ソムリエがおすすめするフランスワイン20選!定番や一度は飲みたいワインなどをセレクト

ソムリエがおすすめするフランスワイン20選!定番や一度は飲みたいワインなどをセレクト

赤、白、スパークリングにロゼなど、多彩な味わいを楽しめるワインの世界。「奥が深そう」、「難しそう」というイメージを持っている人もいるかも。でも、まずはおいしいワインを探して飲んでみて! 今回はソムリエの田邉公一さんに、フランスワインの特徴や選び方について聞きました。さらに、田邉公一さんがセレクトしたオススメのワイン20選もご紹介。きっと気になるものが見つかるはず。

更新日:2022/12/15

お話を聞いたのは・・・

ソムリエ 田邉公一さん

ソムリエ
田邉公一さん

ソムリエ歴20年。ザ・リッツ・カールトン東京開業時よりソムリエを務め、在職中、フランス パリの二ツ星レストラン「サンドランス」で研修。その後、フランス各地のワイナリーを訪問。2012年、レストランL'AS のオープンと同時に同店のシェフ・ソムリエに就任。現在は、都内10店舗以上のレストラン、ワイン関連会社のワインセレクション、ドリンクアドバイザーを務めると同時に、飲と食の様々な可能性を広げていく活動をしている。Twitterのフォロワー数は2.9万人を越える。

Twitter:@tanabe_duvin
Instagram:@koichi _wine

1.フランスワインにはどんな特徴があるの?

ソムリエがおすすめするフランスワイン20選!定番や一度は飲みたいワインなどをセレクト

世界トップクラスの品質とスタイルの幅広さ

世界中でワイン造りがおこなわれるようになった現在でも、さまざまなワインの指標でトップを走り続けるフランス。国内にある10の生産地は、それぞれにテイストが異なり、幅広いワインのスタイルを維持することにつながっている。さらにどの生産地も、テーブルワインから高級ワインまで、どんなジャンルであっても世界トップクラスの品質を誇る。

2.フランスワインの選び方

フランスワインの産地から選ぶ

ワイン大国であるフランスの生産地は、10のエリアに分けられる。ボルドーやブルゴーニュ、そして世界最高峰のスパークリングワインの産地であるシャンパーニュなど、それぞれのスタイルを誇る産地をご紹介。

ソムリエがおすすめするフランスワイン20選!定番や一度は飲みたいワインなどをセレクト
Sunset in Bordeaux Wineyard, France(PIXTA)

ボルドー地方

二大銘醸地のひとつで、「五大シャトー」を頂点として厳格な格付けが行われている。大西洋に流れ込むジロンド川と、その支流のガロンヌ川、ドルドーニュ川によって「右岸」と「左岸」にエリアが別れ、ワインの味わいが大きく異なる。

主な品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

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Vineyards in the autumn season, Burgundy, France(PIXTA)

ブルゴーニュ地方

二大銘醸地のひとつで、高級ワインとして知られる「ロマネ・コンティ」の産地でもある。単一品種のブドウからワイン造りをするのが特徴。そのため、畑の土壌や性質が重視され、細かく区分けがされている。ブドウ畑に対しての格付けがある。

主な品種:ピノ・ノワール、ガメイ、シャルドネ、アリゴテ

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サブレのブドウ畑(PIXTA)

コート・デュ・ローヌ地方

南北に長い地域のため、北部と南部で大きくスタイルが異なる。北部ではシラー種による力強いワインが主流、南部ではグルナッシュの栽培量が多く、果実味のある味わいが特徴だ。高品質でコストパフォーマンスに優れている。

主な品種:シラー、グルナッシュ、ヴィオニエ、グルナッシュ・ブラン

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landscape of vineyards in the Loire Valley France(PIXTA)

ロワール渓谷地方

美しい田園風景や古城が点在し、「フランスの庭園」とも呼ばれる風光明媚な土地。ロワール川の流れに沿ってブドウ畑が広がり、約20種類ものブドウが栽培されている。気候も土壌も多様な地域なので、ワインのスタイルも多彩。

主な品種:ミュスカデ、シュナンブラン、カベルネ・フラン、グロロー

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南仏、ワイナリーの葡萄畑(PIXTA)

プロヴァンス地方

ヨーロッパ屈指のリゾート地で、世界的なロゼワインの産地。地中海に浮かぶコルシカ島では、イタリアを思わせるようなブドウ品種による個性的なワイン文化も。

主な品種:グルナッシュ、サンソー、ムールヴェードル、ヴェンメンティーノ、クレレット、ユニ・ブラン

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vineyards in the wine region Languedoc-Roussillon,(PIXTA)

