和菓子好きにはたまならい「あんこ博覧会(あんぱく)」が、日本橋三越本店で2018年9月26日(水)~10月1日(月)に開催される。どこか懐かしいけど、新しい“あんこ”の素晴らしさを再発見してもらいたい、と昨年に続き2回目となる。前回よりもパワーアップしたあんぱくの気になるスイーツをピックアップしてご紹介。
あんこファンの夢をかなえる!
全国の和菓子が集結
「今年は、“とどけ!あんこ”をコンセプトに、全国のあんこ和菓子を集めました。あんこのおいしさをもっと知ってもらいたい!世界に届けたい!という想いから、昨年の2倍にもなる全39店舗100種以上が揃います」と、熱いあんこ愛を語ってくれたのは、本イベントを企画する日本橋三越本店の和菓子バイヤー大串さん。会場は、テーマパークのように3つのゾーンに分かれて展開されるそう。
伝統の老舗店が競演!
約10種のあんこプレートも
まずは「トラディショナル」ゾーン。老舗の名店である、とやらのトラヤカフェからは「あんペースト」、「たねや」は初の実演販売として「どらソフト」が登場する。とらやとたねやが一同に並ぶだけで和菓子ファンにはたまらない。
ここで注目したいのが、あんこ一筋「匠あんこ堂」のあんこプレート。「アイスクリーム屋さんのように、いろんなフレーバーあんこを楽しんでもらいたい!」という、大串さんの想いから実現したそう。丹波大納言粒あん、北海道産大納言粒あん、低糖質のこしあん・粒あんなど約10種類のあんこがずらりと並び、お好きなあんこをシングル=1玉、ダブル=2玉、トリプル3玉と選び、寒天とマンゴー、白玉、バニラアイスのトッピングをすることも可能。
好奇心がかきたてられる!
新感覚&コラボ和菓子がずらり
続いて「ファンタジー」ゾーンは、新感覚やコラボレーションの和菓子スイーツが並ぶ。たとえば、「山田屋まんじゅう」からは、名水しるこをフラッペ上にした新感覚ドリンクが登場。シャリッとした凍ったおしるこにホイップクリームがかけられ、いよかんのシロップ漬けと柑橘ジャムの爽やかな甘さがとどく。
8種類の餡玉にそれぞれに合うゼリーを合わせ、つややかな寒天をかけた「甘(かん)ざし」も見逃せない。チョコミントやバジルなど斬新な食材の組み合わせと、かわいい見た目は、好奇心がかきたてられ、つい色々と並べたくなってしまう。
成田ゆめ牧場は、今回のためにあんこアイス屋として初出店。味は、チーズオレンジ、ミルクいちご、ココナッツ抹茶の3つ。「通常、あんこを凍らせるとカチカチになってしまうのですが、特別なあんこを開発してもらいました。ジェラートの溶けるスピードに合わせて、あんこも溶けるように研究していただき実現しました!」(同)。
お煎餅やイタリアンとあんこが出会う!
未知なるおいしさを求める探究心がここに
最後は「アドベンチャー」ゾーン。香川県は「志ま秀」より、えび煎餅にあんこをブレンドしたチーズクリームをサンドした商品が限定登場する。チーズとあんこの風味に、お煎餅の塩味と黒糖の甘みが重なる、初めてのハーモニーを召し上がれ。
イタリアンレストランの「ビゴーテ」では、白玉ではなくニョッキを使ったグラタン風のぜんぜいや、ナポリ名物のカルツォーネのあんこバージョンが。まさに未知なるあんこのおいしさを求めた冒険を楽しめる。
会場内にはその場でしか食べられないイートインあんこはもちろん、お土産にしたいアイテムもずらり勢ぞろい。普段なかなか見ることができない和菓子職人の技術を披露するコーナーも登場するそう。さらに9月29日(土)には会場を飛び出して、日本橋クルーズとのコラボレーション企画「あんこクルーズ」も実施。乗船しながら、あんこと東京の景色を堪能できるスペシャルな体験も用意されている(14:30~16:00~各回定員30名、1人4320円)。気になる方は、公式HPをチェックしてみて。
イベントDATA
- イベント名
- あんこ博覧会/日本橋三越本店
- 開催場所
- 東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 本館7F 催物会場
- 開催日程
- 2018/9/26(水)~10/1(月)
- 開催時間
- 10:00~19:00 ※10/1(月)の最終日は、~18:00
イートインは10:30~19:00(※ラストオーダーは各日閉場30分前)
- アクセス
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」より徒歩1分、東京メトロ東西線「日本橋駅」C1出口より徒歩5分、都営浅草線「日本橋駅」より徒歩5分、JR「新日本橋駅」より徒歩7分、JR「東京駅」日本橋口より徒歩10分
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