編集部とソムリエがおすすめする山梨ワイン22選。日本を代表するワイン県の赤、稀少なオレンジワインも
日本ワイン発祥の地、山梨県。約90軒ものワイナリーがあり、ワイナリー数もワイン生産量も日本一。そんな山梨県のワインの中から、まず飲むべきワインを、ソムリエの田邉公一さんにお聞きしました。スパークリングワイン、白ワイン、オレンジワイン、ロゼワイン、赤ワインのジャンルごとに一挙にご紹介!
更新日:2023/01/08
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お話を聞いたのは・・・
ソムリエ
田邉公一さん
ソムリエ歴20年。ザ・リッツ・カールトン東京開業時よりソムリエを務め、在職中、フランス パリの二ツ星レストラン「サンドランス」で研修。その後、フランス各地のワイナリーを訪問。2012年、レストランL'AS のオープンと同時に同店のシェフ・ソムリエに就任。現在は、都内10店舗以上のレストラン、ワイン関連会社のワインセレクション、ドリンクアドバイザーを務めると同時に、飲と食の様々な可能性を広げていく活動をしている。Twitterのフォロワー数は2.6万人を越える。
1.日本のワイン発祥の地! 山梨ワインの歴史
日本のワイン造り発祥の地であり、日本を代表するワイン産地・山梨県。今から約150年前の1874年、山梨県の甲府市で本格的なワイン造りがスタート。これが日本のワイン造りの始まり。1877年には今の勝沼に当たる祝村に初の民間ワイナリー「大日本山梨葡萄酒会社」が誕生。フランスから栽培・醸造の技術を取り入れる。
2000年以降は産地の広がりも注目。勝沼や塩山を含む甲州市、山梨市、笛吹市、甲府市をはじめ、近年は北杜市や韮崎市にもワイナリーが続々誕生。高品質なワインを生んでいる。
そして世界からの評価も急上昇。世界最大のワインコンクール「Decanter World Wine Awards 」にて、2014年、中央葡萄酒の「キュヴェ三澤 明野甲州 2013」が日本ワインとして初の金賞および地域最高賞を受賞。これを機に海外からの注目度もアップ。近年も「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2021」にて、「シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ2019」が日本ワインで唯一となる金賞を受賞するなど、山梨ワインの快進撃が続く。
2.量・質ともに日本ワインを牽引する山梨ワインの魅力
山梨県は、日本ワインの生産量もワイナリー数も日本一。日本に約400軒あるワイナリーのうち、約90軒が山梨県に存在するというほど。コンクール受賞ワインも多く、まさに量、質ともに日本を牽引する一大産地と言える。
日本ワインの中には、まだ生産量が少ないものが多い中、山梨県のワインは生産規模が大きく、安定供給されている。スケールメリットがあるので、結果としてコストパフォーマンスがよいワインが山梨県には多い印象。
また、これだけのワイナリー数があるので、同じ産地、同じ品種で色々飲み比べができるのも山梨県ならではの楽しみ方。甲州、マスカット・ベーリーAを数種類ずつ比べてみるのもおもしろい。
山梨県ほどワイナリーが密集しているのは、世界のワイン産地を見渡しても珍しく、ワイナリー巡りのイベントが開催されていたり、ワイナリー見学を受け入れている醸造所も多いので、産地を訪問できるという魅力も大きい。
3.山梨ワインの選び方
ぶどうの品種で選ぶ
甲州
日本を代表するグリ(灰色)ぶどう品種で主に山梨で栽培されている。柚子のような和柑橘の優しい香りで和食にも寄り添う。味わいの白ワインのほか、スパークリングワイン、オレンジワインなど多彩なスタイルのワインを生む。
マスカット・ベーリーA
日本の新潟県が原産の黒ぶどう品種。現在は、山梨県、山形県で多く栽培されている。ワインは、いちごや甘いキャンディのような香りが特徴的。醤油や砂糖、みりんを使うことの多い日本の家庭料理との相性がとてもよい。
メルロ
果実味がありやわらかな口当たり、酸味は低め、渋みも穏やか。甘く熟したブラックチェリーやプラムのような果実の香り、やわらかく豊かな果実味、そして穏やかなタンニンが心地よく、まろやかで豊満な味わいのワインに。
カベルネ・ソーヴィニヨン
フランスのボルドー地方が原産の黒ぶどう品種。ワインは深みのある濃い紫色、カシスやブラックベリーのような黒系果実の香りに、ミントや杉のような清涼感も。酸味、渋みともにしっかりとしたフルボディのワインが多い。
ブラック・クイーン
日本ワインの中での比率は約1.6%と量はあまり多くないが、1927年に日本で開発された黒ぶどう品種。できあがるワインの色は濃く、果実味豊かでしっかりした酸味が特徴。渋みが比較的穏やかなワインに仕上がる。
ワイナリーで選ぶ
シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー
前身となる「大日本山梨葡萄酒会社」が1877年に初の民間ワイナリーとして誕生。まさに日本ワインの歴史とともに歩むワイナリー。