ラングドック・ルーシヨン地方

スペインの国境沿いまで広がる南フランス地中海沿岸のエリア。比較的カジュアルなイメージのワインを造る量産地として知られる。しかし、上質なワイン造りの歴史も持ち、さらに南下したルーシヨン地方は、酒精強化ワインの生産地としても有名だ。

主な品種:カリニャン、サンソー、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル

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Vineyards on the wine road, Alsace, France(PIXTA)

アルザス地方

ドイツの国境沿いに位置する地方。郷土料理やワインにもその影響があり、全体的に白ワインが主流だ。冷涼気候帯で、西側にあるヴォージュ山脈から乾燥した空気が入ってくる。このためカビ病を気にすることなく、凝縮したブドウを育てることができる。

主な品種:リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネル、ミュスカデ

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Vineyar windmill Champagne Region near Vernezay(PIXTA)

シャンパーニュ地方

フランスワインの産地で最も北に位置する。この土地で栽培されたブドウを使用し、AOC法で定められた工程で造ったスパークリングワインだけが、シャンパーニュ(シャンパン)という。独自の製造技術や文化的な背景が世界文化遺産にも登録されている。

主な品種:シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ

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Corn Field, French Countryside (PIXTA)

シュド・ウェスト地方

フランス南西部。古い歴史があり、個性的なワインが多い。食材が豊富で、美食の宝庫とも。ボルドーワインの影に隠れがちだったが、高品質なワインを造る生産者の登場によって、注目をされている。

主な品種:タナ、メルロー、マルベック、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデ

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Vineyards near Chateau Chalon in France (PIXTA)

ジュラ・サヴォワ地方

スイスとの国境沿いに位置し、内陸部に位置し「山のワイン」とも呼ばれる。アルプス山麓の畑が育むワインは、コンテやモンドールチーズと好相性。長く熟成をさせる「ヴァン・ジョーヌ」など個性的なワインがある。

主な品種:シャルドネ、サヴァニャン、ルーセット、ブールサール、ピノ・ノワール

フランスワインのワイン法とラベルから選ぶ

ソムリエがおすすめするフランスワイン20選!定番や一度は飲みたいワインなどをセレクト

フランスには国で定められたワインに関する法律があり、それを「AOP法(Appellation d’Origine Protégée:原産地名称保護)」という。ブドウの生産地や使用品種、醸造所、生産方法などが厳格に定められている。ラベルには、「Appellation【産地名】Protégée(またはContrôlée)」のように表記されていて、【産地名】の部分に、村名や畑名、地方名などが入る。好みのワインを選びたいときに地名がわかっていると便利だ。

生産者から選ぶ

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Vineyard landscape near Collioure, Pyrenees Orientales, Roussillon, Vermilion coast, France(PIXTA)

ラベルに書いてある情報を頼りにワインの生産者から選んでみて。例えば、ボルドーではワインを生産する約60社のシャトーに、1級から5級の格付けが当てられている。1級のシャトーは5つあり、「ボルドー五大シャトー」と呼ばれる。また、ブルゴーニュでは生産地を重視するため、畑への格付けがある。最上級は「特級畑」で、ラベルに「Grand Cru」と表記がされる。このような地域ごとの特徴を知っておくと、ワインを選ぶときの手助けになる。

3.迷ったらこれ!定番や一度は飲みたい有名フランスワインおすすめ5選

Domaine Laroche(ドメーヌ ラロッシュ)

シャブリ サン・マルタン ラロッシュ

4490円(Amazon)

シャブリで最も歴史のあるドメーヌの辛口白ワイン

ブルゴーニュ地方シャブリで1850年に創業。長い歴史を誇るドメーヌ・ラロッシュのワインは、数々の有名レストランやエアラインなどで楽しまれている。さまざまな区画のブドウをブレンドすることで生まれる芳醇さや複雑さが特長。シャブリらしい独特のミネラル感やしっかりとした旨味と酸味を味わえる。

液体容量750ml
アルコール度数12.5容量パーセント
品種シャルドネ
産地(地方)‎‎‎ ブルゴーニュ

TRIMBACH(トリンバック)

アルザス リースリング トリンバック

2713円(Amazon)

フレッシュで爽やか、いろいろな料理と合わせてみて

トリンバック家は、13世代にわたってワイン造りの努力を重ねてきた。国際ワインコンクールで最高位を取得したこともあるアルザスワインの老舗だ。リースリングを使用した辛口の白ワインは、どんな食事とも合わせやすい万能さが嬉しい。ドライな飲み口と繊細な香りのバランスが絶妙で、いきいきとした果実感も。

