【FP監修】どんなエリアや街が人気?ローンは?不動産・住まいに関して専門家がわかりやすく解説

【FP監修】どんなエリアや街が人気?ローンは?不動産・住まいに関して専門家がわかりやすく解説

人生のなかで最も大きな買い物のひとつであるマイホーム。戸建てorマンション、中古or新築、さらにエリアや価格も含め、たくさんの選択肢の中から、本当に自分に合った不動産・住まいを、どうやって選んだらよいの? 人気のエリアや街から、資産価値の高い物件の選び方、住宅ローンの組み方や控除まで、住まいやお金の専門家がわかりやすく解説します。

更新日:2021/01/05

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おひとりさまでも購入できる?

独身でも非正規社員でも、定期的に収入を得ていればローンを組むことは可能。
また途中で結婚した場合でも、1LDKくらいの広さがあればそのまま一緒に住み続け、子どもができたらそのときに買い替えを考えることもできる。そのころになればローンも減っていて、買い替えが可能になることも多い。
ローンがまだたくさん残っている場合には、人に貸して家賃を返済にあて、自分たちはパートナー名義での物件購入や、賃貸に住むというケースも多いそう。ライフステージにあわせてさまざまな対応は可能なので、不動産ショップの人もそのときに合った方法をいろいろ提示してくれるはず。

新築と中古、どっちがおすすめ?

一般的には新築の価値が高いといわれますが、駅から遠い新築より、駅から近い中古マンションのほうが価値が高いこともある。また、中古でも人気の駅にあると地価が下がらないので資産価値もキープできる、というようなケースも。中古か新築かで絞ってしまうよりも、住みたい街にあるか、街の雰囲気や通勤の便、駅からの近さなどの条件と並べて、欲しい物件を考えるのがおすすめ。

また、中古の場合、傷み方は売主の家の使い方にもよるので、しっかり家の中を見てリフォーム費用を考える必要がある。マンションでは修繕のための積立をしているので、過去の修繕履歴や今後の修繕計画をチェックすることが大切。

不動産・住まいに関するお金の話

実際に住宅ローンを組んだらどうなる?

初期費用は、不動産の価格とは別にかかる費用で、仲介手数料や登記費用、ローン事務手数料などもろもろの費用。だいたい物件価格の7%ほどかかる。4000万円の物件なら、250~300万円ほど用意しておいて。それを別として、4000万円を35年ローンで借入した場合、返済が毎月10万7000円プラス管理費等が2万5000円ほど。あわせて、毎月13万円ほどの支払いとなる。

おひとりさまで3000万円のマンションを購入するなら、初期費用は200万円ほど。同じく35年ローンなら、返済が毎月7万9500円プラス管理費等が2万円ほど。毎月10万円ほどの支払いに。

家賃で支払っている額とそう大差ない場合も多く、「家賃がもったいないと思うようになった」という理由で不動産購入に踏み切った人が多いことにも、納得がいく結果に。

最大50万円が受け取れる!すまい給付金

すまい給付金は、住宅を買う人が利用できる給付金の制度。収入が一定以下の人が、床面積が50㎡以上ある家を自宅として購入して、令和3年12月までに引き渡しと入居が完了した場合が対象に。

給付額は最大で50万円ですが、所得や扶養家族の人数、対象となる住まいの持ち分などによっても異なる。自分の給付額が気になる方は、専用サイトでシミュレーションができるので確認してみて。なお、住宅ローンを利用して住宅を購入した場合には、すまい給付金と合わせて『住宅ローン控除』も受けられる。

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※記事は2021年1月5日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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