ワイナリーは甲府盆地の東側、甲州市勝沼町にあり、自社畑・城の平ヴィンヤードのぶどうから造られるアイコンワイン「Ortus(オルトゥス)」のほか、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2021」にて、日本ワインで唯一金賞を受賞した「笛吹甲州グリ・ド・グリ2019」など、日本トップクラスのワインを産出。
ルミエールワイナリー
笛吹市に1885年創業。大正時代には宮内省御用達を賜ったり、近年は海外のコンクールでの受賞も多い老舗ワイナリー。「本物のワインを造るには、本物のぶどうを育てること」という考えから、ぶどう本来のよさを最大限に引き出せるようできるだけ自然に近い環境でぶどうを栽培。
甲州から造る白ワインのほか、オレンジ色のスパークリングや、カベルネ・ソーヴィニヨンを使用し約2年の樽熟成を経た「光」など、バラエティ豊かなワインを造る。
シャトー勝沼
甲州市勝沼町で140年近くワイン醸造を手がけてきた「シャトー勝沼」。ワインの銘産地・勝沼の中でも“日本のグラン・クリュ”とも言われる「鳥居平」の畑を有していて、そんな恵まれた地で育ったぶどうから高品質なワインを生む。
「ぶどうの栽培から醸造、販売まで、全て一貫した手作り」というポリシーのもと、日本ワインの銘醸地から、幅広い価格帯のワインをリリースし、愛され続けている。
中央葡萄酒
1923年、甲州市勝沼町に創業。「日本の美しさをワインに表現する」というコンセプトのもと、「GRACE WINE」という名称で繊細な味わいのワインを造り続けている。
2014年、世界最大のワインコンクール「Decanter World Wine Awards 」にて、「キュヴェ三澤 明野甲州 2013」が日本ワインとして初の金賞および地域最高賞を受賞。日本ワインが世界から注目されるきっかけに。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵、長期熟成を経て造られるスパークリングワインも人気。
まるき葡萄酒
日本人として初めてワイン醸造技術を習得するためにフランスに渡った土屋龍憲によって、1891年、甲州市勝沼町に設立。これが現存する日本最古のワイナリーと言われる。
「日本食に合うワインが必要」という考えで、山梨を代表するぶどう品種、甲州とマスカット・ベーリーAから、日本食に寄り添うワインを生産。「毎日飲むためのデイリーワイン」と「特別な日に飲むワイン」の2軸でワインをリリースしている。
4.ソムリエおすすめの山梨ワイン/スパークリングワイン5選
大和葡萄酒
ハギースパーク 重畳(ちょうじょう)
1920円
甲州を樽熟成したリッチなスパークリングワイン
ワイン名の「重畳(ちょうじょう)」とは幾重にも重なるという意味。このワインを造るワイナリー「大和葡萄酒」の長い歴史とともに、ぶどう品種の甲州に着目し長年研究を重ねてきたという意味が込められているそう。
甲州で造ったワインを樽で熟成しているのが特徴。グレープフルーツや洋梨のようなフルーツの香りに、ミネラル感、そしてほのかにオーク香。味わいは爽やかで生き生きとしたリッチな辛口スパークリングワイン。
液体容量 | 750ml |
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ヴィンテージ(生産年) | NV |
果実 % | 甲州100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
マンズワイン
酵母の泡 甲州
1692円
日本を代表する品種・甲州で造る本格スパークリング
「日本ワインコンクール2015」で銀賞を受賞したこちらは、山梨県で最大の生産量を誇る「マンズワイン」が、山梨県産の甲州を100%使用し、キューヴ・クローズ(シャルマ)方式で造り上げた本格的な味わいのスパークリングワイン。
繊細な泡立ちが長く続く、淡い黄金色の外観。甲州特有の上品な香りとやわらかな酸味がバランスよく調和し、心地よい口当たりが特徴。料理に寄り添い、味を引き立てるやや辛口(セック)の1本です。
液体容量 | 720ml |
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ヴィンテージ(生産年) | NV |
アルコール度数 | 11容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
ルミエールワイナリー
スパークリング オランジェ
2313円
甲州の風味を引き出したオレンジ色の辛口スパークリング
イギリスのワイン専門誌『Decanter』が主催する世界最大のワインコンクール「Decanter World Wine Awards 2021」でブロンズ賞を受賞したスパークリングワイン。
甲州ぶどうを使い、果皮や種からうまみと色を引き出すマセラシオン・カルボニックで醸造。シャンパーニュと同じ製法の瓶内二次発酵により自然に生まれる泡を閉じ込め、瓶内発酵後1年間熟成という手間ひまをかけた1本。すっきりとした酸味が主体のドライな味わいなので、料理にも合わせやすい。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 9容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