液体容量750ml
アルコール度数12.5容量パーセント
品種リースリング
産地(地方)‎‎‎ アルザス

PASCAL JOLIVET(パスカル・ジョリヴェ)

サンセール パスカル・ジョリヴェ

4560円(Amazon)

ロワール屈指の生産者が土地の魅力を詰め込んだ1本

ロワール地方で評価の高い造り手であるパスカル・ジョリヴェ。ブドウにできるだけ手を加えない自然な栽培方法を実践し、天然酵母での発酵にも時間をかけている。サンセールは、土壌の特性がはっきりと出た柑橘系のフルーティな味わいが特長だ。ソーヴィニヨン・ブランらしい酸がありながら、果実味も感じられる。

液体容量750ml
アルコール度数12.5容量パーセント
品種ソーヴィニヨン・ブラン
産地(地方)‎‎‎ロワール

LOUIS JADOT(ルイ・ジャド)

ブルゴーニュ ルージュ クーヴァン・デ・ジャコバン

2990円(Amazon)

ふくよかでフルーティ、絹のような口当たりを楽しんで

約240haの自社畑を所有する、ブルゴーニュ有数のドメーヌ。このワインは複数の畑から選ばれたブドウをブレンドして醸造していて、穏やかで調和の取れた香りが造り手のスタイルを反映している。グリルした赤身肉や優しい風味のチーズなどと合うので、ぜひ試してみて。

液体容量750ml
アルコール度数12.5容量パーセント
品種ピノ・ノワール
産地(地方)‎‎‎ブルゴーニュ

CH.MONT PERAT(シャトー・モン・ペラ)

シャトー・モン・ペラ ルージュ

2730円(Amazon)

いつもの食卓を彩る滑らかな口当たりとリッチ感

250年に渡りワイン造りを続けるデスパーニュ家と、天才醸造家と名高いミッシェル・ロラン氏によるシャトー・モン・ペラ。日本では、ワインをテーマにした漫画『神の雫』への登場を機に人気となった経緯がある。カシスやブラックチェリーなどの果実の香りとスムースでクリーミーな飲み心地で、コストパフォーマンスのよさも嬉しい。

液体容量750ml
アルコール度数13.5容量パーセント
品種メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン
産地(地方)‎‎‎ボルドー

4.ソムリエおすすめのフランスワイン/スパークリングワイン5選

FREDERIC MAGNIEN(フレデリック・マニャン)

クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ノワール エクストラ・ブリュット フレデリック・マニャン

3413円(Amazon)

24カ月の熟成期間をとり、果実の優しい旨味を引き出す

シャルドネで造られることが多いクレマンを、あえてピノ・ノワール100%で表現。醸造家のフレデリック・マニャン氏は、自然なピノ・ノワールの優しい果実味を重視したそう。ドサージュを抑えた辛口の味わいで、ナチュラルな果実味や旨味を感じられる。

液体容量750ml
アルコール度数12容量パーセント
品種ピノ・ノワール
産地(地方)‎‎‎ブルゴーニュ

Philippe VANDELLE(フィリップ・ヴァンデル)

クレマン・ド・ジュラ フィリップ・ヴァンデル

4040円(Amazon)

美食の地ジュラで生まれたミネラル豊かな味わい

ジュラ山脈の石灰岩層はとてもミネラルが豊富。ジュラという名は、「森」「原生林」「山地の森」を意味する。この土壌で育ったシャルドネを100%使用し、シャンパーニュ製法で仕込んだスパークリングワインは、リンゴのような爽やかさと深いコクを併せ持つ。食前だけでなく、食中酒としてもじっくり楽しめそう。

液体容量750ml
アルコール度数12容量パーセント
品種シャルドネ
産地(地方)‎‎‎ジュラ

M.Tempe(マルク・テンペ)

クレマン・ダルザス ブリュット ナチュール セレクショネ パー マルク・テンペ

2658円(Amazon)

糖度の高いブドウで造るスパークリング

「アルザスの巨匠」と呼ばれるマルク・テンペ氏。良いブドウ造りを何よりも大切にし、土地ならではの味わいを自らの技術でストレートに表現する。3種のブドウを使ったスパークリングは、時間をかけて優しく圧縮し、時間をかけて熟成。ミネラルたっぷりのふくよかな味わいを生み出している。

液体容量750ml
アルコール度数12容量パーセント
品種ピノ・ノワール、ピノ・オーセロワ、ピノ・ブラン
産地(地方)‎‎‎アルザス

Chateau Antugnac(シャトー アントニャック)

クロズリー・デ・リ クレマン・ド・リムー シャトー アントニャック

3300円(Amazon)

