2020年9月号オズマガジン「特別な夏の過ごし方」特集の本誌から、人気現代アーティストの日本では10年ぶりとなる大規模個展や、ゆかいな「顔」の展示や、森の中に現れる迫力のある展示など、いま注目の3つのアートをご紹介します。日常から離れて、たっぷりとアートの世界に浸ってみてください。
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光や水が作り出す
心震えるアートな世界
写真や彫刻、インスタレーションなど多岐にわたる表現活動で知られるデンマーク人アーティスト、オラファー・エリアソンの、日本では10年ぶりの大規模個展が開催中。光や水、霧を効果的に使った作品の多くは二酸化炭素の排出量を考え、ベルリンから日本まで飛行機ではなく鉄道と船を用いてロシア経由で運ばれたもの。すべての作品が美しさだけを追求するのではなく、見る人たちにサステナブルな社会を考えさせるきっかけにもなっている。鑑賞者が体を動かすことで見え方に変化が生じる作品も多いので、積極的に参加しよう。
開催中~2020年9月27日(日)
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」
開催場所/東京都現代美術館
TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)
住所/東京都江東区三好4-1-1木場公園内
アクセス/清澄白川駅より徒歩13分
公式HP
大人も子供も楽しめる
いろんな‶顔″に出会えるアート展
今年6月、立川にオープンした絵とことばがテーマの美術館のオープン記念企画展。絵本作家としても知られるクリエイティブ・ユニットtupera tuperaによる"顔"をテーマにした作品が楽しめる。『かおノート』や『こわめっこしましょ』など人気絵本の貴重な原画を紹介するほか、新作の映像作品や2mの大きな顔パネルが並ぶ作品の展示など、さまざまな角度からtupera tuperaの魅力と、表情を形作る「顔」のおもしろさを味わうことができる。
開催中~2020年12月29日(火)
企画展
「tupera tuperaのかおてん.」
開催場所/PLAY! MUSEUM
TEL.042-518-9625
住所/東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
営業時間/10:00~18:00(17:30最終入館)※CAFE11:00~19:00
定休日/なし
アクセス/立川駅より徒歩5分
公式HP
100年間かけてはぐぐまれてきた
森の中で楽しむ現代美術とその歴史
明治神宮の創建100年を記念して行われる複数の展覧会からなる「神宮の杜芸術祭」。名和晃平など4名の彫刻家の作品を野外展示する「天空海闊」を鎮守の杜で(~12月13日)、森村泰昌ら40名の現代美術家が屏風など日本古来の様式で作品を発表する「紫幹翠葉−百年の杜のアート」を明治神宮ミュージアムで開催中(~9月27日)。宝物殿でも彫刻展「気韻生動−平櫛田中から名和晃平まで」を開催予定。自然とアート、そしてお参りが同時にできるのが嬉しい。
本誌では、3年に1度の現代アートの国際展や、村上隆をはじめ国際的に活躍しているアーティストの作品を集めた展示、神出鬼没のアーティストの展示など、大注目のアートを情報をたくさん紹介しています。
さらにこのほかにも、東京近郊でゆったりとしたひとときを過ごすステイケーションができるホテルや、心地よい夕暮れを感じられるテラスの特等席、NEWSな夏グルメなど、特別な夏を過ごすヒントをご提案しておりますので、詳しくは本誌で!
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発売日/2020年8月11日(火)
価格/700円
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストア、駅売店などで発売
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PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/MOYO URASHIMA
※OZmagazine(2020年8月11日発売)の情報を転用して掲載しています。2020年8月11日以後、各店の営業時間や定休日などは時期によって変わる場合もありますのでご了承ください