伝説的なMOF(フランス最優秀職人)パティシエ、マルク・ドゥバイヨル氏が1983年に創設したベルギーの高級パティスリー「DEBAILLEUL(ドゥバイヨル)」の丸の内オアゾ店が、オープンから15年目を迎えて店舗デザインを一新し、リニューアル。新たなメニューとして2タイプのベルギーワッフルが登場した。ベルギーの旗艦店「グラン・プラス店」の雰囲気を伝える新しい店舗で、本場の味わいを楽しんで。
濃厚なチョコレートソースで味わうブリュッセル風ワッフル
日本では、ひと口に「ベルギーワッフル」と呼ばれるけれど、実は「ブリュッセル風」と「リエージュ風」の2タイプがあると知っていた?
ベルギー、ブリュッセルにある世界遺産「グラン・プラス」。“世界で最も美しい広場”と呼ばれるその場所に店舗を構える、ドゥバイヨルの「グラン・プラス店」で人気の看板メニュー「ブリュッセル風ワッフル」(1485円、ドリンク付き)が丸ノ内オアゾ店に登場した。
大き目の長方形とふわふわの軽い食感が特長のワッフルの上には、ベルギーのアトリエから直輸入しているグラスヴァニーユをオン。ミルクのコクが濃厚ながら、さっぱりとした味わいで、ワッフルとの相性も抜群。
さらに、生クリームやドゥバイヨルならではの濃厚な味わいのチョコレートソースをディップして、優雅なティータイムを満喫したい。
丸の内散策のお供にはリエージュ風ワッフルを
もうひとつの「リエージュ風ワッフル」は、丸の内オアゾ店限定メニューとしてテイクアウトで提供する。こちらは、フランス直輸入のクロワッサン生地を使っていて、サクッとした食感とともに、芳醇な発酵バターの香りが広がるリッチな味わいが特長。
フレーバーはプレーン(261円)のほか、チョコレート、フランボワーズ、キャラメル(321円)の4種類。しっかりとした生地で食べ応えもあるから、小腹がすいた時におすすめ。
本場ベルギーでは紙のトレイなどでテイクアウトするのが一般的で、街歩きしながら楽しむ人が多いという。ドゥバイヨルでは、持ちやすいスティックスタイルにして、おしゃれなパッケージで提供されるので、丸の内散策のお供にぴったり。
極上チョコレート付き!貴重な豆を使ったこだわりコーヒー
コーヒーにもこだわりがあり、コーヒー豆にはエチオピアの森林地帯で生産された貴重なシングルオリジンの“ラバッツァ カファ”を採用している。
こちらは希少価値の高いコーヒーで、ハチミツのようなコクのある後味と熟したチェリーのような風味が特徴。店内のカフェでは731円でドゥバイヨルのチョコレート付きで提供されるので、さらにスペシャル感が味わえそう。カフェタイムはもちろん、ディナーのあとの夜お茶&デセール(デザート)を味わう場としても活用してみては。
テイクアウトでは、ショートサイズ391円とトールサイズ441円で提供される。限定ワッフルとともに、おしゃれな街歩きを楽しもう。
丸の内限定のガトーも。本場の雰囲気の中で自慢のメニューを堪能して
このほか丸の内オアゾ店では、ここだけの限定メニューとして、ベルギー本国の味わいを忠実に再現したオリジナルの3種と、ベルギー伝統のレシピにフランス産発酵バター「エシレ」を使い、芳醇な味わいに仕上げた2種、計5種類のガトーや、人気の「アヴァランシュ」、「パルフェ ショコラ」などがいただける。
今回のリニューアルによって、これまでのシックなイメージから、鮮やかな色合いとフェミニンな曲線で演出し、優雅で遊び心のある世界観を五感で楽しめるようになったドゥバイヨル丸ノ内オアゾ店。「ブルーグリーン、イエロー、オレンジのカラフルなソファやスツール、壁面いっぱいに施された上品なパステルピンクのディスプレイ棚、柱にかけられたタペストリーなどは、本国のデザインを再現しています」と、広報担当者さん。
美しい「グラン・プラス店」を踏襲しつつ、丸の内らしいエッセンスを加えた優雅な雰囲気の中で、素材にこだわり、丁寧に作り上げた極上の味わいを心ゆくまで堪能しよう。
DATA
- スポット名
- ドゥバイヨル 丸の内オアゾ店
- 電話番号
- 0352243565 0352243565
- 住所
- 東京都千代田区丸の内 1-6-4 オアゾ ショップ&レストラン1F Map
- 営業時間
- 9:00~22:00(L.O.21:30)
- 交通アクセス
- JR「東京駅」丸の内北口地下通路より徒歩1分、丸ノ内線「東京駅」直結、東西線「大手町駅」直結
- ホームページ
- ドゥバイヨル 公式ホームページ
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)