オーガニックアイテムで自分や地球に優しく!肌に触れるモノで変わる、心地良い1日を過ごすアイデア【サステナブルチャレンジ】
更新日:2021/10/26
オズモール・オズマガジンとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 今回はオーガニックコットンブランド「nanadecor」のディレクター、神田恵実さんに、自分にも地球にも優しい暮らし方のアイデアを教えてもらいました。出来る事から生活に取り入れてみて。
今回のサステナブルチャレンジは“オーガニック・アイテムで自分や地球に優しい暮らし!”
自分に優しくすることが地球や環境への配慮になる
Q. 活動を始めたきっかけは?
「編集者時代、取材先で出会ったオーガニックコットン。体や環境によさそうなイメージのコットンですが、実は農薬や化学肥料などを使って栽培するため、環境にも労働者の健康にも影響を与えていると知りました。そこで体に心地よく、地球や作り手に優しいオーガニックコトンを提供したいと考え、「nanadecor」を設立。まずはタオル作りに着手するために渡印すると、コットン畑で働く人は安い賃金で、多くが児童という問題にも直面しました。これらの解決策のひとつが、農薬や化学肥料に頼らないオーガニックコットンだと確信。しかしやっと最近、コットンの全生産量のうちオーガニックが1%となったのです。これを増やせないかと奮闘中です」
Q. オーガニックとの付き合い方は?
「こうした思いからオーガニックのコスメやお茶などを取り入れるようになりました。自分の体や肌に優しいことが大前提ですが、結果、環境や生産者への配慮につながります」
神田さんのSDGsマイルール
●まずは自分の肌や体に優しいモノを選ぶ
●生産背景に共感したモノを買う
●買い物は自分への投資と考える
オーガニック・アイテムで始めるSDGs!"肌に触れるモノ"で変わる心地よい1日
【7時】体へ浸透するコスメ類は皮膚への負担の少ないものを
洗顔、歯磨き、ヘアケアすべてがオーガニックで始まる朝。肌と環境に優しいことを実感し、心穏やかに1日をスタート!
【10時】仕事へスイッチオンする!体に優しいドリンク
コーヒーや紅茶、お茶など仕事のお供に欠かせない。産地や生産者の顔が見えるものを選んで、お茶時間も社会貢献。
【12時】下着や生理用品こそいちばんに見直したい
生理痛に悩まされたからこそ、下着や生理用品をオーガニックに。デリケートゾーンに優しく、快適な1日に。
【17時】確実にリラックスできる部屋着にこだわりたい
洗濯をするたびに、肌触りのよさが増すオーガニックコットン。肌が喜ぶだけでなく、繰り返し着られてエコにも。
【19時】 睡眠の質を見直すと気持ちいい毎日が訪れる
極上の柔らかさで癒してくれるガーゼ生地のパジャマは生産背景に共感するものをチョイス。ぐっすり眠れて疲労回復!
【22時】寝具と天然成分の優しさで脳の緊張をほぐしていく
独自に開発したダニの出ないオーガニックコットンの寝具や入眠時のアイマスク。さらに植物の香りで脳からリラックス。
PROFILE/nanadecor ディレクター 神田恵実さん
ファッション誌の編集を経て2005年にオーガニックコットンブランド「nanadecor」を設立し、2012年表参道に路面店をオープン。2021年10月にはオンラインでオーガニックライフを伝える研究所「My organic labo」を発足。著書は『ゆるめる自分』(ワニブックス)ほか
OZのサステナブルチャレンジとは?【連載中】
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。
オズマガジンの関連記事
PHOTO/AYA MORIMOTO、WRITING/MIE MINEZAWA
※オズマガジン2021年11月号「すてきなテキスタイル」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください