シーフード好きにはたまらない!貝しゃぶしゃぶの専門店へ

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今回訪れたのは2016年8月、麻布十番にオープンした貝しゃぶしゃぶの専門店。お肉じゃない、初体験の貝のしゃぶしゃぶに胸を躍らせながら、実食レポートしてきました

更新日:2016/09/24

噂の新店で、ありそうでなかった貝しゃぶしゃぶを体験

オープンの情報を耳にしてからずっと気になっていたんです。今までありそうでなかった貝しゃぶしゃぶが味わえる「THE XUN TOKYO」。場所は麻布十番駅からすぐのビル3階。

扉を開けると、ジャズが静かに流れる白と黒を基調としたシックでラグジュアリーな空間へ。麻布十番らしい大人の雰囲気がなんとも心地よく、料理への期待が高まります。この日いただいたのは、メニューの中心がコースということで、4800円のコース「美楽白湯」。

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4800円のコース「美楽白湯」のメニュー一例

前菜からの貝尽くしにワクワクが募る

まずテーブルに運ばれてきたのは、前菜の「シェルフィッシュシューター」。3つの小さなグラスに盛り付けられたかわいらしい前菜は、どれも貝が主役です。

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見た目にもそそられる、シェルフィッシュシューター

甘みやうまみ、それぞれ違う味わいにテンションが高まっていると、お次は「XUN特製サラダ」が登場。フレンチか、イタリアンかと思うほどの美しい盛り付けに魅せられつつ、フレッシュな野菜と貝の絶妙なバランスに、もう箸が止まりません!

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美しい見た目にキュン。「XUN特製サラダ」

マイ鍋で味わう貝しゃぶ。まずはスープから

さて、いよいよ貝しゃぶしゃぶの登場です。贅沢なのが、鍋は1人1つずつ、マイ鍋スタイルで楽しめること。オイルランプ形式の個性的でいてモダンな陶製の鍋にも心が躍ります。

「スープはひと晩かけて貝から出汁を取っています。まずはスープだけで味わってみてください」とスタッフに声をかけられ、鍋の中の白いスープを味わうと、貝の風味が高く、うまみが豊か。それでいて、あっさりしていて繊細で。まさにクセになるおいしさなのでした。

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スープに少量のお粥を入れてとろみをつけているのも特徴

白いスープが貝のおいしさを引き立ててます

スープを味わったら、具材を鍋へ。貝類はその日その日で厳選するそうで、この日はアサリ、ホンビノス、ムール貝、ホタテに加え、エビがテーブルに。

アサリとホンビノスはスープの中で貝が開いたら食べ頃。口に運んだ瞬間、ふっくらとジューシーな貝の風味が広がり、シーフード好きにはたまらないおいしさ。ちなみに、この貝しゃぶしゃぶは中国広東省の郷土料理「粥底火鍋」がベース。貝のエキスが濃縮したスープは美容効果も期待できるそう。

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ホタテとエビはスープにさっとくぐらせて食べよう。

たっぷりの野菜とキノコをスープとともに

具材の貝やエビのうまみが加わり、濃厚さを増していくスープ。今度はこのスープで、水菜やチンゲンサイなどの野菜とキノコを堪能。

普段の野菜不足を解消できるくらいボリュームたっぷりで、しかもスープと一緒に味わうとどんどんと食べられてしまうんです。スープは少なくなると、スタッフが絶妙なタイミングで継ぎ足しに来てくれるから、たくさん飲んでも大丈夫。スープも野菜もキノコも存分に満喫しちゃいました。

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約10種類が楽しめる、野菜とキノコの盛り合わせ

焼き麺にデザートも。最後まで楽しい

まだまだコースは終わりません。残ったスープにお粥でとろみをつけ、あんかけ風に味わう「XUNの焼き麺」。

さらに3種から選べるデザートも。

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りんごのシャーベット

この日のデザートは、ぜんざい、りんごのシャーベット、プリンが用意されていて、迷った末にぜんざいをセレクト。大粒の小豆がゴロゴロ入っていて、正解だったと思いつつ、ほかのデザートもおいしそう。

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今回選んだ、甘さ控えめのぜんざい

でも、これはまた次の機会の楽しみに。最初から最後までいっぱいときめけた「THE XUN TOKYO」の夜でした。

THE XUN TOKYO(ザ シュン トウキョウ)

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芸能人も通う、六本木のきのこしゃぶしゃぶの人気店「シャングリラズシークレット」の姉妹店。コースは4800円のほか、6800円、9800円の3種類。中国広東省の名物料理「粥底火鍋」をベースにした貝しゃぶしゃぶをメインに、女性シェフによる繊細でいて個性豊かな料理が味わえる。パクチーや大葉のモヒート、日本酒のサングリアといったオリジナルカクテルも揃うから、ここだけのディナーを満喫してみたい。

TEL.03-6277-6138
東京都港区麻布十番1-2-8アザブタカノビルディング3F
営業時間/17:00~23:30(22:30LO) 金・土~翌2:00
日曜定休
席数/34席
アクセス/東京メトロ南北線ほか「麻布十番駅」よりすぐ
カード使用可 要予約
平均予算/6000~8000円

WRITTING/MIE NAKAMURA ILLUSTRATION/HONGAMA

※記事は2016年9月24日(土)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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