ポイントはなるべく集約して貯める&利用するのが原則
日々のお買い物で貯まっているポイント、もっと節約に活かしたいという人も多いはず。まずはあちこちに貯めているポイントを、なるべく集約させることが大切。
「例えばドラッグストアやコンビニエンスストアで買い物をしたいとき、とりあえず最寄りの店に行ってしまうかもしれませんが、それではもったいない。メインのポイントサービスを決めて、対応している店に出向いて買い物することで、ポイントを効率よく貯めることができます」と、鈴木さん。
どのポイントサービスを選ぶかは、普段の生活で自然に貯まりやすいものを選ぶといいとのこと。
ポイントアプリは生活の中で貯まりやすいものをチョイス
「迷ったときは、楽天ポイント、dポイント、Tポイントの3大ポイントサービスの中から選びましょう。楽天ポイントは、楽天市場などの楽天グループでよく買い物をする人に向いています。dポイントはドコモ回線やdアカウントをよく使っている人におすすめです。Tポイントはソフトバンク回線やYahoo!ショッピングをよく使う人向きですね」と、鈴木さん。
「例えば、楽天ポイントカードアプリは、楽天ポイントを貯めたり、1ポイント1円相当として支払いしたりできるアプリです。楽天ポイントが貯められるお店は楽天市場、楽天ブックス、楽天モバイルといった楽天グループのほかに、マクドナルド、ファミリーマート、ツルハドラッグ、UNITED ARROWS、MARUZENなどの加盟店です。加盟店舗はアプリの地図上に表示できるので、近くの店舗を探して利用すれば、『ポイ活』にもなります。開催中のお得なキャンペーンもお知らせされますよ」(鈴木さん)
ショップ系アプリはポイント以外にもお得がある
アプリでショップ専用のポイントを貯められる店もどんどん増加中。そのお店のリピーターなら、次回以降のポイントを活用してお買い物ができるうえ、店舗によっては大手ポイントサービスのポイントが貯められるサービスも。鈴木さん曰く「ショップ専用のアプリにはお得な情報がいっぱい」とのこと。
「ショップ専用のアプリには、その店で使えるクーポンやキャンペーンの情報が表示されます。例えばローソンアプリは、Pontaポイント、もしくはdポイントが貯まりますが、それだけではありません。商品とお得に交換できるお試し引換券も配信されます。さらに店舗で使えるクーポンを入手できたり、アプリ限定のボーナスキャンペーンに参加できます」(鈴木さん)
アプリが増えすぎたら、まとめられるアプリの機能を利用
ポイントアプリは便利だけれど、買い物のたびにアプリを探し出すのは大変。レジの前で大慌てすることはもうやめたい。そんな人には、ポイントカードをまとめる機能があるアプリが便利。
「例えば、LINEマイカードは、LINEアプリのマイカードにポイントカードをまとめられる機能です。Tカード、Pontaカードだけでなく、LINE Starbucks Card、無印良品、ロフトなどのポイントカードもまとめることができます。まとめられるポイントは対応しているサービスだけですが、普段の連絡にたびたび使っているLINEなら、すぐに提示できます。もしLINE Payを使っている人なら、LINEのアプリでカード提示と支払いができて、LINEポイントを貯めることも簡単ですよ」(鈴木さん)
今まで特にポイント管理をしていなかったら、アプリのインストールとともにポイントの貯め方や活用法を考えてみて。無理なく得することができるはず。
教えてくれた人
鈴木朋子さん
ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー。システムエンジニアを経てフリーライターに。SNS、スマホ、パソコン、Webサービスなど、初心者向けのわかりやすい解説に定評があり、テレビや雑誌など各メディアで活躍中。また、2人の娘の子育て経験を生かして「スマホ安全アドバイザー」としても活動。
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