【推し酒選手権】ホリデーシーズンに乾杯したい、シュワシュワのお酒
クリスマスや年末年始・・・ホリデーシーズンは“シュワシュワ”のお酒で華やかな気分を味わいたいという人も多いのでは？ 今回の推し酒選手権は、そんな“シュワシュワ”のお酒の中からプロが厳選した10本がノミネート。スパークリングワインや発泡日本酒、シードルなど、多彩なラインナップから、気になるお酒を選んでぜひ投票して！ 投票してくれた方の中から抽選で10名様に、今回紹介したお酒をプレゼント。
更新日：2022/12/13
バイヤーが選び抜いた、とっておきのお酒の中から3000円以内で厳選！
今回お酒をセレクトしてくれたのは、日本酒をはじめワインや焼酎など“日本で作られたお酒”を中心に幅広いお酒を揃え、都内6店舗を展開する「はせがわ酒店」の広報・後藤みのりさん。取り扱うお酒は担当バイヤーがさまざまな産地や生産者のもとを訪ねて1本1本厳選し、自身を持って推せる！と確信したものばかり。
「シュワシュワ系のお酒の中でも、今回は、手が届きやすい価格のものを中心に選びました。この季節は鍋料理とペアリングを楽しむのもおすすめです。ギフトやホームパーティの持ち寄りにもぴったりですよ」
編集部がすべて試飲した感想コメントもぜひ参考にして。
シュワシュワ選手権 推し酒のノミネート10本はこちら
愛宕の松 Sparkling
食材の持ち味を引き立て、食事がさらに楽しくなる“究極の食中酒”をテーマに酒造りを行う宮城県の「新澤醸造店」。1873（明治6）年の創業以来造り続ける「愛宕（あたご）の松」のスパークリングは、蔵人たちが一丸となって本気で考え抜いた1本。日本酒らしさを生かしながらも、過剰な甘さを抑え、すっきりとした飲み心地が特徴。
＜感想コメント＞
「キリッとシャープな飲み心地で、食中酒にぴったり。和・洋・中と幅広い料理に合いそうです。私はお刺身のほか、揚げ物とも合わせてみました。日本酒好きはもちろん、あまり飲み慣れていない人にもおすすめです」（編集部K）
クレマン・ド・ブルゴーニュ NV
「ルー・デュモン」はフランス・ブルゴーニュでワインを造る日本人醸造家・仲田晃司さんのドメーヌ。「天・地・人」と記されたエチケットは、“日本人であるということ”と“自然と人間に対する真摯な尊敬の念”の象徴。こちらは4品種のぶどうを使用し、シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵を行った後熟成。しっかりとした果実味とキレのある辛口の味わい。
＜感想コメント＞
「華やかな、さわやかな甘酸っぱさが特徴的。エチケットのデザインも特別感があり、乾杯の1杯にぴったりだと思います。繊細な味わいは、モッツァレラなどフレッシュタイプのチーズや、和食のお出汁とも相性がよさそうです」（編集部K）
サン・スフル･ロゼ 2021
山形県上山市で土づくりからこだわり、ワイン造りを行う「タケダワイナリー」。上質な地元・山形県産のマスカット・ベーリーAを100％使用し、亜硫酸を使用しない“サン・スフル”で醸造したスパークリングワイン。酵中のワインを瓶詰めし、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生んだガスがワインに溶け込んでいる。
＜感想コメント＞
「微発泡でしっかりとした味わい。酸化防止剤もろ過も行わずに造られたというだけあって、マスカット・ベーリーAの果実感やフレッシュな酸味が生きています。気分が上がる美しいロゼ色は、クリスマスやホームパーティの乾杯酒に最適」（編集部T）
SPARKLING RAIFUKU
数10種類に及ぶ酒米を使い分けるという茨城県の「来福酒造」が、北海道を代表する酒米品種「吟風」で造った「SPARKLING RAIFUKU」。最後に炭酸ガスを充填することで、キメの細かな泡と爽やかな飲み口を演出。軽くてややドライな味わいの中にも、日本酒らしい米の旨みを感じさせる1本。華やかなボトルのデザインはお祝いにもぴったり。
＜感想コメント＞
「余韻のあるふくよかな香りが心地よいお酒。スパークリングなので、日本酒初心者にもおすすめ。来福という名前もあり、お正月やお祝いのギフトに喜ばれそう。ワイングラスに注いで乾杯して、そのまま食中酒としても行けます」（編集部M）
高畠 嘉 スパークリング シャルドネ N.V.
