小籠包なのに巨大!アツアツ肉汁スープをストローで味わう
サンフランシスコ発、2019年1月に日本上陸したこの店のシグネチャーメニューは、その名も「キングダム」。直径10cm、重さ160gと通常の小籠包6個分もあり、太いストローを刺して中のスープを飲むスタイルはインパクト大。エディブルフラワーで飾られた見た目も美しく、誰もが思わず写真を撮りたくなるはず。
スープは小籠包としては珍しく鶏と魚を使った出汁で、やさしい味わいながら豚肉あんのコクもしっかり感じられます。吸っても吸ってもあふれ出る旨みの固まりは1滴も逃したくない!
アツアツのスープを吸い込んだら、スパークリングワインでクールダウン。料理長の馬渕さんに選んでもらったスペインのカヴァ「ラ・ロスカ ブリュット」は、フレッシュでフルーティな香りと爽やかな味わいが口の中をすっきりとさせてくれて、またスープが飲みたくなるという至福のリピート。しっかりとしたもちもちの皮とふわふわのお肉も香り高く、これまたお酒が進んでしまいます。
ダンプリングタイム 餃子時間 渋谷ヒカリエ店
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 6F
TEL:03-6450-6030
営業時間:11:00~23:00(フード22:00、ドリンク22:30LO)
定休日:無休(渋谷ヒカリエに準じる)
口中に広がるコクと旨み。上海蟹を贅沢に使った小籠包にうっとり
上海で1900年に創業した老舗小籠包店のメニューがそのまま味わえると人気の店。伝統の技を引き継ぐ点心師によって手際よく作られる小籠包は、ひだの一つひとつまで芸術的に美しく、注文率ほぼ100%というから驚き。
王道の豚肉をはじめ、帆立貝柱と黄にら入り、海老入りなどさまざまな種類がある中、スパークリングワインとの相性で藤井店長がセレクトしてくれたのは、上海蟹肉入り小籠包。レンゲに乗せて箸を入れると、黄色いスープがあふれ出て、上海蟹の甘い香りがただよいます。この鮮やかな黄色は上海蟹独特のエキスの色。そっとスープを口にすると、海の恵みをぎゅっと凝縮したような蟹の風味と豚の皮から取ったコラーゲンのコクが広がり幸せな気分に。
この小籠包には、軽やかな飲み口のフランス産スパークリングワイン「ルネ・ラフランス ブリュット」がぴったり。柑橘を思わせる味わいで、濃厚な上海蟹の後味をさっぱりとリフレッシュさせてくれます。
南翔饅頭店 六本木ヒルズ店
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド1F
TEL:03-5413-9581
営業時間:日・月・火11:00~23:00(22:00LO)、水・木・金・土~23:30(22:30LO)
定休日:無休(六本木ヒルズに準じる)
“映える”8色のカラフルな小籠包はフレーバーも8種類
銀座・有楽町からアクセスのよいこちらは、シンガポール本店のメニューが日本で唯一食べられる人気店。広々とした2フロアも、女性を中心に小籠包目当てのお客さんですぐに埋まってしまうのだとか。
豚ひき肉のあんをベースに、オリジナル、高麗人参、フォアグラ、チーズ、黒トリュフ、ガーリック、蟹の卵、麻辣の色とりどり、味もそれぞれ異なる8種の小籠包が大人気。見た目も楽しく、どれから食べようか迷ってしまいます。
この日のスパークリングワインは、スペイン産の「ロジャーダノイア カヴァ ブリュット」。8種の中からこのワインに最も合うのは?と店長の李さんに尋ねると、迷いながらも「フォアグラかな」と教えてくれました。フォアグラの濃厚でふくよかな香りをシュワシュワとはじける泡が包み込んで、より香りが引き立つ相乗効果に納得。個性豊かな小籠包とスッキリとしたカヴァのペアリングで、リッチなひとときが過ごせます。
パラダイス ダイナシティ
住所:東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ1F&B1F
TEL:03-6228-7601
営業時間:11:00~23:00(22:00LO)、日・祝~22:30(21:30LO)
定休日:無休(ギンザ・グラッセに準じる)
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PHOTO/TAKASHI KATO WRITING/YUKO MUKAI(OZmall)