変化を肌で感じる、2020年。落ち着かない日々に心がモヤモヤしている人も多いのでは? GWくらいは日常を忘れて、ほんの少しだけ心のコリをほぐしませんか? 今回は、都会の喧騒からしばし離れ、穏やかで心和む世界に誘ってくれる優雅なクラブフロアステイをナビゲート。日本庭園を愛でたり、和菓子をいただいたり。そのフロアに宿泊した人のみが利用できるラウンジで、和の風情を味わいながら心休まるひとときをどうぞ。
※昨今の情勢により、営業有無、営業時間の変更がある場合がございます。日々状況が変化しておりますので、最新情報は公式HPをご確認ください
またの名を“ミュージアムホテル”。「ホテル雅叙園東京」には、壁や天井など、至るところに和の美術品が
まずご紹介するのは、1928(昭和3)年に創業した目黒にある「ホテル雅叙園東京」。こちらは別名“ミュージアムホテル”としても知られていて、正面ロビーからアトリウムまで100m以上に渡って続く「彩色木彫板」の美人画をはじめ、館内は昭和初期に活躍した芸術家たちが手がけたという壁画や天井画、彫刻などで装飾されている。
渡り廊下からも見える、滝の流れる庭園は自由に散策が可能。一歩足を踏み入れた瞬間にオリジナルアロマのいい香りに包まれ、うっとり。ゆったりと時間が流れるきらびやかな空間は、まるで古き良き時代のお屋敷に迷い込んだような気分に。
客室はすべてスイートルーム仕様で、全室80㎡以上と広々! サウナ・ジェットバスも完備されていて、まさに暮らすようにゆったりと過ごすことができる。
なかでもおすすめは、2019年7月にリニューアルしたばかりの和室。各部屋に「安芸」や「出雲」など日本の地名がつけられているのも素敵。茶室をイメージしたモダンな空間には、布団ではなくキングサイズのベッドが置かれ、海外からのゲストにも喜ばれているそう。チェックインしたら、まずはこだわりの茶器で淹れたお茶で、ホッとひと息。
掛け軸や西陣織など和の美術品で装飾されているほか、毎週月、水、金、日曜日の朝にホテル内のアートをめぐるツアーも開催されているので、こちらも要チェック。温もりあふれるおもてなしに包まれながら、日本の美を感じる空間で、日常を忘れて心ゆくまで羽根を伸ばそう。
緑に囲まれた「シェラトン都ホテル」は都会の隠れ家。フードのおいしさは食通も納得
白金台の高台に佇むシェラトン都ホテル内の「シェラトンクラブ ラウンジ」は、宿泊客の中でも限られた人だけが利用できる特別な場所。緑豊かな庭園と、和モダンなインテリアが調和のとれた“庭屋一如”を表現した空間は、まさに都会の隠れ家。こちらでは、朝食、ティータイム、バータイム、リフレッシュメントと4つの時間帯に応じたフードやドリンクをサービス。どの時間帯に訪れてもバラエティに富んでいて、ついつい時間を忘れてのんびり。
都内シティホテル最大級の室内温水プール「都ヘルスクラブ」や、エステサロンも併設されていて、“体の中からキレイになる休日”をかなえてくれそう。
こちらもチェック!至れり尽くせりのクラブフロアステイ
「ホテルの中のホテル」と呼ばれ、最上級のサービスを約束するホテルの“クラブフロア”。ホテル通をも虜にする、ラグジュアリーな雰囲気と充実したフロア特典が魅力。上手に利用すれば、価格以上の満足感にやみつきになるはず。
こちらもチェック!ゴールデンウィーク特集2020
変化を肌で感じる、2020年。落ち着かない日々に心がモヤモヤしている人も多いはず。ゴールデンウィークくらいはほんの少しだけ妄想にふけったり、なにかに没頭して、心のコリをほぐしませんか? 土いじりに夢中になりながら自然の恵みに感謝したり、東京の水辺に潜むアートを宝探し気分で見つけたり。世界観に浸ってリフレッシュできる場所やアイデアをご提案。そのほか、心が華やぐ花畑、癒しのご褒美美容やお悩みケア情報も。
PHOTO/KAZUHITO MIURA(ホテル雅叙園東京) WRITING/MINORI KASAI