山形県の南部に位置する高畠町で、多彩なワインを造っている「高畠ワイナリー」。こちらは、その名の通り、山形県高畠町で栽培された完熟シャルドネを100％使用したスパークリングワイン。グラスに注ぐと淡いレモン色の液体の中に繊細な気泡が上り、柑橘や白い花のようなフレッシュで華やかな香りが広がる。
＜感想コメント＞
「柑橘系を思わせる甘酸っぱさ、華やかな香りで、シャルドネ100％のいいところが引き出されたスパークリング。細かい泡もキレイなのでシャンパングラスで飲みたいです。日本ワインでこのお値段なら、普段飲みにもよさそう」（編集部M）
Tシリーズ スパークリング
国際的に評価されているオーストラリアのワイナリー「タルターニ」が手がける辛口のスパークリングワイン。シャンパーニュと同様の製法で造られていて、クリーミーな発泡や、シトラスやメロン、熟したストロベリーなどフルーティーなフレーバーが印象的。インポーターから「シャンパーニュ泣かせ」の異名を取るのも納得。
＜感想コメント＞
「洋梨のような香りと、ほんのりとした甘みを感じました。とがったところがなく、まろやかな口当たりで上品な味わい。クリーミーな泡立ちや淡い黄色がキレイなので、ぜひシャンパングラスなどで味わってほしいです」（編集部Y）
ドメーヌ・パーラー ナチュール・シードル
日本鶴をモチーフにしたロゴデザインがおなじみの日本酒「仙禽（せんきん）」を手がける蔵元が、地元・栃木県産のりんごを使ったシードルに挑戦。日本のりんごは酸味が少ないことから、理想の味を生み出すまでに試行錯誤を重ねた層。果実本来の自然な味わいを楽しんでもらいたいという思いから、濾過をせず、酸化防止剤の使用も最小限に留めている。
＜感想コメント＞
「口いっぱいに広がる爽やかな甘酸っぱさは、りんごそのもの！ 甘さを抑えたドライな味わいで、サイダー感覚で飲めてしまいます。アルコール度数も6％と低めなので、お酒が弱い人でも楽しめそう」（編集部K）
ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン N.V.
こちらのノンアルコールワインは、フランス南部で栽培された上質なぶどうで造られたワインから、「スピニング・コーン・カラム」と呼ばれる製法で、香りを損なうことなくアルコール成分を取り除いて造られたもの。トロピカルフルーツや桃、ライチを思わせる香りで、味わいもフルーティー。食中酒のほかフルーツやデザートとのペアリングもおすすめ。
＜感想コメント＞
「しっかりとワインの香りがあり、ひと口飲んだ瞬間、思わず『本当にノンアルコール？』とラベルを確認してしまったほど。お酒が飲めない人、あえて飲まない人におすすめしたい、革新的なノンアルコール・スパークリングです」（編集部T）
美丈夫 しゅわっ！！ 発泡吟醸
高知の蔵元「浜川商店」が、清冽な水と上質な米を原料に造った吟醸酒に時間をかけて炭酸を溶け込ませ、おだやかな香りとスッキリとした喉ごしに仕上げた発泡日本酒。通常の日本酒よりもアルコール度数はやや抑えめ。冷やしてそのまま飲むのはもちろん、ライムを搾ってロックで楽しんだり、果実のリキュールと合わせるのもおすすめ。
＜感想コメント＞
「キリッとした辛口で、後味スッキリ。炭酸がしっかりしていて喉ごしもよく、飲みやすいです。いい意味でクセがないので、食中酒に最適。特に和食だったら、お刺身からこってりした煮物まで、何にでも合いそう」（編集部M）
ひょうごCIDRE RonRon ドゥミセック 冬季限定
創業は1837（天保8）年。日本酒、播州一献で知られる「山陽盃酒造」が手がける「CIDRE RonRon」。兵庫県産のりんごを原料に、日本酒と同じように「いつもの食卓をより豊かなものへと彩る酒」というテーマのもとに造られるシードルは、甘さが抑えめで心地よいシュワシュワ感。こちらは気鋭のアーティスト・TAKUMI氏が手がけるこの冬限定ラベル。
＜感想コメント＞
「パッケージデザインがかっこよくて、クリスマスパーティにぴったり！ りんごを皮ごと絞ったようなフレッシュな果実感があって、ついつい進んでしまうおいしさです。クリーミーなチーズとの相性バツグン」（編集部Y）
【結果発表はこちら】シュワシュワの推し酒TOP5
投票期間を経て、集計が終了。ノミネートされた「推し酒」の紹介コメントや飲んだ感想などを見て、もっとも飲んでみたい、またはお気に入りの商品を1つだけ投票した、推し酒選手権。気軽に購入できる3000円以内で厳選したオススメ10本の中から、オズモール読者の投票により人気トップ5が決定！
【お酒特集】飲んだら幸せ！おさけじかん
今日は誰とどんなお酒を飲む？ 気の合う仲間と盛り上がったり、料理との組み合わせに感動したり、旅先で現地のお酒を試してみたり・・・。外飲み派も家飲み派も、お酒好きはもちろん、お酒に弱い人にも新しい発見がある、楽しい“＃おさけじかん”を紹介します。
※掲載は商品名の50音順になります
PHOTO／NORIKO YONEYAMA WRITING／MINORI KASAI
