00 ※サンドイッチ16:00~
定休日/土・日・祝日
席数/30
アクセス/銀座駅より徒歩7分
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※オズマガジン2021年12月号「東京ノスタルジーさんぽ」の記事を一部転載
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PHOTO/YUSUKE SHIRAI、MASAHIRO SHIMAZAKI、WRITING/KAORI MINETSUKI