ルミエールワイナリー
ルミエール スパークリング甲州
3292円
甲州のおいしさを世界に知らしめた1本
山梨県笛吹市に1885年に創業。大正時代には宮内省御用達を賜ったり、近年は海外のコンクールでの受賞も多い、日本を牽引する老舗ワイナリー。
ワイナリー周辺の南野呂地区の甲州ぶどうで造ったこちらの辛口スパークリングは、シャンパーニュなど本格的なスパークリングワインの製法でも知られる瓶内二次発酵により自然に生まれる泡を使用。きめの細かい泡立ちと、柚子やかぼすのような和柑橘の清々しい香りが魅力。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 11容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
まるき葡萄酒
コリエドゥペルル ブランムスー
2868円
古酒を少量ブレンドし奥行きのある味わいに
1891年創業、現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」。こちらはスタンダードな甲州をベースに炭酸ガス注入方式で造られたスパークリングワイン。
注目はガスを注入する前に古酒を7%ブレンドしていること。甲州のフレッシュでフルーティーな特徴を活かしつつ、古酒をブレンドすることで、まろやかさをプラスし奥行きも感じる味わいに。ホタルイカの酢味噌和え、魚介のフリットなどと合わせていただくのがおすすめ。
液体容量 | 720ml |
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ヴィンテージ(生産年) | NV |
アルコール度数 | 12.5容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
5.ソムリエおすすめの山梨ワイン/白ワイン5選
ルミエールワイナリー
光 甲州
3080円
世界でも評価される甲州の白ワイン
イギリスのワイン専門誌『Decanter』が主催する世界最大のワインコンクール「Decanter World Wine Awards 2021」でプラチナ賞を受賞した白ワイン(受賞は2018ヴィンテージ)。「ルミエールワイナリー」の自社農園で栽培した甲州で造ったワインを20カ月樽で熟成。
和梨や丁子のような甲州らしい香り、樽熟成由来のシナモンやヒノキのようなニュアンス、コクのあるうまみや苦みをともなった厚みのある味わい。かますの炭火焼きや山菜料理などに合わせたい。
液体容量 | 750ml |
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ヴィンテージ(生産年) | 2019 |
アルコール度数 | 12容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
勝沼醸造
甲州テロワール・セレクション 祝
2310円
ワインの中に甲州のテロワールを表現
日本古来のぶどう品種・甲州に特化し、甲州のテロワールを追求している「勝沼醸造」。フランスのブルゴーニュで修業をした醸造家を中心に、ぶどう本来の味わいをワインに表現している名ワイナリー。
こちらは、勝沼町にある「祝(いわい)」地区から収穫されたぶどうのみで仕込む辛口の白ワイン。シュール・リー製法で仕上げられ、白桃のようなアロマが特徴的。「祝」というネーミングからお祝いの席にもおすすめしたい1本。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 10.5 容量パーセント |
果実 % | 甲州 100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
シャトー・メルシャン
シャトー・メルシャン 玉諸甲州きいろ香
2808 円
甲州のポテンシャルを引き出した柑橘香る白ワイン
柚子やかぼすのような和柑橘の香りとフレッシュな酸が特徴の辛口の白ワイン。香りの特徴を活かして、柑橘を搾って食べる天ぷらや白身のお刺身などの料理と相性が抜群。
柑橘系の爽やかな香りは、ワインの香りの世界的権威であるボルドー大学とシャトー・メルシャンの共同開発により、日本固有のぶどう甲州の隠れた香りのポテンシャルを引き出したもの。そんな新しいスタイルを生み出したワインをぜひ試してみて。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 10.5容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
丸藤葡萄酒工業
ルバイヤート 甲州シュール・リー
2680円
うまみがたっぷりで食事に合わせやすい1本
「日本ワイナリーアワード」にて4年連続五ツ星を獲得している山梨県甲州市勝沼町の「丸藤葡萄酒工業」が、勝沼町で育った甲州から造った辛口の白ワイン。
