「銀座の歩き方」特集のサイドストーリーその3
このページでは毎号のオズマガジン制作の編集後記のような、こぼれ話のような、誌面に載せきれなかったサイドストーリーを編集部員が少しずつご紹介しています。今回は、タキセがお届けします。
更新日:2017/09/27
毎日でも通い詰めたい銀座ロフト
今回、私の担当した特集のひとつが「銀座ロフト」のページ。今年の6月にオープンした銀座ロフトは、30日間毎日通っても新しい発見があるほど楽しいんです! なんとかその楽しさをダイレクトに伝えたくて、30日分=30個、いちおしポイントをカウントアップすることにしました。
銀座ロフトは編集部から歩いて10分とかからない場所にあるので、実際にほとんど毎日通って「発見」していきました。何度通ってもいちばんテンションが上がるのが、「ペンシルバー」。世界中から集めた300種類約5000本の鉛筆がずらりと並ぶコーナーです。圧巻、のひとこと。
個人的にはロンドン発の「i am a」というブランドの鉛筆がヒット。赤いボディは「MAGURO」、黄色は「TAMAGOYAKI」と書かれたスシシリーズなど、小ネタがきいたアイテムばかりなんです。書き心地のなめらかさも抜群で、私はすっかりファンになり、今回の編集作業もMAGURO鉛筆を使って行いました。
いつもと違うツールを使うと、いつもと違う脳の部分が刺激されるのか、新しいアイデアも生まれてきますし、なんだかはかどりました(気分だけかもしれませんが、思い込みも大事ですよね)。普段はPCやスマホばかりで、鉛筆どころかペンさえもあまり触ってない・・・なんて方も多いかもしれませんが、この機会に銀座ロフトで鉛筆のよさ、見直してみませんか?
つい鉛筆のことばかり語ってしまいましたが、あと29個、誌面を参考にぜひ発見してみてください。ちなみに、10月6日まで、銀座ロフト3階で、銀座ロフトとオズマガジンのコラボコーナー「銀座よりみちマーケット」を開催していますので、こちらにもぜひお立ち寄りください。
【詳しくはこちら】
銀座のカフェのお悩みに答えます
もうひとつ、「カフェ」のページも担当しました。意外とドンピシャなカフェを見つけるのが難しいのが銀座です。老舗や超有名店こそ路面店ですが、ステキなカフェは、ビルの上のほうにあることが多くて、なかなか見つけづらいもの。逆にその隠れ家感を味わおうというのが、ニューオープンのカフェのトレンドです。
例えば8月にオープンした「amenite ginza cafe & bistro」は、知らなければ確実に通り過ぎてしまいそうな雑居ビルの5階にあります(実際、取材のときに、カメラマンさんは本当に1度通りすぎました)。ふたり入れば十分なほどに狭い、古い、心もとないエレベーターに乗り込み5階へ。
でも1歩店内に入れば、ワンダーランド! 壁面ごとに異なる柄の壁紙が彩り、ヴィンテージのテーブルやイスが似合います。本格フレンチ経験のあるシェフが繰り出す料理はクリエイティブで、季節ごとに素材を変える自家製サングリアから日本酒までドリンクのバリエーションも豊富です。
取材に訪れたのは、オープン数日前。内装は最終の仕上げ中で、オーナーみずから壁紙を貼っていらっしゃいました。いいアイデアを思いついたら、スタッフさんがDIYでインテリアに手を加えるのだそうです。そういえばつい先日、お客さんとして訪れた際も、壁の棚の雑貨が取材時から一新されていました。いつ行っても変化があって、リピートしたくなっちゃいますね。
また、個性とは無縁に思えるチェーン店も、銀座はひと味違います。銀座に9店舗もあるスターバックス コーヒーは、実はどれも個性的。特に日本1号店でもある「銀座松屋通り店」は8月にリニューアルオープンしたばかり。シアトルの本店にならって、木製の手動扉に変えたり、壮大な壁画が新たに誕生したりと、ここならではのキャラが光ります。スタバを使い分けることも、銀座カフェマスターへの近道です。
特集では、隠れ家からスタバ、定番の老舗まで、幅広くカフェを紹介しています。
銀座特集はこのほかにもたくさんのおいしい&楽しい&使える記事がいっぱいですので、ぜひ銀座さんぽの参考になさってください。
それでは、銀座でいい1日を。
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