パーティにおすすめの弾けるようなフレッシュさ

「クロズリー・デ・リ」は「百合の花咲く小さな庭」という意味。ファーストプレスの果汁のみを使用し、リンゴやシトラスなど果実のようなフレッシュさ、クリームやブリオッシュのようなニュアンスを持つ。パーティなどの場を華やかに彩ってくれそう。

液体容量750ml
アルコール度数12容量パーセント
品種シャルドネ、シュナン・ブラン、モーザック、ピノ・ノワール
産地(地方)‎‎ラングドッグ・ルーシヨン

Ludovic Chanson(ルドヴィック・シャンソン)

レ ピオン ルドヴィック・シャンソン

3278円(楽天)

シュナン・ブランの魅力をスパークリングで味わう

2009年に6haの畑を引き継いだルドヴィック・シャンソン氏。彼は自然派ワインの造り手として、ひとりで白ブドウと向き合っている。輝くようなレモンイエロー色をしたレ ピオンは、ロワール原産のブドウ品種シュナン・ブランを100%使用。白桃のような甘い香り、そして酸とミネラルを感じられる。

液体容量750ml
アルコール度数12容量パーセント
品種シュナン・ブラン
産地(地方)‎‎ロワール

5.ソムリエおすすめのフランスワイン/白ワイン5選

M.CHAPOUTIER(ミシェル・シャプティエ)

ヴィオニエ コトー・ド・ラルデッシュ ドメーヌ・デ・グランジュ・ド・ミラベル ビオ

3111円(Amazon)

畑の恵みを味わうフルーティな白ワイン

ローヌ地方のビオディナミ栽培の先駆者であるミシェル・シャプティエ氏。彼のドメーヌは、ワイン評価誌で何度も高く評価される実力を持つ。土壌の個性を引き出し、そこで育てたブドウから造るワインには、複雑さや豊かなミネラルがもたらされるそう。アプリコットや洋ナシ、マーマレードを感じさせるアロマ。

液体容量750ml
アルコール度数13.5容量パーセント
品種ヴィオニエ
産地(地方)‎‎ローヌ

CH.LAGRANGE (シャトー・ラグランジュ)

レ・ザルム・ド・ラグランジュ

4400円(Amazon)

成長を続ける人気シャトーの繊細かつ豊かな1本

サン・ジュリアン村に位置するシャトーを、1983年にサントリーが買収。ブドウの植え替えなどの改革を行い、より良いワインのために成長を続けている。セミヨンの特長である粘性とソーヴィニヨンの爽やかさが調和した白ワインは、清涼感のあるハーブのような香り。ふくよかな味わいで、みんなに愛されそうだ。

液体容量750ml
アルコール度数13容量パーセント
品種ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
産地(地方)‎‎ボルドー

MARC TEMPE(マルク・テンペ)

アルザス ピノグリ マルク・テンペ

5005円(楽天)

コクと爽やかさのバランス、穏やかな酸が心地良い

可能な限り、自然にゆだねたブドウ造りを心がけているマルク・テンペ氏。テロワールを表現するためにビオディナミに取り組むなど、国際的にも注目を集める生産者のひとりだ。ワイン造りでは、ブドウをゆっくりと圧搾。天然酵母て発酵させ、木製大樽で熟成をさせる。レモンや青リンゴの香りが爽やかだ。

液体容量750ml
アルコール度数14容量パーセント
品種ピノ・グリ
産地(地方)‎‎アルザス

NICOLAS JOLY(ニコラ・ジョリー)

サヴニエール レ・ヴュー・クロ

8800円(Amazon)

フレッシュな果実味と親しみやすいスタイル

ロワールを代表するワイナリーのひとつ。一代でその土地ならではの繊細な個性を表すワイン造りを続けている。比較的若い木で育ったブドウを使った白ワインは、フレッシュな果実味と上質な酸を感じる仕上がり。エレガントでありながら親しみやすく、ワイナリーを知る最初の1本としておすすめ。

液体容量750ml
アルコール度数15容量パーセント
品種シュナン・ブラン
産地(地方)‎‎ロワール

OLIVIER LEFLAIVE(オリヴィエ・ルフレーヴ)

ピュリニー・モンラッシェ

9900円(楽天)

最高レベルのブドウを選別して造るワイン

ピュリニー・モンラッシェ村は、「世界最高峰の白ワインを生む」と呼ばれるほどの産地。その中からオリヴィエ・ルフレーヴ氏がこだわって厳選したブドウのみをブレンドしたワインは、エレガントな果実味とミネラル感が調和している。柑橘や黄桃の果実、白い花のような香りといったシャルドネの魅力がたっぷり。

