牛乳パックやあき箱など使用済み紙モノを使って収納グッズを作ろう!正林さんのエコ・ラッピング術【サステナブルチャレンジ】
更新日:2021/05/20
オズモール・オズマガジンとはじめる、SDGsアクション。小さな“サステナブルチャレンジ”から挑戦してみませんか? 今回は、『もっとエコ・ラッピング〜思わず誰かにプレゼントしたくなる』の著者で、包装作家の正林恵理子さんに、普段は捨ててしまうような物を素敵にアレンジしたデスク周りの収納グッズの作り方を教えてもらいました。
今回のサステナブルチャレンジは“「紙モノリユース」で収納グッズを作ってみよう!”
パリで培ったセンスで、使用済み紙モノを素敵にアレンジ
あき箱や食品パック、使用済みの紙袋などを使ったおしゃれなラッピングがあふれている正林恵理子さんのアトリエ。「できるだけ使い捨てはせず、2回以上は使う」というのが彼女のSDGs。
お菓子の勉強をしていたときに暮らした、パリでの経験が今の自分の価値観に大きな影響を与えたそう。「バゲットは手で持つ部分だけ紙を巻く、チーズは紙に包んで端を折り込むだけのエコ包装。簡素なのに、とてもおしゃれなことに感動しました。普段は捨ててしまうようなものも、視点を変えれば立派な素材になります。シンプルなものはアレンジがしやすく、リユースの可能性が広がりました」。
そんな正林さんに散らかりがちな、デスク周りが片付くエコな収納グッズの作り方を教わった。
正林さんのSDGsマイルール
▪箱・食品パックは使い捨てしない
▪プラスチックはなるべく使わない
▪古紙など地球に優しい紙にこだわる
紙モノリユースで始めるSDGs!片付くエコ・ラッピング術
【バラつく小物を収納!】牛乳パック&紙袋BAG
◆ 材料と作り方 ◆
【1】紙袋の持ち手を切り取る。(写真左下)
【2】牛乳パックを【1】の高さに合わせて切る。(写真左下)
【3】両面テープを【2】の全面に貼り、【1】を巻き付けて貼ったら完成(写真右下)。シールを貼っても。
【ゴチャゴチャ書類をスッキリ!】ダンボールFILE
◆ 材料と作り方 ◆(A5サイズ)
【1】ダンボールを縦40cm × 横24cmに切る。
【2】上から9cmと10cm、下から11cmと12cmにカッターで浅く切り込み線を入れる。(写真下)
【3】【2】の線に合わせて折り、マジックテープで留める。
※ 長方形ならサイズ違いでも作成可能。
【つい増えちゃう手紙をひとまとめ!】あき箱収納BOX
◆ 材料と作り方 ◆
【1】箱のふたの2角に切り込みを入れ、 広げる。(写真左下)
【2】【1】の内側に両面テープを付け、 箱の本体に貼り付けたら完成。(写真右下)
※オズマガジン2021年6月号「自然の中で過ごそう」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください
PROFILE/正林恵理子さん
お菓子作りを学ぶためにパリに1年留学。帰国後は自宅でカフェを開き、自作のお菓子を身近な素材で包むラッピングが話題に。著書は『もっとエコ・ラッピング〜思わず誰かにプレゼントしたくなる』(大和書房)ほか。
OZのサステナブルチャレンジとは?【連載中】
SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。ぜひ参考にして、できることから始めてみて。
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PHOTO/AYA MORIMOTO、WRITING/MIE MINEZAWA