ワイン名の「シュール・リー」とはフランス語で「澱の上」という意味。ワインができた後、瓶に詰める直前まで澱とワインをともに熟成する製法。それによりうまみをたっぷりと備えた複雑味のあるワインに。和食全般に合わせやすく、特に魚介料理との相性は抜群。
液体容量 | 720ml |
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ヴィンテージ(生産年) | 2019 |
果実 % | 甲州100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
シャトー勝沼
鳥居平今村 ヴィンテージ・コレクション キュヴェ・ユカ・ブラン
5143円
貴重な熟成日本ワインがこの価格で味わえる
山梨県甲州市勝沼町で140年近くワイン醸造を手がけてき老舗ワイナリー「シャトー勝沼」。ワインの銘産地・勝沼の中でも「鳥居平」は最上のぶどうを生むのに必要な気候条件が揃っていて“日本のグラン・クリュ”とも言われる場所。
そんな恵まれた地で育った甲州で造られたこちらの白ワイン。なんとヴィンテージは2004年。2004年は雨が少なく日照量に恵まれた特別なキュヴェ。約17年の熟成を経て、うまみと複雑味をたっぷりと備えたプレミアムな白ワイン。
液体容量 | 720ml |
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ヴィンテージ(生産年) | 2004 |
アルコール度数 | 12容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
6.ソムリエおすすめの山梨ワイン/オレンジワイン5選
丸藤葡萄酒工業
ルバイヤート 甲州醸し
2400円
5ツ星ワイナリーが放つ甲州のオレンジワイン
「日本ワイナリーアワード」にて4年連続5ツ星を獲得。勝沼町を代表するワイナリー「丸藤葡萄酒工業」。自社管理畑の遅摘みした甲州を使用。果皮から抽出されたブラッドオレンジのような色調。
アプリコットのドライフルーツや干し柿のような風味に、優しい酸味、アフターに甲州らしいうまみを伴った苦みを感じるワイン。渋み成分のタンニンを持つため、鶏の唐揚げやとんかつなどジューシーなお肉のうまみを引き出してくれるという嬉しい効果も。
液体容量 | 720ml |
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ヴィンテージ(生産年) | 2020 |
アルコール度数 | 12容量パーセント |
果実 % | 甲州100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
駒園ヴィンヤード
Tao 甲州琥月
2530円
甲州のうまみがぎゅっと詰まった1本
1952年、山梨県甲州市に創業。長年「五味ワイナリー」として親しまれ、2019年に甲州ぶどうを栽培する自社園「駒園」から名付けられた「駒園ヴィンヤード」に名称を変更。「Tao」は、駒園ヴィンヤードのスタンダードキュヴェ。
甲州の果汁を2倍の果皮で漬け込む、独自の製法、ダブルスキンコンタクト法でぶどうのうまみをたっぷりと抽出したオレンジワイン。吟醸酒のようなニュアンスの味わいは、おでんなど出汁の効いた和食と最高の相性。
液体容量 | 750ml |
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ヴィンテージ(生産年) | 2019 |
果実 % | 甲州100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
シャトー・メルシャン
笛吹甲州グリ・ド・グリ
2640円
甲州の特徴をワインの色合いや味わいに表現
山梨県笛吹市笛吹地区で収穫した甲州を使用したオレンジワイン。ぶどうの皮が淡く灰色がかった色をしていることからグリ系とも言われる甲州。その特徴的な果皮が持つエッセンスを、ワインの味わいに表現するため丹念に仕込まれた1本。
色合いは、ほのかなオレンジ色。アプリコットやカリンなどの果実、ダージリンティーのような香り。微かにバニラやヨーグルトの香りが感じられ、複雑。心地よい酸と醸し発酵由来の複雑さが魅力。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 11.5容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
ボディ | フルボディ |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
ルミエールワイナリー
スパークリング オランジェ
2313円
甲州の風味を引き出したオレンジ色の辛口スパークリング
イギリスのワイン専門誌『Decanter』が主催する世界最大のワインコンクール「Decanter World Wine Awards 2021」でブロンズ賞を受賞したスパークリングワイン。
