こんにちは。自他ともに認める編集部イチのカフェマニアである私・タキセが、鎌倉のおすすめカフェをご紹介いたします!
観光客も住んでいる方も多い鎌倉は、さんぽの途中に気軽に立ち寄れるカフェの宝庫です。
数ある中から絞るのはなかなか難しいのですが、今回は鎌倉駅前からほど近いエリアの中から、今行くべきニュースのある3軒をピックアップしてみました。
街中の古民家でビーチを感じられるカフェ
まずは、平日でも縁日のようににぎやかな小町通り沿いに誕生した「UNDER THE PALMO KAMAKURA」。
こちらは、葉山の海沿いにあったビーチラウンジのようなカフェ「CABan」のスタッフが新たに手掛けたカフェです。
そのエッセンスが生かされ、街中の古民家をリノベーションしていながら、どこかビーチを感じられる爽やかな空間になっています。
その秘密は主に2階にあり。
2階にはほぼ全面的に、クッションフロアが敷き詰められていて、靴を脱いであがります。
それが、まるで砂浜を裸足で歩いたときのような開放感に似ているんです!
もちろん椅子はなく、フロアに足を伸ばして座ったり、ゴロンと寝転がってもOK。
赤ちゃんも自由に動き回れるので、親子連れの姿もちらほら見られました。
ふかふかのフロアに座り、お店自慢のソーダを飲んでいると、ここが、あのにぎやかな小町通り沿いにあることを忘れて、本当にビーチにいるような気分に浸れます。
UNDER THE PALMO KAMAKURA
アンダー ザ パルモ カマクラ
TEL.0467-848-582
住所/神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-35
営業時間/9:30~18:30
定休日/なし
アクセス/鎌倉駅より徒歩6分
待望の復活! 英国風ティールーム
続いては、ティールーム「Garage Bluebell」です。
以前はかなり年季の入った味のある古民家を利用していましたが、休業を経て2018年末に新しい木造建築に建て替えられ、再オープンしました。
でも、家具や什器などは建て替え前のものを再び使っていて、壁や床は落ち着いた色味の木目なせいか、かつての古民家時代の趣のまま。
大きな窓から眺められる縁側や小さな庭も健在です。
雰囲気だけでなく、おいしさも相変わらず。
イギリスの正統派スコーンに欠かせないのがクロテッドクリームですが、こちらではそれを少しアレンジしたオリジナルレシピのクリームとともにいただきます。
まろやかでコクがあって、でも軽やかで、おいしいスコーンがさらにおいしくなるので必食です。
表紙モデルのKanocoさんが撮影時にスコーンを召し上がったとき、「今まで食べたスコーンでいちばんおいしいかも!」と大絶賛でした。
庭の木には、エサの入った鳥の巣箱が設えられており、野鳥が舞い降りてきます。
自家製クリームをたっぷり塗ったスコーンをほおばりつつ、香り高い紅茶を味わい、鳥が行き交う様子を眺めれば、体の芯から、心の底からじんわりのんびりできます。
Garage Bluebell
ガレージブルーベル
TEL.0467-22-4836
住所/神奈川県鎌倉市小町2-4-14
営業時間/11:00~18:00(17:00LO)
定休日/水・木
席数/20
アクセス/鎌倉駅より徒歩6分
祝25周年! 鎌倉を代表する名カフェ
そして最後におすすめするのは、2019年4月で25周年を迎える「cafe vivement dimanche」。
小町通りから1本入った静かな道にありながら、平日でも行列ができる人気のカフェです。
マスターの堀内さんが1杯ずつハンドドリップしてくれるコーヒーはもちろんですが、パフェやケーキからオムライスまで、フードメニューも充実していて、朝から夕方までどんなお腹にもばっちり応えてくれます。
さらにこちらは、観光客も、修学旅行生も立ち寄る名所でもあり、地元の方にとっての行きつけでもある、誰にとっても居心地のいい場所。
そんなこのカフェのことを、店舗のオープン時からマスターと交流のある写真家詩人の沼田元氣さんは、「鎌倉の一部になっている」と絶賛していました。
この名言が飛び出したマスターと沼田さんの対談企画は、ぜひオズマガジンの鎌倉特集でお楽しみください!
cafe vivement dimanche
カフェ・ヴィヴモン ディモンシュ
TEL.0467-23-9952
住所/神奈川県鎌倉市小町2-1-5
営業時間/8:00~19:00(18:00LO)
定休日/水・木
席数/32
アクセス/鎌倉駅より徒歩5分
今回は、アクセスしやすい鎌倉駅周辺のカフェをご紹介しましたが、鎌倉にはこのほかにもたくさんのカフェがあります。
オーシャンビューや、お寺に併設された甘味処など、地の利を生かしたさまざまなバリエーションのカフェタイムが過ごせるのは鎌倉ならでは。
ぜひ、自分だけのお気に入りの1軒を見つけてみてください。いいカフェで、いい1日を。
もっと鎌倉を知りたいなら、こちらをチェック!
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こちらで紹介したカフェ以外にも、いちばん旬な鎌倉情報をまとめたオズマガジン「鎌倉さんぽ」が発売。人気の小町通りや長谷エリア、江ノ電沿線のほか、ローカルな御成通りや大町・材木座まで完全ガイド。そのほか、全107店舗を収録した人気店カタログがBOOK IN BOOK付録になってついてきます。鎌倉で、どうぞいい1日を。
【特集】カモン、新時代。ゴールデンウィーク2019
暦通り休めれば、2019年のゴールデンウィークは10連休。平成から新しい元号に変わる大きな節目のタイミングだからこそ、少しだけ時間を有意義に使って、“自分を高める時間”を過ごしてみてはいかがですか? 最大3日間で実現できる体験をはじめ、編集部注目のイベントやシーン別の過ごし方ガイド、話題のBBQやグルメ情報など、新しい時代が楽しみになるゴールデンウィークの過ごし方を一挙ご紹介します。
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PHOTO/JUNICHI HIRAISHI、KAZUHITO MIURA、AYA MORIMOTO
※オズマガジン2019年5月号「鎌倉」特集の記事転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください