【梅酒】日本一の梅の産地・和歌山県でつくられる本格梅酒5選&梅シロップの作り方
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【梅酒】日本一の梅の産地・和歌山県でつくられる本格梅酒5選&梅シロップの作り方

更新日:2020/06/24

梅雨はその名のとおり梅の収穫シーズン。今回は、紀州南高梅をはじめとする梅の産地として有名な和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」で人気の本格梅酒をご紹介。本格梅酒とは、梅、酒類、糖類だけで作られた梅酒のこと。ひと言で梅酒といっても、漬け込むお酒の種類や梅の実の完熟具合、配合などにより、香りや味わいもバリエーション豊かに。ぜひお気に入りの1本を見つけて。

アンテナショップで人気!日本一の梅の生産地・和歌山県でつくられる本格梅酒5選

オーク樽で熟成させることで生まれる独特の風味が魅力

「中田食品」は明治30年より続く、日本を代表する梅干しや梅酒づくりの老舗。こちらの「樽」はその名の通り、完熟南高梅を漬け込んだ梅酒を洋酒用のオーク樽で貯蔵した梅酒。完熟梅ならではの芳醇な香りにオーク樽独特の熟成した香りが加わり、ひと口ごとに濃厚なコクと、まろやかで深い甘みが広がる。おすすめの飲み方はロックやソーダ割り。お気に入りのグラスに注いで、チーズや燻製と一緒に楽しんで。

中田食品 樽(たる)

価格:2750円
容量:720ml
アルコール度数:20%
オンラインショップ

上質なブランデーで仕込んだ梅酒は、香り高く大人の味わい

漬け込むお酒を工夫するなど、ほかにはない味わいの梅酒づくりを行っている「紀州本庄うめよし」。こちらの「善」はブランデーをベースにした梅酒。蓋を開けた途端に広がる南高梅とブランデーの濃厚な香りにうっとり。甘さ控えめなので、梅酒は甘すぎてちょっと・・・と敬遠している人にも飲んでもらいたい1本。ロックで、ローストナッツなどシンプルにお酒のおいしさを味わうのがおすすめ。

紀州本庄うめよし 善(ぜん)

価格:1540円
容量:375ml
アルコール度数:19%
オンラインショップ

泡盛ならではの旨みや香りと、粗ごし梅の甘酸っぱさが絶妙

「紀州本庄うめよし」の「操」は南高梅生誕50周年を記念に生まれた新商品で、完熟した南高梅を泡盛の古酒(クースー)で漬け込んだ、粗ごし果肉入りの梅酒。高級感のある桐箱入りで、お祝いなどギフトにも喜ばれそう。味わいは濃厚ながらも甘さと酸味のバランスが良く、飽きのこないおいしさ。ロックやストレートで、干物や塩辛など塩味の強い魚介系のおつまみと一緒にどうぞ。

紀州本庄うめよし 操(みさお)木箱入

価格:4950円
容量:720ml
アルコール度数:11%
オンラインショップ

すっきりクリアな味わいは、どんな料理とも相性抜群!

自社農園で栽培した南高梅のおいしさが引き立つよう、漬け込むお酒や砂糖など、一つひとつの素材選びも大切にしている「筋本農園」。丹精込めて育てた梅を米焼酎に漬け込んだ「紀州浪漫」は、甘みや酸味、香りのバランスが絶妙。すっきりとした味わいでくせがなく、食中酒にもぴったり。おすすめの飲み方は常温でストレート。ワイングラスなどで、まずは香りを楽しんでから味わってみて。

筋本農園 紀州浪漫

価格:1870円
容量:720ml
アルコール度数:10%
オンラインショップ

慶応2年創業の老舗酒造が、自慢の地酒で仕込んだ梅酒

高野山のふもとで酒造りを行う「初桜酒造」が梅酒づくりに使うのは、もちろん自社の日本酒。昔ながらの製法で、丹精込めて仕込んだ日本酒に、樹上で完熟した南高梅を漬け込んだ「紀州うめ酒」は、すっきりとした味わいながらも日本酒がもつ旨みが感じられる1本。おすすめの飲み方はロックやストレート。魚介の塩焼きやソテー等のガッツリ系のおかずとの相性もいいので、ぜひ試してみて。

初桜酒造 紀州のうめ酒

価格:825円
容量:300ml
アルコール度数:13%
オンラインショップ

おうちでもチャレンジ!失敗しない梅シロップの作り方

夏に向けて、梅の実でつくる「梅シロップ」はいかが? 梅の実を凍らせることで果肉の繊維が壊れやすくなり、梅のエキスが早く抽出されるそう。また、漬かる時間が早くなるため、カビを防止する効果も。シロップはお水やソーダなど1:4で割るのが基本。お好みのお酒もプラスして楽しんで。

梅シロップ

<材料>
梅 1㎏/氷砂糖 800g~1㎏(お好みで)
<作り方>
1.梅は水洗いしてヘタを取り、水気を取ったら24時間以上冷凍庫に入れる。
2.殺菌した広口のびんに氷砂糖と梅を交互に入れて密閉する。
3.冷暗所に置いて保管。ときどきびんを動かして氷砂糖を溶かす。
4.約1週間で完成。発酵しやすいので梅の実を取り出して、別の容器に入れ替えて冷蔵庫で保存。

今回紹介したお酒が買えるのはココ

和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」

有楽町の東京交通会館の地下1階にある「わかやま紀州館」は、和歌山県の特産品はもちろん、観光情報も充実のアンテナショップ。物産コーナーには今回ご紹介した個性豊かな梅酒や、常時約60種類が揃うという梅干しをはじめ、和歌山県の魅力が詰まった商品がずらり。店頭には、毎日和歌山から直送されるという採れたて野菜も並ぶので要チェック!

OZmallからのお願い

外出時は、ご自身の体調と向き合いマスク着用のうえ、各施設の3密対策・ソーシャルディスタンス確保などの衛生対策に従い、思いやりを持った行動をお願いします。

【特集】飲んだら幸せ!OSAKE JIKAN

今日は誰となにを飲む? 気の合う仲間と盛り上がったり、料理との組み合わせに感動したり、旅先で現地のお酒を試してみたり・・・。編集部が楽しい“OSAKE JIKAN”を紹介します。

PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/MINORI KASAI

※記事は2020年6月24日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります