お正月が近づくと触れる機会が多くなる日本文化。おせちに着物、年賀状・・・その魅力を再認識する人も多いはず。そこで注目が、東京・丸の内の東京国際フォーラムにて2019年1月2日(水)・3日(木)に催される「正月テーマパーク」。
羽つきやコマ回しなどの“お正月遊び”や、書き初め、着付け、水引などさまざまな日本文化を体験できる。伝統的なお正月に触れられ、ハレの気分で楽しめそう。
日本文化が体験できるブースが勢揃い
今年で3回目の開催となる東京国際フォーラムの「正月テーマパーク」。2019年は“平成最後のお正月”ということで内容がぐっとパワーアップしている。
書き初めや着付けといった“お正月文化”が体験できるほか、今回初となる“盆栽”と“いけばな”のコラボ作品の展示や、ステージの目玉としてけん玉のパフォーマンスも披露される。けん玉は日本伝統の技と、海外で人気に火がついた”エクストリーム系けん玉(KENDAMA)”の両方が見られて盛り上がること間違いなし。さらに、ワークショップや日本各地のご当地お雑煮の販売、平安文化の彩りを紹介する展示もあったりと大充実。1日たっぷり遊ぼう。
日本各地のお雑煮を味わう
毎年好評のお食事処が今年も登場。帝国ホテル“京料理 伊勢長”が手がける日本各地のご当地雑煮がいただける。
前回好評だった「京都」「福島」に加え、「岡山」「熊本」、フレンチのシェフによる洋風雑煮「潮汁 仕立て」「ミネストローネ」も新たにラインナップ。お気に入りをみつけて。
ほかにも、「祝餅つき」や「和菓子づくり」、日本各地の蔵元より厳選した日本酒やクラフトビール、日本ワインを楽しめる「角打ち」や「煎茶道 体験」などもあり、食いしん坊も大満足できそう!
大和なでしこへの第一歩!日本文化を体験
オトナの女性の心をくすぐるのが、お正月らしい晴れ着姿体験、和菓子作りやいけばな体験のワークショップなど、多彩な日本の文化を気軽に楽しめるブース。
着付けの学院「ハクビ京都きもの学院」によるきもの体験(30分、2000円)、書道コーナーでは昨年好評だった「書き初め」を今年も無料で体験できる。他にも、水引体験や和菓子作り、天然香原料を使った匂い袋作りなどさまざまなワークショップが開かれている。基本、当日受付だけど、中には事前に申し込みができるものもあるので詳細はHPを確認して。大和なでしこをめざし、参加してみよう。
昔懐かしい正月あそびがいっぱい
「正月あそび広場」では、かるたや折り紙、ビー玉などの座敷あそびや、羽子板、コマまわしなど昔懐かしい遊びをすべて無料で体験できる。
1月2日(水)には昨年も大好評だった「ちびっこ相撲」が今年も開催。子どもたちがお相撲さんと一緒にマット土俵で稽古体験している姿がとってもかわいらしく、元気をもらえそう。また、無料のけん玉体験と電玉体験や、1回500円で今話題のVR(仮想現実)けん玉もプレイできるほか、1月3日(木)には墨絵師御歌頭によるライブパフォーマンス(観覧無料)も開催される。詳細はHPをチェックして。
アーティスト公演にも注目を
期間中、歌舞伎や狂言など伝統芸能が楽しめる2つの有料公演も催される。ひとつは野村萬斎さんプロデュースの「狂言の未来」をテーマにした作品『新春狂言』。気鋭の若手たちが狂言の魅力を余すことなくお伝え。たっぷり笑えて福を呼び込めそう。
もう1本は、市川猿之助さんのスーパー歌舞伎などを手がける横浜謙介さんが書き下ろした脚本『詩楽劇 すめらみことの物語 -宙舞飾夢幻(そらにまうかざりのゆめ)-』。歌舞伎、日本舞踊、和楽器演奏などのスペシャリストが出演し、伝統芸能の様式をふまえた2019年の幕開けにふさわしい他では見られない今回限りの公演とか。どちらも全席指定なので早めに予約して。
イベント情報
東京国際フォーラム
- スポット名
- 東京国際フォーラム
- 電話番号
- 0352219000 0352219000
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム Map
- 営業時間
- 7:00〜23:30※施設により異なる
- 定休日
- 不定休
- 交通アクセス
- JRほか「有楽町」より徒歩1分、「東京駅」より徒歩5分
- 駐車場
- 約420台、200円/30分
- ホームページ
- 東京国際フォーラムの公式HP
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WRITING/KANO NUMATA