品川駅にほど近い天王洲で、2020年11月9日(月)にオープンした水上ホテル「PETALS TOKYO(ペタルス トーキョー)」。運河に浮かぶ色とりどりの小舟のような客室は、それぞれに個性的でおしゃれ。水辺のロケーションはもちろん、エコにこだわったアメニティグッズや、ホテル周辺に散在するアートな施設など、心豊かに過ごせる環境が揃っている。水の上で過ごすひととき、非日常の空間を満喫して。
水面の花びらを思わせるような水上の客室は個性的な空間
天王洲と言えば以前は倉庫街のイメージが強かったけれど、今は数々のギャラリーなどがあるアートな街。水上ホテル「PETALS TOKYO」は、そんな天王洲の運河沿いに停泊する4隻の小舟が客室になっている。
名前の「PETALS:花びら」は、その姿がまるで水面に浮かぶ蓮の花びらみたいに見えることが由来。運河の街として発展してきたオランダ・アムステルダムの「ハウスボート」のように、それぞれが異なるデザインコンセプトを持ち、個性的でプレミアムな空間に仕上がった。
都心にありながら、街の喧騒から離れて、水辺ならではの自然の息吹きを感じることができるのも嬉しい。
開放的なモダン空間や優雅な船旅気分を満喫できる客室
客室「PETAL 1」のコンセプトはモダン&スタイリッシュ。客室の中央に配したゆとりあるベッドと、全面ガラスの開放感あふれるシャワールームが特徴。桟橋のいちばん奥にあり、目の前に開けたダイナミックなキャナルビューを堪能できる。朝の水面のきらめきと水辺の夜景など、1日を通して表情を変える運河を都会的な空間で眺めたい。
エレガント&ラグジュアリーがコンセプトの部屋「PETAL 2」は、落ち着いた色調の室内デザインで優雅な時間を過ごせそう。天気のいい日には、運河に臨む窓からカルガモの親子が見られることも。天井付近には舷窓(げんそう)と呼ばれる小さな丸窓もあるので、豪華な客船に滞在しているような船旅気分も盛り上がる。
開放的なルーフテラス付きや離れのプライベートルームも
客室「PETAL 3」は、チャーム(魅力的)&コージー(居心地のよい)空間がコンセプト。寝室とリビングが仕切られていて独立性が保てるので、滞在中も快適に過ごせる。最大の特徴は、開放的なルーフテラス。周辺に広がるキャナルビューを独り占めできる。
明るく上品な、という意味のライト&クラッシーをコンセプトにした部屋「PETAL 4」は、鮮やかな赤のヘッドボードが印象的。定員が2名のほかの客室と違って3名なので、友人同士の集まりにもおすすめ。ほかの客室から少し離れているため、プライベート感もある。大きな窓から運河を眺めながら、おしゃべりも弾むかも。
環境に配慮したアメニティと一人ひとりに合ったサービス
PETALS TOKYO 全体のコンセプトのひとつはエコ&オーガニック。どの客室も、できるだけプラスチックの使用を控えて、ドリンクはビンや紙パックのものを使い、アメニティ類は竹製のものを採用している。
また、朝食については、近隣のレストランで用意した焼き立てのパンとともにモーニングプレートを部屋まで届けるサービスも。ディナーは、希望すればスタッフが近隣のレストランのなかからコーディネートすることもできる。
環境に配慮したアメニティや、一人ひとりに合ったスタイルを叶えるホスピタリティで、快適な時間を過ごそう。
周辺は関連施設が充実!アートの街・天王洲を楽しもう
ホテルの周辺には、多くのアート関連施設や展示スペースがあり、気軽にアートに親しめるのも魅力のひとつ。新進気鋭アーティストの作品を鑑賞するだけでなく購入もできるカフェや、日本最大級のギャラリーコンプレックス、画材ラボなど、アートシティと呼ぶにふさわしい充実ぶり。
「PETALS TOKYOが浮かぶ運河沿いには、異国情緒あふれるカフェや雑貨店が立ち並んでおり、ゆったりとした空気のなかで、ショッピングや散策を楽しむのもおすすめです」と、広報担当者さん。
多目的水上施設である小舟を活用した、これまでにない新しい宿泊体験だけでなく、水辺エリアの新しい歩き方にも期待が高まる。
キュートで個性的なホテルを拠点に、運河の景色とアートの街・天王洲を存分に楽しもう。
DATA
- スポット名
- PETALS TOKYO
- 電話番号
- 05054912681 05054912681 電話予約(受付時間 10:00~17:00)
- 住所
- 東京都品川区東品川2-1 T-LOTUS M Map
- 交通アクセス
- りんかい線「天王洲アイル駅」B出口より徒歩7分、東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」中央口より徒歩8分
- 客室
- 4室
- 宿泊料金
- 1泊1室あたり 8万円~(朝食付き)
- 利用条件
- 15歳以上、ペット不可
- ホームページ
- PETALS TOKYO 公式ホームページ
WRITING/NAOKO YOSHIDA