味噌・チーズ・日本酒のトリプル発酵テイストをマリアージュ
店名の通り、発酵食材を使ったさまざまなメニューがずらり。酢酸菌や乳酸菌、麹菌などを使ったカクテルも人気で、日本酒は季節に応じて幅広く種類を揃えているそう。
今回、代表の石島誉士さんは、愛媛県今治で造られている八木酒造部の「山丹正宗 本醸造酒 しまなみ」と、八丁味噌とパルミジャーノ・レッジャーノをつかったリゾットをチョイス。
「味噌とチーズは発酵食の代表として、メニューにたくさん使われています。冬なので体を温める素材として八丁味噌やパルミジャーノを加え、飲食が多いこの季節に苦みのあるケールでデトックス。山丹政宗は重めの飲み口なのでこっくりとした料理に合いますよ」
リゾットはアルデンテに仕上がった玄米の食感に赤出汁のような上品な味わい。それに濃厚なチーズの香りとケールの青みが加わり粒胡椒がアクセントになって、キリリと冷えた山丹政宗にぴったり。そのほか自家製リコッタチーズと味噌のカナッペ（600円）など、他では味わえないメニューは何度でも通いたくなってしまいそう。
Hacco's Table（ハッコーズテーブル）
住所：東京都台東区花川戸2-9-10
TEL：03-6231-7855
営業時間：11:00～15:00（14:30LO）、17:00～22:00（21:30LO）
定休日：なし（12/30夜～1/3は休み）
グラスで楽しむシュワシュワ日本酒と濃厚ハンバーグで幸せな夜
日本酒をグラスで楽しめるのが魅力の、日本酒とワイン専門の隠れ家バー。オーナーの白砂久美子さんが新潟出身のため、地元の希少なお酒が常に揃っているのも楽しみのひとつ。
カウンターには必ず女性スタッフがいて料理もしっかり提供されるので、1軒目から利用する女性のひとり客や女子会利用も多いのだとか。
今回、フルートグラスで提供された真っ白なお酒は、三輪酒造「白川郷 炭酸純米 泡にごり酒」。これに合わせて豊富なチーズ料理の中から、ブルーチーズがたっぷりかかったハンバーグをセレクト。
「泡にごり酒はアルコールも11％と飲みやすく、甘くてまろやかな味わいで、これにゴルゴンゾーラの塩気がとてもよく合うんです。女性に人気の組み合わせですね」と、白砂さん。
シュワシュワとした飲み口とふわふわのハンバーグ、どちらも濃厚だけどやさしい味わい。長居したくなる空間でトークに花を咲かせれば、お腹も心も大満足。
Shu-la-mer（シュ・ラ・メール）
住所：東京都港区新橋3-9-2 岡崎ビル3F
TEL：03-6452-9245
営業時間：18:00～翌2:30（翌2:00LO） 土～23:30（23:00LO)
定休日：日・祝（12/28～1/5は休み）
飲み比べし放題のお店で、チーズ×ハチミツ味をお酒で体験
カフェのような空間で、100種類以上の日本酒を中心にドリンクはすべて飲み比べし放題、おつまみや料理は持ち込み自由というユニークなスタイルのお店。ショーケースにずらりと並ぶ日本酒は、地方の小さな蔵元を中心とした品揃えで、オシャレなラベルのものもたくさん。
そんな中、今回紹介してくれたのは土田酒造の「群馬ナチュラル」という、あえて米と水以外に何も加えず、蔵に棲みついている自然の酵母で造られたお酒。
「お米のエキスがギュっと詰まった独特の甘みは、熟成したブルーチーズにぴったり。チーズにハチミツをかけて食べるのと同じ感覚ですね。冷でも燗でも合いますよ」と、広報の清水公太さん。
黄金色に輝くお酒を口にすると、ハチミツのような高級なみりんのような芳醇な甘みとコク。パンチのあるブルーチーズに負けていないどころか、さらに味わいが広がり口の中が幸せの飽和状態。
店内ではおつまみや料理の販売もあるので、知識豊富なスタッフと会話を楽しみながら自分のベストマッチを探してみるのも楽しそう。
KURAND SAKE MARKET（クランドサケマーケット）秋葉原店
住所：東京都千代田区外神田4-4-2 HULIC & New AKIHABARA 10F
TEL：03-5244-4399
営業時間：17:00～23:00（22:45LO）、土・日・祝12:00～16:00（15:30LO）、17:00～23:00（22:45LO）
定休日：なし（1/1は休み）
料金：時間無制限3300円、90分2200円、30分1100円、土日祝は昼飲み2200円
※スターツ出版発行のフリーマガジン「メトロミニッツ」でも＃のみぱく連載中！ 12月20日発行号では「日本のお酒×冬の和食」の組み合わせを、料理家の小平泰子さんが提案しています。
「＃のみぱく」で投稿！あなたのお気に入りの組み合わせは？
あなたのおすすめ「日本のお酒×○○」は？雑誌掲載やお酒プレゼントも
おいしいお酒と料理の最高の組み合わせを、写真で撮ってシェアする「＃のみぱく Instagramキャンペーン」。このお店のビールと餃子が最高！赤ワインとラム肉の組み合わせははずせないなど、あなたのお気に入りのお酒＆料理の写真を大募集中！
今回のテーマは「日本のお酒×○○」。このテーマに合わせてお酒と最高に合う一皿を投稿してくれた写真を、スターツ出版発行のフリーマガジン「メトロミニッツ」1月20日発行号の紙面でも紹介予定です。また、“飲む時間”をコンセプトに造られた日本酒「HINEMOS（ひねもす）」1本（500mlボトル）を3名様にプレゼント。それぞれの時間をデザインしたスタイリッシュなボトルは、ホームパーティの手土産やギフトにもおすすめ。どのボトルが当たるかはお楽しみに。
【特集】飲んだら幸せ！OSAKE JIKAN
今日は誰となにを飲む？ 気の合う仲間と盛り上がったり、料理との組み合わせに感動したり、旅先で現地のお酒を試してみたり・・・。編集部が楽しい“OSAKE JIKAN”を紹介します。
PHOTO/KAZUHITO MIURA, AYUMI OOSAKI WRITING/YUKO MUKAI（OZmall）
