昨年の完売御礼特集を、今年はアップデート
こんばんは、オズマガジン編集部のクリヤマです。
また新たな1年が始まりました。みなさま年末年始はゆっくり過ごせましたでしょうか。今年も毎月12日発売の雑誌オズマガジン、それからこちらのよりみちじかんともに、どうぞよろしくおねがいいたします。
わたしたち編集部も年末年始はお休みをいただき、各々リフレッシュして戻ってきました。ちなみにわたしはというと、実家に帰りひたすら黙々とおいしいごはんを食べ、読みたかった本を読んだりさんぽにいったりと、思う存分ぐうたらした日々を満喫しました。おかげでなんだか、からだがもっちりしています。(笑)
と、そんなわたしのように、ちょっと最近もっちりしちゃった~なんて方にもおすすめな(笑)今月の特集が、今日1月12日に発売になりました。昨年も大好評をいただいた「ひとり東京さんぽ」特集。読むとてくてく、ぶらぶら歩きたくなる1冊です。
予定のない週末に気ままに出かけていただきたい、さんぽが楽しい東京の町をギュギュっと13エリアご紹介している誌面。今日はその見どころを、ダイジェスト版でお届けします。
いま、じわじわ盛り上がっている世田谷線沿線へ
昨年も同じ時期に発売したこの特集。使い勝手としては、ぽっかり急に予定の空いた週末や、遅く起きた日の午後など、ひとりでなんとなく「どっかいきたいな~」と思ったときに思い出してもらえたらと思っています。
ターミナル駅周辺や、話題で持ちきりの人気エリアのように人がたくさんいるわけでもなく、とはいえ全然人のいない寂しい町でもない、おひとりでもちょうどよくなじめて心地のいい町を、実際に編集部がてくてく歩いて見つけてきました。
今回巻頭でご紹介するのは、世田谷線沿線。このところ小さなカフェやおやつ屋さんなど、よりみちにもってこいなお店が増加中の松陰神社前をはじめ、山下や上町など周囲の駅にも素敵なお店が続々と登場しています。
表紙の写真を撮影したのも、上町にできたとってもかわいらしい焼き菓子のお店「トロッコ」。地元民に交じって絶品マフィンにかじりつけば、「はわ~。おいしい~」なんてひとりごちてしまいそうです。
この世田谷線、それぞれの駅間は歩いても5~10分ほど。電車に乗ったり歩いたり、気ままに楽しめるのも嬉しいところです。誌面では実際に持って歩いていただけるサイズで作った詳細マップ(編集部のよりみちメモ入り!)とともに、ひとりでもほっとできるカフェやごはん屋さんなど、1日過ごせる情報をぎゅっとご紹介しています。
にぎやかな吉祥寺も公園側はひとりさんぽにもってこい
たくさんのお店がひしめき、わいわいとにぎやかなイメージもある吉祥寺エリア。いつどんなシーンで訪れても楽しいのですが、おひとりの場合はぜひ、公園が広がる南側にお出かけいただきたいです。
注目はモデルのKanocoさんの撮影でもお邪魔した「book obscura」。写真集専門の古書店ですが、写真にまったく詳しくない人もきっとわくわく心躍る出会いが待っています。店内では毎回、写真展をはじめとする展示も行われていたり、展示を味覚で味わえるコーヒーがいただけたりと、さんぽ中の休憩にもうってつけ。
そのほか、吉祥寺から三鷹方面へと公園を抜けるおさんぽコース中に暖をとれる、あったかドリンク入手スポットなど、よりみちを手助けする情報が満載です。
美食に舌鼓。ちょっとオトナな恵比寿~広尾
美食の町で知られるこのエリア。駅間は歩いて20分ほどですが、途中に立ち寄りたいお店がたくさんあってまっすぐ通り過ぎるのは困難です。
注目すべきは、恵比寿に増加中の本格サンドイッチ店。写真映えするコッペパンが並ぶ「えびすぱん。」や、2種類のサンドイッチがセットになっていてひとりでもよくばり気分で楽しめるサンドイッチ店「nicowich」など、食べる分と持ち帰る分と・・・なんて楽しみ方もおすすめです。
見ているだけでもお腹が空いてくる誌面で、次の週末の計画を立ててみてはいかがでしょう。恵比寿界隈、夜のおいしいお酒のお店も勢揃いでお届けしています。
そのほか、こんなエリアをご紹介します!
