マネー特集TOPへ

【スマホでもっとスマートライフ入門】スマホ消費電力を抑える方法&バッテリーを長持ちさせる方法

更新日:2021/06/27

スマホのバッテリー残量が少なくてドキドキしながら帰宅すること、誰もが経験あるのでは? どうしたらバッテリーを長持ちさせられるのか、充電のコツとともにITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザーの鈴木朋子さんに聞きました。

まずはバッテリーの状態をチェック
iPhoneの例:設定>バッテリー>バッテリーの状態

まずはバッテリーの状態をチェック

買ったばかりの頃は気にならなかったのに、使い続けるにつれてバッテリーの持ちが悪くなってきたと感じることがあるはず。そんな時はまずは現状をチェックしてみて。

「スマホに使われているリチウムイオン電池は、使用しているうちに劣化してしまいます。おかしいなと思ったら、スマホの設定で劣化状態をチェックしてみてください。
iPhoneなら、『設定』の『バッテリー』を見ると、『バッテリーの状態』という項目があります。『最大容量」が新品と比較した場合の容量です。バッテリーが劣化している場合、『バッテリーの状態』画面に警告のメッセージが表示されます。
Androidの場合は機種によりますが、『設定』の『電池』に『電池の性能』という項目があります」(鈴木さん)

あまりに劣化が進んでいるようだったら、修理に出すか新品の購入を検討してみては。

バッテリーを減らす使い方、減らさない使い方
iPhoneの例:設定>バッテリーの画面で「低電力モード」に切り替えられる

バッテリーを減らす使い方、減らさない使い方

バッテリーの持ちを少しでも長くするにはどうしたらいい? 使い方のコツは?

「バッテリーの減りを抑えるために、心がけておくと良いポイントがあります。まず、負荷の高いアプリの利用を控えること。グラフィックの凝ったゲームアプリなど、使用中にスマホが熱を持つアプリはバッテリーを消耗します」(鈴木さん)

また、画面を明るくするように設定していたり、電波の状態が悪い場所に長時間いたりすることも影響するそう。

「スマホには低電力モードなど、バッテリーを長く持たせることを優先する機能が備わっています。メールの取得が手動になるなど、多少不便なこともありますが、バッテリー残量が少ないときに便利な機能です」(鈴木さん)

充電するチャンスが少ない日は、あらかじめ「低電力モード」にしておく方法もあり。

バッテリーを長持ちさせる充電方法は?

バッテリーを長持ちさせる充電方法は?

1日に何度もするスマホの充電。バッテリーの劣化を防ぐ充電方法もあるとか。

「バッテリーの充電状態は、20~80%に保つことがもっとも良いとされています。必要以上に何度も充電して100%にしていたり、使い切って0%にしたりすることは、バッテリーに負荷がかかります。モバイルバッテリーを持ち歩くなどして、0%にならないようにしましょう」(鈴木さん)

また、スマホを使いながら充電する、気温が高い場所で充電するといったことも、バッテリーの寿命を短くするそう。

「何度もケーブルを抜き差しして充電することで、端子が壊れてしまう人もいます。ワイヤレス充電器を併用するのもおすすめです」(鈴木さん)

バッテリーが劣化しないように賢く充電して。

教えてくれた人

鈴木朋子さん

ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー。システムエンジニアを経てフリーライターに。SNS、スマホ、パソコン、Webサービスなど、初心者向けのわかりやすい解説に定評があり、テレビや雑誌など各メディアで活躍中。また、2人の娘の子育て経験を生かして「スマホ安全アドバイザー」としても活動。

【マネー特集】働く女性のお金のハナシ

【マネー特集】働く女性のお金のハナシ

先行き不透明な時代、多様化するライフスタイル。お金に関して、漠然とした不安は感じるけれど、分からないことだらけ。みんなどうしてるの? 気になるけれど、聞きづらい。情報も多すぎて、どれが私に合っている話なのか、見分けもつかない。そこでOZmallが女性たちに、これから先も“私らしく”過ごしていくために必要なお金の新常識を提案します。

※記事は2021年6月27日(日)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります