女子会は恵比寿と決めてます vol.007
女子会をするなら、おいしくておしゃれなお店がたくさんあって、アクセスのいい恵比寿が断然おすすめ。なかでもお肉料理が絶品で女子会が盛り上がること間違いなしのお店をピックアップ!
更新日:2016/09/12
今回のお店:オステリア・ラ・リベラ
ワガママを叶えてくれるオステリアを発見!
今回のお店は、とあるビストロのオーナーから教えてもらった「オステリア・ラ・リベラ」。シチリアでの修行経験を持つ守本直樹さんを筆頭に、3人のシェフが厨房を切り盛りしています。
「『今日はこれが食べたい!』と言ってもらえれば、可能な限り、なんでも作りますよ」と守本さん。このお店のファンには、しっかり食事をしたい人はもちろん、軽くワイン1杯とおつまみ1品という人、デザートだけを食べにくる人までさまざま。普段づかいできる気軽さと、なにを頼んでも間違いのないおいしさが人気の理由です。
今日の気分は(いつもだけれど)お肉! ということで登場したのは「牛モモ肉のタリアータ(2000円)」。焼き方にコツがあって、80度前後の低温でじっくり火を入れて、身の中に肉汁を閉じ込めるのだそう。ナイフを入れると中から肉汁がジュワッと・・・とはならないけれど、その分、口の中でお肉の旨みが一気に広がります。これはおいしい~! 連日の忙しさでバテそうになっていた同行者も満面の笑顔。彼女の笑顔が見られて、おいしさも倍増です。
手間ひまかけた料理の数々が
登場する度に歓声が上がります
もうひとつの自慢は、守本さんが修業先のピエモンテをはじめ、イタリア各地で学んだ郷土料理。お肉はもちろんのこと、毎朝、オーナー自ら佐島漁港で買い付ける魚介類や鎌倉野菜など、こだわりの食材がふんだんに使われています。
この日のおすすめは、豚の頭やタン、耳、頬肉などを柔らかく煮て、豚から出るゼラチンで固めた「ソプレッサータ」と自家製の鴨の生ハムの盛り合わせ。豚の骨から出るゼラチンで固めたソプレッサータは、想像していたよりもあっさりしていて上品なおいしさ。一方、鴨ハムは旨みが凝縮された濃厚な味わい。この一皿でかなりワインが進んでしまう!
さらに「これも食べてみて」と「穴子のシチリア風煮込みソース ショートパスタ“カヴァティエッディ”(1600円)」が登場。穴子とトマトソース、さらに山椒も!? 意外にも思える組み合わせが、すごく合うんです。このメニューは、“もしもアナゴをイタリア人が料理したら・・・”という発想から生まれたメニューなんだとか。
守本さん達と話していると、心から食材を愛し、料理を楽しんでいることが伝わってきます。あんまり教えたくないけれど、やっぱりおすすめしたい・・・!そんなお店でした。
店舗データ
Osteria La libera オステリア・ラ・リベラ
TEL:03-6452-4853
東京都渋谷区恵比寿南1-18-11 西田ビル 1F
営業:月~土12:00~15:00(14:00LO) 18:00~24:00(23:00LO) 日・祝
12:00~15:00(14:00LO) 17:00~23:00(22:00LO)
席数:20席
アクセス:恵比寿駅より徒歩5分
カード:可
予約:可
平均予算:4000~5000円
喫煙種別:禁煙
WRITING/MINORI KASAI PHOTO/NAOMICHI SEO ILLUSTRATION/HONGAMA