出品は50万件以上!多種多様なスキルを売り買いできる「ココナラ」
ココナラは知識・スキル・経験など、“得意なこと”を売り買いできるスキルマーケット。デザインやイラスト、WEB制作など「制作系」やビジネス・マーケティングなどの「サポート・代行系」、美容・ファッション、キャリア相談などの「相談系」と、幅広いジャンルのサービスが50万件以上出品されている。なかでも人気が高いのは「制作系」。ココナラのサービスは、個人から法人まで幅広く利用可能で、新規事業や販促活動のために、パンフレットやホームページの制作、動画制作を依頼したり、業務効率化のためにエクセルの自動集計やパワポの資料作成などを依頼することも多いのだとか。
取引はすべてオンラインで完結。出品者のページでは、購入者からの評価(レビュー)やポートフォリオ(作品例)、経歴、返信速度などが可視化されているほか、またお金はココナラが仲介しているので、オンラインでも安心して取引することができる。
ココナラでスキルを“シェア”する上で大切なのは、オンラインだからこそ誠意をもって対応すること。
「どんな取引でも共通することだと思いますが、楽しみつつもルールを守り、お互い尊敬の気持ちを持ちながらやり取りするのがポイントです。購入者は自分が期待する価格、コミュニケーションや成果物、納期などのイメージを明確に持てるよう、依頼前にほしいものに関するサービスをじっくり比較検討し、絞り込むことが重要です」とココナラCEO室PRマネージャーの柳澤芙美さん。
また、自分にとって苦手なスキルをシェアしてもらうことで、より得意分野に集中して取り組み、成果につながる可能性も。例えば「プレゼン資料を作るのが苦手、営業は得意」な場合、プレゼン資料作成のサービスを購入することで、そこに使っていた時間と労力を自分の得意な営業に使うことができる。
「苦手を克服するのは時間もストレスもかかる一方、得意なことを発揮すれば、パフォーマンス高く生き生き活躍できる、まさに多様性を生かし合う社会の仕組みだと思います。
なにか詳しい分野があったり、気がつくと夢中でやっているなにかがあれば、それはあなたの得意なこと。得意なことが見つかれば、売り手としてサービスを提供する第一歩です」
得意なことをシェアし合うことは、見えない相手と助け合うこと。そんな視点でココナラを活用してみては。
事前レンタルで、絶対に失敗しない買い物をサポートする「アリススタイル」
話題の最新家電やスマホなど、個人間と企業・個人間でモノの“貸し借り”ができるアプリ「アリススタイル」。「買う前にちょっとだけ使ってみたい」「必要な時だけ使いたい」というユーザーは、「買ったけどあまり使ってない家電がある」「たまに使うから手放したくない」というユーザーが出品したモノをレンタルすることができる。実際に使ってみて気に入った商品は購入することもできるので、衝動買いで失敗することはなくなるはず。
サービス開始以来人気が高いのは、美容家電やキッチン家電のジャンル。高額商品が増えているドライヤーやお掃除ロボットは特に人気が高いそう。購入前に試すことで、自分が必要としている機能を十分に備えているかや、サイズ、重量、騒音などが確認できるのもメリット。
「顔が見えない相手に貸すのはちょっと心配・・・」という人のために、アリススタイルが導入しているのが、「きれいさ」「やさしさ」「対応の早さ」といった独自のスコア。貸し手は、借り手のスコアを確認した上で、モノを貸すかどうか判断できるという。メッセージのやりとりや発送連絡などサービス内で完結し、匿名配送が利用できる点も人気を集めている理由のひとつ。
「出品される商品には物損等の保険を適用していますので、万が一、貸し借りの最中に破損してしまった場合も、保険適用商品であれば負担なくサービスをご利用いただけます」と代表取締役の村本理恵子さん。これから「貸し手」として参入するなら、やはり人気の美容・キッチン家電がおすすめとのこと。
「シェアしてみると、自分だったら絶対に買わないモノと出会えたり、『私ってこういうモノが好きだったんだ』と新しい自分も発見できます。また、人のモノだからこそ大切に扱う。相手のことを思いやる気持ちもアリススタイルと一緒に広がってほしいなと思います」
無駄遣いを防いだり、持たない暮らしの第一歩にもなるアリススタイルのシェア。モノをシェアすることで、自分にとって本当に必要なモノはなにか、見直すきっかけにもなりそう。
【特集】新・ライフスタイルのお金と暮らし
私たちの生活や考え方が大きく変化した近年。自分にとって本当に大切なことや無駄だったことが見えてきた時期でもあったはず。2022年、新しい年を迎えるのをきっかけに、始めたいこと、逆にやめたいことを明確にしてみませんか? お金について本気で向き合ったり、住まいの環境を考えたり、サステナブルな生活を目指してみる、そんな“私らしい”ライフスタイルをスタートするなら今!
WRITING/ATSUKO HABU