甲州ぶどうを使い、果皮や種からうまみと色を引き出すマセラシオン・カルボニックで醸造。シャンパーニュと同じ製法の瓶内二次発酵により自然に生まれる泡を閉じ込め、瓶内発酵後1年間熟成という手間ひまをかけた1本。すっきりとした酸味が主体のドライな味わいなので、料理にも合わせやすい。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 9容量パーセント |
果実 % | 甲州 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
勝沼醸造
ワインメーカーズ・チャレンジ 甲州 オレンジワイン 裕の琥珀の時間
3465円
限定ワインで表現する老舗ワイナリーの挑戦
「勝沼醸造」が日本ワインをより発展させるためにチャレンジ的なワインを手がける「ワインメーカーズ・チャレンジ」シリーズの第1弾。発酵時に果皮を漬け込み、甲州ぶどうの持つポテンシャルを余すことなく表現したオレンジワイン。
キレイなオレンジ色の外観。びわや柿のような果物のアロマにハーブのようなニュアンス。心地よい渋みを感じる複雑で深い味わいのワイン。1000本の限定生産なので、早めの購入がおすすめ。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 9.5容量パーセント |
果実 % | 甲州100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
7.ソムリエおすすめの山梨ワイン/ロゼワイン3選
サントリー
ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ
1915円
ほのかな甘みとジューシーな果実味が心地よい1本
サントリーが厳選国産ぶどう100%で造る日本ワインジャパンプレミアムシリーズ。こちらは、山梨県と長野県のマスカット・ベーリーAを主体としたやや甘口のロゼワイン。
もぎたてのぶどうをそのままほおばったような、フルーティで華やかな香りとジューシーでフレッシュな味わいが特徴。爽やかな酸味が心地よく、果実感もたっぷり。優しい甘みがあるので、スパイシーな料理にもマッチ。8~10℃くらいのやや冷やしめで味わって。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 9容量パーセント |
果実 % | マスカット・ベーリーA |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
マンズワイン
山梨 マスカット・ベーリーA ロゼ
1650円
冷やして楽しみたいチャーミングなロゼ
山梨県で最大の生産量を誇るワイナリー「マンズワイン」が、山梨県内の高品質なマスカット・ベーリーA種を厳選して造った微発泡の辛口ロゼワイン。鮮やかなピンク色の色合い、ベリー系の豊かな香り、ほどよい酸味とフレッシュな味わいが特徴。
そしてロゼワインは、合う料理の幅が広いのも嬉しいポイント。やや冷やしめの温度で、日常の家庭料理と合わせて楽しみたい1本。
液体容量 | 750ml |
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ヴィンテージ(生産年) | NV |
アルコール度数 | 11 容量パーセント |
果実 % | マスカット・ベーリーA |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
シャトー・メルシャン
日本の地ワイン 国中マスカット・ベーリーA ロゼ
1780円
国中地域のマスカット・ベーリーA で造るやや甘口の1本
シャトー・メルシャンが手がける「日本の地ワイン」シリーズは、ワインの個性の大半を決定するぶどう品種、産地、栽培管理責任者、醸造責任者、収穫年、育成方法、香味が明示されたワイン。
こちらのロゼは、昼夜の温度差が大きく降水量が少ないぶどう栽培が盛んな国中地域で収穫された、マスカット・ベーリーAを使用。華やかな香りとほのかに甘い優雅な味わいのロゼワイン。鮮やかなロゼ色で、食卓やパーティに華やかさをプラスして。
液体容量 | 500ml |
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アルコール度数 | 12容量パーセント |
果実 % | マスカット・ベーリーA主体 |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
8.ソムリエおすすめの山梨ワイン/赤ワイン4選
シャトー・メルシャン
シャトー・メルシャン 穂坂マスカット・ベーリーA
3675円
優雅な余韻が続くマスカット・ベーリーAの傑作
山梨県韮崎市の穂坂地区で育ったマスカット・ベーリーA100%で造った赤ワインをオーク樽で約25カ月熟成した1本。ブルーベリーやカシス、いちごのような果実香に、甘いシナモン、オーク樽由来のバニラなどがふんわりと香る。
