日本酒スタイリストの島田律子さんが女性目線で厳選した、父の日にプレゼントしたいお酒
機内でも提供される、人気ブランド「七田」シリーズの最高峰
佐賀県の「天山酒造」の人気ブランド「七田(しちだ)」の純米大吟醸。国内のファンだけでなく、ANA国際線ビジネスクラスで提供するお酒にも採用されている、世界も認める逸品。
「七田らしいコクと深みのある味わいに加えて、華やかな吟醸香と、フルーティさのバランスが素晴らしく、飲めば誰もが思わず『うまい』とため息をもらすお酒。香りの高い料理と相性がいいので、かぼすをしぼった焼き魚や、サーモンのマリネなどと合わせてみて」
日本酒好きなお父さんに贈りたい、フレッシュな飲み切りサイズ
辰馬本家酒造を代表するブランド「黒松白鹿」。350年以上の歴史を誇るお酒ということもあって、愛飲しているお父さんも多いかも。今回は飲み切りサイズの300mlボトル6本セットをご紹介。
「一切加熱処理をしていないので、口当たりがフレッシュ! ほんのり旨みを感じてクセがない、体にスッとしみ込むようなお酒です。『1日1本。適量を守ってね』というメッセージも込めてプレゼントするのはいかがでしょう?」
巨匠・北斎が描いた鍾馗様と魔除けの獅子のラベルで健康を願って
「人気酒造」の「人気一(にんきいち)」は福島を代表する銘酒のひとつ。葛飾北斎のラベルが目を惹くシリーズは、見た目にもインパクトがあって大人気。ラベルがシールになっていて、飲み終えた後ははがして厄除けのお守りとして貼るのもおすすめ。
「伝統的な木桶造りで造られており、華やかな香りがありながらも、ステンレスの造りにはない幅のある奥深い味わいが素晴らしく、思わず杯が進みます。和洋問わず、幅広く食中酒にぴったり。とくにクリーム系の料理と相性抜群です」
教えてくれた人:島田律子さん
日本航空(JAL)国際線CA勤務を経てエッセイスト、タレントとして活躍中。お父さんと一緒に晩酌したのをきっかけに日本酒の魅力のとりこに。きき酒師の資格取得後、日本酒造組合中央会より「日本酒スタイリスト」に任命される。スマイルブリューカンパニーの代表として、テレビや雑誌などメディアでの活動をはじめ、酒器や日本酒化粧品の商品開発など、国内外に向け日本酒の魅力を広く発信している。
日本のお酒のことをもっと知りたいならココ
東京・虎ノ門にある「日本の酒情報館」は日本酒造組合中央会が運営する、日本のお酒専門のミュージアム。日本が誇るお酒文化でもある日本酒、本格焼酎、泡盛の歴史や製造方法を紹介しているほか、酒蔵ツーリズムの提案や、全国各地で造られるさまざまなタイプのお酒の有料試飲も。お酒好きなお父さんと一緒に出かけても楽しそう!
※開館状況・開館時間などはWEBサイトで最新情報をご確認ください
【特集】飲んだら幸せ!OSAKE JIKAN
今日は誰となにを飲む? 気の合う仲間と盛り上がったり、料理との組み合わせに感動したり、旅先で現地のお酒を試してみたり・・・。編集部が楽しい“OSAKE JIKAN”を紹介します。
WRITING/MINORI KASAI