誌面では、そのほかひとりさんぽが楽しいエリアとして「渋谷~代々木上原」、「浅草~蔵前」、「門前仲町~清澄白河」、「神楽坂~早稲田」、「初台~参宮橋」、「駒込~巣鴨」、「神保町~御茶ノ水」、「戸越銀座~戸越公園」、「北千住~千住大橋」、「北品川~天王洲アイル」(長っ!)と、全部で13の町をご紹介。
どこのページもスタートとゴールの駅が異なるので、歩く間に見える景色も常に新鮮で楽しいコース。行ったことのない駅に降りてみる、きっかけになれたら嬉しいです。
誌面でご紹介するモデルコースに沿って出かけるもよし、はたまた掲載店から好みに合わせてセレクト&組みかえて出かけるも、またよし。保存版で何度でも楽しんでいただける情報満載に仕上げました。
後半も盛りだくさん。ひとり映画はいかが?
と、ここまで本の前半だけでも、13エリア160スポット以上ご紹介していますが、まだまだ後半も充実の内容です。ひとりで映画ってニガテ・・・なんてお感じの方も多いかと思いますが、実際映画好きに聞いてみると、ひとりのほうが集中できる、とか、ひとりこそ映画だ!なんて意見も多数。
そこで今回は、ぜひ訪れてみていただきたい最近登場した個性的な映画館から、ひとりにおすすめの(ひとりのお客さんも圧倒的に多い)しっぽり映画館まで、ひとり映画好きもデビューしたい方にもおすすめの気鋭の映画館をガイド。お台場にできた「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」なんて、3面の大スクリーンの迫力に、まばたきをするのも忘れてしまいそうです。
また何を見るかというお悩みにもお答えするべく、最新作を映画ライターさんと新編集長の井上が誌面でクロスレビュー。ひとりだということをすっかり忘れてしまうほど、夢中になれる作品ばかりが揃っているので、安心しておでかけください。
そのほか、ひとり映画って案外いいかもなんて思える、ひとり映画の先輩たちのコメント&アドバイスも読み応え抜群。この冬ひとり映画デビューの背中を押す、楽しい企画ができました。
クリヤマの編集後記的つぶやき
えいっと踏み出してみると案外、気ままで楽しいひとりさんぽ。
出かけるときは少しソワソワすることもありますが、経験上だいたい30分で調子が出てきます。(笑)
その日行きたい場所を3つくらい決めておけば、その道すがら、よりみちしたいお店が見つかったり、のぞいてみたい路地があったり、かわいいネコちゃんに出会って写真を撮ってみたり・・・と、町中に出会いはたくさん待っているはずです。
(それでもやっぱりちょっと寂しい・・・なんて方は、お持ちのスマートフォンでこの「よりみちじかん」のページに遊びに来てみてください。いい暇つぶしになれるかもしれません)。
おさんぽスイッチが入って、夢中になって歩いていたら、ひと駅ふた駅なんてあっという間なのが東京の素敵なところ。次の駅や違う路線の駅など、来た道とは違うコースでひょいっと帰ってみるのもおもしろいです。
そんなわけで今月も。ぜひ一緒におさんぽへ出かけましょう。きっとおいしいおやつにごはん、素敵な笑顔、おもしろい本や映画・・・とたくさんの出会いが待っています。予定がなかった1日が「あ~楽しかった!」となるような、よりみち案内帳になれたらうれしいです。
また来週からもちょこちょこと、編集部員がここでぽつぽつおしゃべりをしていますので、暇つぶしに遊びに来てみてくださいね。コメントもいつも楽しみにしています。
それではまた明日も、どうぞいい1日を。
OZmagazine2月号「ひとり東京さんぽ」特集
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