液体容量750ml
アルコール度数13容量パーセント
品種シャルドネ
産地(地方)‎‎ブルゴーニュ

6.ソムリエおすすめのフランスワイン/赤ワイン5選

DAVID DUBAND(ダヴィド・デュバン)

ブルゴーニュ ルージュ ダヴィド・デュバン

3476円 (Amazon)

ブルゴーニュらしさを感じるエレガントさ

ダヴィド・デュバンは、フランスの権威ある評価「ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス2015」にて、三つ星に昇格をした生産者。醸造のテクニックに頼らず、人為的介入を極力避けるワイン造りを心がけている。彼の造るワインは、繊細でエレガントなスタイルが特長で、ブドウへの愛情を感じることができる。

液体容量750ml
アルコール度数12容量パーセント
品種ピノ・ノワール
産地(地方)‎‎ブルゴーニュ

CHATEAU GINKGO(シャトー・ジンコ)

ジー・バイ・ユリグサ ルージュ

2580円(楽天)

日本人醸造家の手による、ボルドーの気品を感じる味わい

カスティヨン・コート・ド・ボルドーにシャトーをかまえる、日本人醸造家の百合草梨沙氏。自社畑のすぐ近くにあるワイナリーと提携し、完全監修をして造るワインは、気品を感じる味わい。豊かな果実味やオーク由来の複雑なアロマを、高いコストパフォーマンスで実現している。

液体容量750ml
アルコール度数14容量パーセント
品種メルロー、カベルネ・フラン
産地(地方)‎‎ボルドー

DOMAINE ALAIN BRUMONT(ドメーヌ・アラン・ブリュモン)

シャトー・モンテュス ルージュ

3862円(Amazon)

メインの肉料理と合わせたいとっておき

伝統品種のブドウである、タナを復興させたアラン・ブリュモン氏。南西フランス最高の生産者と呼ばれ、フランス最高勲章「レジョン・ドヌール」を受勲している。ブラックチェリーのコンポートのような果物の豊かな香りと味わい、タンニンと酸味のバランスが素晴らしく、ハリウッドスターからも愛されているそう。メインの肉料理に合わせて楽しんでみて。

液体容量750ml
アルコール度数14容量パーセント
品種タナ、カベルネ・ソーヴィニヨン
産地(地方)‎‎南西フランス

Maison Joseph Drouhin(メゾン・ ジョゼフ・ドルーアン)

ムーラン・ナ・ヴァン メゾン・ ジョゼフ・ドルーアン

3109円(Amazon)

スパイシーさのある完熟フルーツのような香り

ボジョレー地区の村のひとつ、ムーラン・ナ・ヴァン。小さな丘の上にある風車から名付けられたこの村では、ローマ時代からすでにブドウ畑が広がっていたそう。マグネシウムを多く含んだ土は、フルーティでフレッシュなガメイ品種を育てるのに最適。凝縮感のある味わい、熟成の可能性も秘めたワインへと仕上がっている。

液体容量750ml
アルコール度数13容量パーセント
品種ガメイ
産地(地方)‎‎ボジョレー

CH.LAGRANGE (シャトー・ラグランジュ)

レ・フィエフ・ド・ラグランジュ

8000円(Amazon)

ポテンシャルを秘めたフレッシュな美味しさ

タンニンと鮮やかな果実味を楽しめる、絶妙なバランスのワイン。セカンドラインながら、高い品質を誇っていて、他の人気格付けシャトーに匹敵するクオリティだ。1983年にサントリーによって買収されてからは、ブドウの樹の植え替えなどの改革を実現。世界に認められるワインへと成長をしている。

液体容量750ml
アルコール度数14容量パーセント
品種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルド
産地(地方)‎‎ボルドー

よくある質問

初心者におすすめのフランスワインを教えてください

ファミリーマートで購入できる「アラン・ブリュモン・ル・プティ・アルブージエ」は1000円台で買えるのでおすすめ。南西フランスの有名な生産者アラン・ブリュモンのワインで、固有ブドウ品種であるタナの味わいを楽しめます。

スーパーやコンビニで売っているフランスワインでもおいしくいただけるの?

もちろん素晴らしいワインがたくさんあります。コンビニで買えるスパークリングワインでは、ロワールの「クレマンド・ロワール ブリュット」がおすすめ。いろいろな料理に合わせてみて。

※表示価格は2022/12/19時点のAmazon、楽天を参考にしており、変更される場合があります。最新の価格はAmazon.co.jprakuten.co.jpにてご確認ください

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※記事は2022年12月15日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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