Echika池袋の魅力再発見
東京メトロ副都心線・有楽町線の池袋駅直結で、近隣に通勤・通学する人にとっては“いつもの通り道”として親しまれるEchika池袋。ファッション、グルメ、リラクゼーションなどさまざまなお店が並ぶショッピングストリートは、歩きながら眺めているだけでもワクワク。そんなEchika池袋で働く皆さんに、その魅力を教えていただきました。
更新日:2018/08/28
スタッフに聞きました!Echika池袋の知られざる魅力
【TIPS01】デイリー用品がなんでも揃う!暮らしに寄り添う駅チカ空間
2009年、次世代型の駅チカ商業施設として開業したEchika池袋のコンセプトは「池袋モンパルナス」。これは、昭和初期に若手芸術家や文化人が多く集まり、活気に溢れていた池袋駅西口周辺につけられた名称でもあるという。「もともとモンパルナスはパリにある、芸術家が多く住む地区の名称なんです。そこでEchika池袋もアイアンを使った装飾や石畳など、パリのパサージュ(小径)をイメージして作られているんですよ」と教えてくれたのは、Echika池袋の店舗管理を担当する水野展裕さん。
副都心線と有楽町線を結ぶように、アルファベットの“H”の字型の敷地は6つのゾーンに分かれ、グルメやファッションをはじめ、約30店舗が軒を連ねる。「通勤、通学、お買い物など生活の導線にある場所なので、お客様のニーズを満たすと同時に、期待以上のものがお手頃な価格で買えるお店を集めました」と水野さん。ランチの定番のおにぎりやサンドイッチも、素材にこだわって作られているものだったり、プチプライスとは思えないような品質の高い服や雑貨を扱っていたり、幅広い層の“買物欲”をくすぐる店舗が多く、アパレル、リラクゼーションからコンビニ、ドラッグストアまで、いつもの通り道でなんでも揃うのが最大の魅力だ。
「通勤、通学の際にお立ち寄りいただくだけでなく、Echikaなら“ちょっといいもの”が見つかるから、行ってみよう。そんな風に思っていただける場所にしていきたいですね」。
水野さんがおすすめする、池袋の隠れ家的カフェ
東京メトロ池袋駅2b出口と直結の「Patio de METRO(パティオ・ドゥ・メトロ)」は、ほっとひと息つくのにぴったりなカフェスペース。こだわりのハンドドリップコーヒーや、本格的なカプチーノが味わえる。
「東京芸術劇場と直結という好立地でありながら人通りも少なく、ゆっくりくつろいでいただけます。お友達と観劇する際のお待ち合わせ場所としてもおすすめですよ」。
【TIPS02】ポップでカラフルなアイテムはギフトにもぴったり。暮らしを楽しくする雑貨ショップ
副都心線と有楽町線を結ぶ小径を歩いていると、カラフルな雑貨やかわいいアクセサリーに惹きつけられて、ついつい寄り道。小径に沿った細長い敷地に店舗を構える「Rainbow SPECTRUM(レインボースペクトラム)」は、世界中から集めた雑貨が所狭しと並ぶセレクトショップ。コスメやキャラクターグッズ、アクセサリーなどさまざまなジャンルのアイテムを扱い、客層も学生やOL、家族連れに外国人観光客・・・と幅広いという。
「世代を超えて人気が高いのは、キャラクターグッズ。自分用はもちろん、お土産やお子さん、お孫さんへのプレゼントとして購入される方も。文房具やハンドタオルなど、日常的に使うものも多く扱っているので、“○○を忘れた!”とか“今すぐこれが必要!”というときに来てくださる方も多いですね」とスタッフの金田望さん。
売れ筋アイテムだというアクセサリーやラゲッジタグは162円~、Tシャツ型バッグは216円~とプチプライスのものばかりだから、思わずまとめ買いしたくなるのも納得。「海外から直輸入しているアイテムに加えて、当店でしか買えないオリジナル商品も続々と増えています。私たちスタッフも雑貨が大好きなので、新商品が入荷すると、かわいい!とテンションが上がります。お店の前を通りかかる方にも、ワクワク感や小さなハッピーを感じていただけたら嬉しいですね」
使い勝手抜群のカラフルなマグは、金田さんもお気に入り
「スタッカブルマグ」(106円)シリーズは、Rainbow SPECTRUMのオリジナルでヒット商品のひとつ。アイスクリームのコーンのようなデザインは、見た目のかわいさはもちろん、手にフィットして持ちやすいことからも人気に。割れにくい樹脂素材は、ピクニックやホームパーティーにもぴったり。
「マットなタイプとクリアカラー、全11色揃えてもいいですし、お気に入りのカラーを集めても。テーブルが華やかになりますよ」。そのほか、スマートフォンを置くだけで使えるスピーカー(1296円~)や、雲型の3段ランチボックス(518円)など、日常を彩るリーズナブルな商品が多数揃う。
【TIPS03】並んででも食べたい!立喰寿司ブームの先駆け的存在
食をメインとしたゾーン“グルシュー・マルシェ”にある「立喰美登利」は、東京・梅ヶ丘に本店を構える「梅丘寿司の美登利」の唯一の立ち食い店舗。平日でも11時の開店前に行列ができ、1日を通してひっきりなしに人が訪れるという、Echika池袋のなかでも屈指の人気店だ。複数ある店舗の中でも立ち食いスタイルはこちらのみだという。
「開店当初は販売のみを行っていたのですが、限られたスペースをなんとか活かして、イートインスペースを作れないか・・・と試行錯誤してできたのが、立ち食いスタイルです。やっぱり寿司は、握りたてがいちばんおいしいですからね」と話すのは、梅丘寿司の美登利で営業部部長を務める小野寺崇元さん。この立喰美登利を立ち上げた職人のひとりでもある。
人気の理由は、なんといってもそのおいしさとリーズナブルさ。築地より仕入れるとびきりのネタが1貫54円~食べられるというからすごい。また、すべて1貫から注文でき、ひとりでも利用しやすい点も魅力的。「場所柄、移動などの合間に立ち寄って、サッとお寿司を召し上がって帰っていく・・・という方が多いので、スピーディーにうまい寿司を握れる職人が揃っています。ネタのなかでも食べてほしいのはマグロ。冷凍ものは一切使わず、最高級の本マグロかミナミマグロにこだわっています。赤身1貫54円、中トロ108円とかなりお得ですよ!」。
小野寺さんもいち押し!限定ランチセットと穴子一本握り
平日ランチ(11:00~15:00)限定の「ランチセット」は、マグロやイクラなど握り8貫にお椀もついて540円! 人気の「穴子一本握り」(432円)と合わせても1000円以下で食べられるのが嬉しい。
「このほかにも、「トロサーモンづくし」(453円)や「マグロづくし」(1058円)など、Echika池袋限定のメニューを用意しています。23時まで営業しているので、買物やお仕事の帰りに気軽に立ち寄ってくださいね」。
Data & Access
■住所
東京都豊島区西池袋3-28-14 東京メトロ副都心線池袋駅構内
■営業時間
店舗により異なる
■定休日
不定休
■アクセス
東京メトロ副都心線「池袋」駅構内
迷わずに行けるアクセス!
Echika池袋は東京メトロ副都心線の池袋駅構内。JR利用の場合は中央改札を出て西口方面へ。そのほかの路線を利用する場合も西口を目指し、副都心線方面を示す案内表示に従って進むとスムーズ。
WRITING/MINORI KASAI PHOTO/NORIKO YONEYAMA