捨てるを減らす!堀田さんのゼロ・ウェイストな暮らしを楽しむアイデア【サステナブルチャレンジ】
【サステナブルチャレンジ】楽しく始めるSDGsアクション!エコな暮らしやフードロスレシピ、エシカルグッズや話題のスポットまで

捨てるを減らす!堀田さんのゼロ・ウェイストな暮らしを楽しむアイデア【サステナブルチャレンジ】

更新日:2021/07/21

オズモール・オズマガジンとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 今回は、モノを繰り返し使うことで無駄やゴミ、浪費をなくすゼロ・ウェイストな生活を実践する、一般社団法人エシカル協会の事務局次長でエシカルコンシェルジュの堀田三佳さんに、楽しみながら「捨てる」を減らす暮らし方を教えてもらいました。

今回のサステナブルチャレンジは“ゼロ・ウェイストな暮らしを楽しむ”

サステナブルチャレンジ ゼロ・ウェイストな暮らしを楽しむ

繰り返しモノを使うことが愛着に変わり、環境を守ることに

Q.始めたきっかけは?
「3年前、都内から鎌倉へ移住した頃からゼロ・ウェイストな暮らしを意識するようになりました。その引っ越しで荷物を整理したときに、なぜ買ったのに捨てるのかに疑問を持ち、その理由や行き先を考えました。使わない、壊れた、汚れたから捨てるのではなく、人に譲る、直すことで使い捨てを減らせるのではと思ったのです。そこで行き着いたのがゴミ、無駄、浪費をなくす“ゼロ・ウェイスト”。とはいえ難しいことではなく、ラップをやめて保存容器を使う、充電式の乾電池に変えるなど、今ある生活の中でできることを増やしています」。

Q.この生活で変わったことは?
「バッグは破れたら刺繍で繕う、譲り受けた古家具を使うなど、モノを繰り返し使う循環させる暮らしで、モノへの愛着はもちろん、ゴミを捨てるストレスも軽減。ゴミ処分で発生するエネルギーやコスト削減も実感できたり、環境によいことをしているなと嬉しさにも。小さな社会貢献に気持ちが満たされます」。

堀田さんのSDGsマイルール

●モノは買う前に吟味して本当に必要なものだけ購入
●不要品は譲るか再利用する
●壊れたモノは修理する

ゼロ・ウェイストで始めるSDGs チャレンジ! “捨てる”を減らす暮らし方

サステナブルチャレンジ シーツのリサイクルでティッシュの使用量を減らす

【CHALLENGE.1】シーツのリサイクルでティッシュの使用量を減らす

古いシーツをハンカチサイズに切って四辺を縫う。シーツもムダにならないし、ティッシュの使用量が激減。

サステナブルチャレンジ 手作りスプレーでオーガニックな虫よけ

【CHALLENGE.2】手作りスプレーでオーガニックな虫よけ

エタノール5mlとラベンダーやレモングラスなどオイルを5~6滴を混ぜ、水25mlを加えればお手製の虫よけスプレーに。

サステナブルチャレンジ ダーニングで古いTシャツもほつれたバッグもよみがえる

【CHALLENGE.3】ダーニングで古いTシャツもほつれたバッグもよみがえる

バッグの破れてしまった箇所や古くなったTシャツの胸や背中にちょこっと刺繍。これでまだまだ使える!

サステナブルチャレンジ コットンの栽培で服や靴ができる工程を知る

【CHALLENGE.4】コットンの栽培で服や靴ができる工程を知る

1年間の「服のたね」プロジェクトに参加。コットンを種から育て、服作りの過程を体験し、作り手の苦労に触れる。

サステナブルチャレンジ コンポストで生ゴミたちを植物の栄養に変える

【CHALLENGE.5】コンポストで生ゴミたちを植物の栄養に変える

生ゴミはバッグ状の「LFCコンポスト」に入れれば約3か月でたい肥に。ベランダで育てている植物の大切な栄養になる。

サステナブルチャレンジ プラスチックフリー容器に食材などを保存し繰り返し使う

【CHALLENGE.6】プラスチックフリー容器に食材などを保存し繰り返し使う

買い物のときはシリコン製の保存袋「スタッシャー」に食材を。作り置き惣菜も入れられてビニール袋などが不要に。

PROFILE/一般社団法人エシカル協会 事務局次長 堀田三佳さん

PROFILE/一般社団法人エシカル協会 事務局次長 堀田三佳さん

英国オーガニックコスメブランドに約10年勤務後、スープ事業などを手がけるベンチャー企業で人材育成業務に従事。2社の企業理念に影響を受けながら、プライベートでもエシカルな生活を意識するように。その後エシカル・コンシェルジュの資格を取得し、現職に。

OZのサステナブルチャレンジとは?【連載中】

オズマガジン2021年8月号は「アートなおでかけ」特集
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月に採択。国連加盟の193カ国が2030年までに持続可能なよりよい世界を実現すべく掲げた国際 社会共通の17の目標。

SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。

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PHOTO/AYA MORIMOTO、WRITING/MIE MINEZAWA

※オズマガジン2021年8月号「アートなおでかけ」の記事を一部転載 
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください

※記事は2021年7月21日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります