お肉と魚介がマリアージュ!?欲張り女子に嬉しい新店がオープン

“肉巻き雲丹軍艦”や“塊肉”など、お肉トレンドの火付け役・門崎「格之進」が新店舗「KABCO(カブコ)」を六本木にオープン! “門崎熟成肉と海の幸との出会い”が楽しめる新しいコンセプトは、話題になること間違いナシ。予約が取れなくなる前に、行かなくっちゃ。

更新日:2016/11/13

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門崎熟成肉×海の幸!お肉のトレンドセッターが仕掛ける斬新マリアージュ

2016年10月27日(木)にオープンした「KABCO」。店名は、Kanzaki Aging Beef Crossing Oceanの頭文字から。こちらのお店では、その名の通り“門崎熟成肉×海の幸”という、欲張りすぎるコラボレーションが楽しめちゃうんです。

「一頭を余すところなく食べてもらう」というモットーにのっとり、メニューはコース料理のみという潔さ。そのため、普段はなかなか自分では選ばない部位や珍しい部位を適した料理法で食べることができるそう。
確かに、焼肉屋さんに行っても食べたことがない部位ってなかなか注文しないかも・・・。未知のお肉との出会いに心が躍ります!

牡蠣肉

「KABCO」の看板メニュー「牡蠣肉」。アミノ酸豊富な牡蠣と、熟成させてアミノ酸が豊富になるお肉。一瞬奇をてらったように見えますが、しっかり相性を考えて作られているんです

まず注目したいのが牡蠣×お肉の組み合わせ。その名も「牡蠣肉」。
「こんなの食べたことない!でも気になる!」そんな意外性のあるコンボメニューがお得意の「格之進」らしい逸品ですよね。

でも実は、この食べ方海外では珍しくないそうで「牡蠣の消化酵素が牛肉の消化を助ける」とされているのだとか。おいしいだけじゃない、一石二鳥の組み合わせだったとは・・・驚きです。

ふっくらジューシーに仕上がった牡蠣。しっかりと中までアツアツなのに、みずみずしさも残っていて絶妙なんです。パクっとひと口で楽しむと、牡蠣からあふれ出るうまみをお肉がキャッチしてくれる。なんと贅沢な一皿!

このジューシーさを引き出しているのが、特注の窯。360度、全方位から均等に火入れができるようになっているんです。この窯を使って焼くことで、素材の持つ肉汁やうまみをギュギュッと閉じ込められるそう。

KABCO特製窯

こちらがそのオーダーメイドの窯。全方位から均等に火入れができるようになっているそう

数ある「格之進」の店舗でも、この窯があるのは「KABCO」だけ。そんなとっても珍しい窯の魅力を存分に味わってもらうべく生まれた一皿が、これからご紹介する食べ比べプレート。
味付けも部位も同じお肉を、窯の火入れとオーブンの火入れで食べ比べることができるんです!

熟成肉の食べ比べ

同じ部位を違う調理法で食べ比べ。この日は、ランプ。あまりに違う味わいに、とっても同じお肉とは思えません・・・!

写真をよーく見てください。わかりますでしょうか。右奥のスーっとシャープな切り口。こちらがオーブン焼き。手前側の表面に肉汁が浮き、ふっくらしているのが窯焼きです。

もちろん、どちらもおいしいです!
が、窯焼きは火が入っているのに水分がたっぷりとお肉に残っており、ふかふかしています。そのため、噛みしめる度にじゅわーっと口内に肉汁が広がります・・・。オーブン焼きの方はグッと味のパンチがあり、窯焼きの方は余韻を感じられる味わいとでも言いましょうか。
同じお肉なのに、調理法でこうも味わいが変わるというのはとても興味深い体験。ぜひ、食べ比べて実感してみてほしいです。

手前のお肉に載っているのは、わかめのピューレを乾燥させたもの。海藻×お肉というのも、新鮮ですよね。しかし、海藻のもつ塩味がお肉本来の味わいを引き立ててくれるし、後味をさっぱりともさせてくれるんですよ。

KABCO

この日のアイスは、ローズマリーの風味豊かなさっぱりとした味わい。フレッシュないちじくとベストマッチ

デザートが運ばれてきてびっくり。なんと、デザート皿にまでお肉が載っていました。こちらは赤ワインで煮込んだお肉で、いちじくを巻いたもの。甘めのワインとよく合います。
濃厚なお肉デザートと、さっぱりのシャーベット。永遠に食べ続けられそうな危険な組み合わせでした・・・。


紹介した料理以外に秋刀魚×バラ肉や牛ブイヨンのおじやなど、そのとき旬の食材を使用した料理全7皿で10584円がこちらのお店の基本。なかなか気軽には行きにくいけれど、これからはボーナスにクリスマス・・・と自分を甘やかす言い訳がしやすいシーズン! 今年のごほうびは、ちょっと贅沢な肉×魚介のマリアージュを試してみては?

KABCO

KABCO

TEL.03-6277-8229
東京都港区六本木3-1-25 六本木グランドプラザ3F
アクセス/六本木一丁目駅より徒歩3分
席数/24席
営業時間/ディナー18:00~21:00LO(23:00閉店)
日曜定休

WRITING/CHIKA SATO(OZmall)

※記事は2016年11月13日(日)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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