心地よい酸とキレイに溶け込んだ渋みのバランスがよく余韻も長い。同じ山梨県の郷土料理である鶏モツ煮との相性は抜群。その他、肉じゃが、すき焼き、タレの焼鳥などにもばっちり。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 12.5 容量パーセント |
果実 % | マスカット・ベーリーA 100% |
ボディ | フルボディ |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
シャトー勝沼
シャトー勝沼 鳥居平今村 鳥居平ルージュ キュヴェ・ハナ
3120円
銘醸地「鳥居平」から生まれた希少な1本
ワインの銘産地・勝沼の中でも「鳥居平」は、気候条件が揃っていて“日本のグラン・クリュ”とも言われる場所。そんな恵まれた地で育ったブラック・クイーンを使用し、勝沼町の老舗ワイナリー「シャトー勝沼」が造るのが、「シャトー勝沼 鳥居平今村 鳥居平ルージュ キュヴェ・ハナ」。
凝縮した果実味と酸味のバランスがよく、コクのある味わいの赤ワイン。炭火焼のステーキやうなぎの蒲焼きなどと合わせてゆっくりと楽しみたい。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 12容量パーセント |
果実 % | ブラック・クイーン100% |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
ルミエールワイナリー
ルミエール 光 カベルネソーヴィニヨン
7100円
最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンをルーツに持つプレミアムな1本
山梨県笛吹市に1885年に創業した「ルミエールワイナリー」。フランス・ボルドー地方の5大シャトーのひとつである「シャトーマルゴー」のオーナーに頼み、ボルドーから送ってもらったカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を自社で栽培。
そんな高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンを使用し、約2年の樽熟成を経たプレミアムな赤ワインは、果実味が豊かでありながらやわらかく上品な風味が特徴。とっておきのお祝いの席や、大切な人へのプレゼントにもぴったり。
液体容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 13容量パーセント |
果実 % | カベルネ・ソーヴィニヨン |
ボディ | フルボディ |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
サントリー
登美の丘ワイナリー 登美 赤
12485円
ボルドーブレンドで造られた日本最高峰の赤ワイン
サントリーが手がける「登美の丘ワイナリー」の自社ぶどう畑の中でも最高品質のぶどうだけを使用した最高峰のワインがこちらの「登美」。メルロ52%、プチ・ヴェルド42% 、カベルネ・ソーヴィニヨン6%と、フランスのボルドー系の品種を絶妙なブレンドで仕上げた1本。
国内外のワインコンクールで数々の受賞を重ね、まさに世界に誇る日本最高峰の赤ワイン。和牛のステーキやすき焼きなどと合わせて、ハレの日に味わいたい。
液体容量 | 750ml |
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ヴィンテージ(生産年) | 2016 |
アルコール度数 | 12容量パーセント |
果実 % | メルロ 52%、プチ・ヴェルド 42%、カベルネ・ソーヴィニヨン 6% |
ボディ | フルボディ |
原産国名 | 日本 |
産地(地方) | 山梨県 |
よくある質問
山梨県のワインが人気なのはなぜですか?
日本のワイン造り発祥の地であり、日本を代表するワイン産地・山梨県。今から約150年前の1874年、山梨県の甲府市で本格的なワイン造りがスタート。これが日本のワイン造りの始まり。
世界最大のワインコンクールで中央葡萄酒の「キュヴェ三澤 明野甲州 2013」が日本ワインとして初の金賞および地域最高賞を受賞したほか、近年も「シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ2019」が「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2021」にて日本ワインで唯一となる金賞を受賞するなど、山梨ワインの快進撃が続いている。
「量・質ともに日本ワインを牽引する山梨ワインの魅力」もあわせてチェックを。
世界中で大流行している山梨の「オレンジワイン」おすすめは?
・五ツ星ワイナリーが放つ甲州のオレンジワイン「ルバイヤート 甲州醸し」
・甲州のうまみがぎゅっと詰まった1本「Tao 甲州琥月」
・甲州の特徴をワインの色合いや味わいに表現「笛吹甲州グリ・ド・グリ」
そのほか、「ソムリエが選ぶオレンジワイン5選」をチェック
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