1922年(大正11年)“世界に誇れる、人々が集う社交場”として、皇居の前に開場した東京會舘。2015年から始めた建て替え工事が完了し、2019年1月8日(火)にグランドオープンが決定。丸の内エリアの各駅から地下コンコースで直結する抜群のアクセスに加え、レストラン・バンケット・ウェディングを備えた複合施設として新たに生まれ変わる。伝統を守りながら、新しい挑戦を続ける新生東京會舘の再出発が待ち遠しい!
伝統の味やおもてなしの心はそのままに。新しくて伝統的な場所へ
今回のグランドオープンに際して、レストランとショップは初代・二代目本舘から続く6店舗のほかに、新しく2店舗を加えた8店舗が揃う。
また、丸の内地区では最大級のスケールで国際規模の会議などもできるバンケット会場や、伝統を重んじながらも新しいスタイル提案のできるウエディングなど、施設もさらに充実。
内部には、約100年もの間、東京會舘の様々な歴史を見守ってきたチェコ製の大シャンデリアや、一度も止まることなく時を刻み続けている大時計など歴史あるインテリアも多いので、クラシックな雰囲気の写真を撮るのもオススメ。もちろん、目の前に広がる皇居をバックにしたフォトも、このロケーションならでは。
メインダイニング「プルニエ」では、新シェフの現代フランス料理が楽しめる
世代を超えて愛され続けるフレンチ レストラン「RESTAURANT PRUNIER(レストラン プルニエ)」(2階)は、東京會舘を代表するメインダイニング。
新しいプルニエでは、フランスの三ツ星レストランで本場の味を学んできた新シェフ・松本浩之を招き、伝統的な料理に新しいエッセンスを加えた現代的なフランス料理を提供する。
例えば、創業当時から大切に受け継がれてきた「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」は、当時の料理長・田中徳三郎氏がパリから持ち帰った伝統のメニュー。新シェフが現代の嗜好に合わせて、アレンジを加えた「ニュークラシック」な味わいが楽しめる。
こちらはディナーコースの1品だけど、アラカルト(6156円・サ別)でもいただけ、ランチでもオーダー可能。 特別なデートやパリの雰囲気を味わいたい時に、チェックしておきたい。
グリル料理の豊富な「ロッシニ」が守る、伝統の逸品・人気のローストビーフも
西洋料理「Roast Beef & Grill ROSSINI(ローストビーフ&グリル ロッシニ)」は、“ローストビーフ”で知られるグリルレストラン。
「東京會舘のローストビーフ」は、丁寧な下処理をした肉を絶妙な焼き加減で仕上げ、さらに寝かせる「おもてなし」の心が詰まった逸品。提供する時は、1週間煮込んで肉の旨味だけを閉じ込めたグレービーソースを添え、目の前でカットするのが東京會舘流とか。こちらは、ランチコース、ディナーコース、アラカルト昼・夜(3564円~・サ別)と、全ての時間帯でいただける。
また、ディナーコースAで提供される「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」は、東京會舘のトラディショナルなスタイル。プルニエの洗練されたアレンジも素敵だけど、伝統の味を楽しみたい時はこちらへ。どちらも共に白ワインで蒸しているので、食べ比べてみるのも面白いかも。
皇居を望むカフェ空間で午後のお茶会!カジュアルに1日中利用できるテラスへ
1階の「ROSSINI TERRACE(ロッシニテラス)」は、ダイニング、ラウンジ、バーという3つの機能を持ったオールデイダイニング。「ロッシニ」伝統のカレーとローストビーフを軸に、カジュアルなメニューを気軽に楽しめる空間となっている。さらに、皇居を望めるカフェスーペースもあるそう。
人気のローストビーフを使用したサラダや サンドウィッチ、本格スイーツを思う存分楽しめる「アフタヌーンティーセット」(4104円、グラスシャンパン付き6264円、いずれもサ別)は、ご褒美ランチや女子会にもぴったり。
注目は、一つひとつ丁寧に手作りしているひと口サイズのケーキ、プティフール。その中でもフォワ・グラムースを大胆に用いたエクレアはめずらしい1品なので、チェックしてみて。
新店ではシェフの技が冴える鉄板焼きを。日本料理店ではこだわりの炭火焼きを
新業態の店舗としてオープンする鉄板焼き「TOKYO KAIKAN 會(かい)」(B1階)は、思いを込めて、東京會舘から一文字を取って名付けられたそう。いちばんの特徴は、なんと言ってもフレンチの「プルニエ」で腕を振るったシェフが鉄板焼きを担当しているところ。普通は鉄板焼きというと“和”のイメージの店が多いけれど、「會」は和のテイストでありながらも、一から手づくりするソースなどにどこか東京會舘らしさを感じる点がポイント。和とフレンチの融合を、コースで堪能できる。
「日本料理 八千代」では、囲炉裏を中心に上品な和の空間が広がる。厳選された季節の食材をじっくり焼きあげるこだわりの炭火焼きや、炊き立ての釜炊き白米などが、会席や和の膳、寿司、鍋物で味わえる。会席にも炭火で丁寧に火入れした素材が入っていて、炭火を十分に活かした日本料理が並ぶ。看板メニューの「二重橋膳」(8208円・サ別)では、さまざまな味わいが一度に楽しめるのも嬉しい。
ペストリーではパッケージなどを一新!縁起物のひょうたんスイーツも新登場
東京會舘のペストリーショップ「SWEETS & GIFTS」は、「スイーツエレガント」をテーマにパッケージデザインも一新して、新商品も追加。伝統的な「プティガトー」(クッキー5種詰め合わせ1080円~)や、発売以来約60年も愛されている「マロンシャンテリー」(980円)など、これまで愛されてきた味も新しい装いで登場する。
新アイテムとしては、古くから無病息災のお守りにも使われる縁起のいい「ひょうたん」のスイーツたちが新登場。「ひょうたんシュークリーム」(959円)などは、手土産やギフトとして大切な人に贈りたい。
伝統と格式に冒険心と遊び心を加えて、2019年に生まれ変わる東京會舘。再出発の日を迎えたら、新しい魅力を発見しに行こう。
東京會舘 新本舘のアフタヌーンティーをオープン前に試食できる「トレンド体験」に20名様をご招待
2019年1月の開業に先がけて、本記事で紹介した「ROSSINI TERRACE」のアフタヌーンティー試食ができる、OZmall読者だけのトレンド体験イベントを実施します。東京會舘 新本舘にいち早く潜入して、オープン前のスイーツを誰よりも早く味わいながら、伝統と格式に触れるひとときを過ごそう。短い時間ではあるものの、スペシャルな体験になるはず。ご応募お待ちしています!
※記事は2018年11月20日(火)時点の情報です。内容や金額については、予告なく変更になる可能性があります
施設概要
- スポット名
- 東京會舘 新本舘
- 電話番号
- 0332152111 0332152111
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3-2-1 Map
- 交通アクセス
- 東京メトロ千代田線「二重橋駅<丸の内>」、有楽町線「有楽町駅」、日比谷線「日比谷駅」B5出口より地下コンコースにて直結、JR「東京駅」6番出口より徒歩3分、「有楽町駅」国際フォーラム口より徒歩5分 ※JR「東京駅」もビル直結の地下コンコース利用可
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