GWは芸術に触れて美的センスを磨こう。日本橋・京橋エリアの「東京 アート アンティーク」で骨董巡りやお気に入りのアート探し
更新日:2019/04/19
ゆったり過ごせるGWは、アート鑑賞にもうってつけ。心踊る作品や豊かな色彩に触れることで心を柔らかくできる。そこでおすすめしたいイベントが、日本橋・京橋エリアで4月25日(木)~27日(土)の3日間催される「東京 アート アンティーク」。アート密集地である同界隈の90軒余の美術店・画廊が参加し、企画展からトークイベント、ワークショプ、チャリティ入札会なども。いろんな店をそぞろ歩いて美的センスを磨こう。
アートに触れて素敵なインプットを。「東京 アート アンティーク」へ
100を超えるギャラリーなどが軒を連ね、“美術の街”といわれる日本橋・京橋エリア。戦後から古美術や工芸、日本画、近代絵画、彫刻などの専門店が集積する、東京でも銀座に次ぐ個性豊かなアート密集地である。
こちらを舞台に年1回催されるアートの祭典が「東京 アート アンティーク〜日本橋・京橋 美術まつり」。10周年目を迎える今年は、90軒余の美術店・画廊が参加し、4月25日(木)から4月27日(土)の3日間に渡って、多彩なアート体験ができるフェスティバルを開催する。
敷居が高いと思われがちな古美術店や画廊にたくさんの人々に訪れてもらい、美術館のようなガラス越しではなく、実際に手に取り、触れて、店主や作家と語り合うことで、アートを身近に感じてもらいたいのだそう。
乙女心ときめく手作りアクセや、だるまの絵付けのワークショップも
期間中、アートに興味を持ってもらうためのトークイベントやチャリティ入札会、企画展などイベントが盛りだくさん。
なかでもイチオシが、日本橋ガレリアコミュニティスペースで催されるスペシャルイベント「LIFE WITH KOGEI」。アート&クラフト市の姉妹ブランド「Hale marche」との共同開催によるもので、工芸作品、ワークショップ、アクセサリーのセミオーダー会など、手から創り出される作品の美しさに触れられる。Hale marche所属作家の販売ブースには、ゆびぬき堂装身具支店の「加賀ゆびぬき」(2000円~)やRUKOの「刺繍」(1200円~)など女心くすぐる作品がいっぱい。
同ブランドの作家との対話で作るセミオーダー会のアクセサリー(事前予約制。17:00~20:00、耳飾り4100円~、キーホルダー2500円~)も素敵だし、ワークショップ「だるまの絵付け」(11:00~16:00、参加費500円、予約不要)もほのぼのかわいい仕上がり。ぜひ参加して。
古美術「木雞」とギャラリー「メゾンドネコ」の2店舗による共同企画展「Life on this planet 2019 (メゾンドネコ) 」では、地球上の生きとし生けるものをコンセプトにした骨董品と現代作品のコラボアートを展示。猫やウサギなど、動物モチーフのアートに心がほっこり和む。
Life on this planet 2019 (メゾンドネコ)
会場:木雞(東京都中央区京橋1-6-14 佐伯ビル1F)
期間:4月19日(金)~27日(土)
時間:12:00~18:00※最終日は16時まで
Gallery MARIで催されている柳本 史 個展「ひなたのにおい」も、穏やかで心癒されるアート作品がずらり。物語とぬくもりが共存する版画と小さなやきものの作品は、どれもほのぼのと優しい雰囲気で部屋に飾りたくなる。
柳本 史 個展「ひなたのにおい」
会場:Gallery MARI(東京都中央区京橋1-6-8 コルマ京橋1F)
期間:4月18日(木)~4月27日(土)※最終日は17:00まで
時間:12:00~18:00※最終日は16時まで
器好きは、前坂晴天堂へ。「普段使いの古伊万里展 2019」と題し、東京アートアンティーク期間のみ、日常お使いできる江戸期の古伊万里食器をセールプライスで大放出している。毎日の食卓に出したくなるような、お気に入りを見つけよう。
東京が誇る、アート密集地で開かれる年に一度の祭典。いろんなショップを回遊しながら、「好き」を見つけて。
イベント情報
- イベント名
- 東京 アート アンティーク〜日本橋・京橋 美術まつり
- 開催日程
- 2019/4/25(木)~4/27(土)
- 開催時間
- 各店舗の営業時間に準ずる
- 料金
- 無料
※一部イベントにより参加費が発生する場合もあり
東京都中央区日本橋・京橋を中心とした地域
- スポット名
- 日本橋・京橋
- 住所
- 東京都中央区日本橋・京橋周辺
- 交通アクセス
- JR「有楽町駅」「東京駅」「新日本橋駅」から徒歩圏内
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