チョコレートラバーズが愛してやまないチョコレートケーキは、パティシエにとっても腕の見せ所。今回ご紹介するのは、ホテルのペストリーショップで購入できるチョコレートケーキ。厳選されたカカオの味わいをとことんまで引き出された、個性豊かなチョコレートケーキをどうぞ。
2層のクリームをビターチョコで覆ったなめらかなムース
「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」は、フレンチのトップシェフがプロデュースするペストリーショップ。
チョコレートを使ったスイーツはファンが多く、チョコレートクリームとホワイトクリームを重ねて、ビターチョコレートでコーティングしたムース「ショコラ・ジャンドゥーヤ」は、シンプルながらコクのある味わいが格別。苦味のあるコーヒーと相性抜群。
ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー/ANAインターコンチネンタルホテル東京
商品名:ショコラ・ジャンドゥーヤ
金額:650円
まるで宝石のような見た目に思わずため息。ラズベリーが爽やかな逸品
真っ赤な見た目が美しいチョコレートケーキ「ルージュ」がショーウィンドウに並ぶのは、「グランドニッコー東京 台場」にある「Bakery & Pastry Shop」。つやつやに輝くラズベリーチョコレートのコーティングの下にはラズベリー風味のチョコレートムースが入っており、クレームブリュレとゼリーが酸味を和らげている。
スプーンで食べられるほどやわらかく軽い口あたりとサイズ感が女性にぴったり。店内にはカフェコーナーを併設しており、イートインでも楽しめるのが嬉しい。
Bakery & Pastry Shop/グランドニッコー東京 台場
商品名:ルージュ
金額:570円
香り高いムースと、オレンジのさわやかな酸味が好相性
「ザ・ペニンシュラ東京」の「オレンジトンカトリュフ」は、チョコレートムースの中に、バニラのような香りが特徴のトンカ豆のクリーム、オレンジゼリーが隠れている。
濃厚なチョコレートムースとトンカ豆の華やかな香り、オレンジや上質なカカオに由来するの酸味のバランスが絶妙。チョコレートをまとったつややかなムースの上に、フレッシュのオレンジをデコレーションしたデザインも素敵。
ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ/ザ・ペニンシュラ東京
商品名:オレンジトンカトリュフ
金額:702円
バッグ型のチョコレートが美しい、大人のためのチョコレートケーキ
チョコレートでできた和柄のバッグに目を奪われるのは、「ロイヤルパークホテル」の「ラムチョコレートケーキ」。ビスキュイショコラやチョコレートムース、プラリネ生地にラムを効かせたムースを重ねたこちらのケーキは、甘さも控えめで大人の味わい。
さらにブラックベリーとラムとチョコレートのクラムケーキもトッピング。チョコレートの柄は全4種類。外国人観光客からの人気も高いという。
Sweets&Bakery 粋/ロイヤルパークホテル
商品名:ラムチョコレートケーキ
金額:756円
コーヒーとともに味わいたい。カカオ70%のほろ苦さが絶妙な大人のチョコレートケーキ
「ホテルメトロポリタン エドモント」にある「パティスリー エドモント」では、昔ながらの懐かしさを残しつつも材料や製法を工夫し、より食べやすい味を追求しているのだとか。「ショコラ エドモント」は、まさに大人のためのチョコレートケーキと言えそう。
チョコレートムースとしっとりとしたスポンジが3層に重なり、グラサージュショコラでコーティング。カカオ70%のチョコレートのほろ苦さと香り、口に入れた途端にとろける滑らかな食感がやみつきになるはず。ケーキは隣接しているダイニング・カフェ「ベルテンポ」にていただくこともOK。
パティスリー エドモント/ホテルメトロポリタン エドモント
商品名:ショコラ エドモント
金額:530円
食感の違いを堪能したい、チョコレートマニアのための1品
チョコレートマニアを自称する人にぜひおすすめしたいのは、「ヒルトン東京」の「ドゥーブルショコラ」。カカオ分約70%の濃厚なガナッシュの中に、ブラウニーやチョコレートのクランブルが隠れたまさにチョコレート尽くしのムース。
口の中でなめらかにとろけるビターなガナッシュに加えて、ブラウニーはふんわり、クランブルはザクザク・・・とそれぞれの食感の違いが楽しめる。小ぶりながら満足度の高い一品。
パティセリー「FILOU」/ヒルトン東京
商品名:ドゥーブルショコラ
金額:450円
WRITING/MINORI KASAI、NOZOMI SUZUKI
※記事は2018年11月13日現在の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります