わんこそばのように楽しむビール新体験

食欲の秋を迎え、おいしい料理とともに楽しみたいビール。この秋は「世界でトレンドのビアスタイル」が体験できると聞いて、さっそく赤坂のカジュアルビアダイニングへ行ってきました!

更新日:2016/09/04

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“わんこそば”スタイルが新鮮!ドイツ伝統のデュッセルスタイルでビールを楽しむ

「ビアガーデンのシーズンを過ぎても、やっぱりビールが好き」な私に、耳寄りの秋ビール情報が飛び込んできました。

ドイツドラフトビールの品揃えは国内最大級というカジュアルビアダイニング「SCHMATZ(シュマッツ)」赤坂店で、2016年9月1日(木)から新しいビールと秋の新メニューが登場したというもの。

しかも、ビールを飲み終えるとスタッフが自動的におかわりを持ってくるというドイツ伝統のデュッセルスタイルで、まるで「わんこそば」のようなサービスが始まるそう。

ワクワクしながら入店すると、そこで私を待っていたのは一度に何個もビアグラスを運べるKRANTS(クランツ)と呼ばれる専用トレイ。一気にテンションがあがります!

トップ:VON VON_KRANTZ image

クラフトビール「VON VON」(1杯270円)

苦味とコクを楽しめる、口当たりのよいオリジナルクラフトビール「VON VON」

デュッセルスタイルで楽しめるのは、新メニューとして登場するオリジナルクラフトビール「VON VON(フォンフォン)」(1杯270円)。赤みがかったコハク色のアルトビールで、甘さと苦味のバランスがちょうどいい感じ。

国際的な苦味の単位を表す「IBU」が30ということで、店内のビールの中で一番苦味の強い36のものに比べると、「やや強い」程度なのだとか。でも、苦味が濃い割にはマイルドで飲みやすいし、1杯の容量は160mlと小ぶりなサイズ。これなら何杯もおかわりできそうです。

メニューにはそれぞれのビールの苦味を表す「IBU」が書かれているので、選ぶときの目安にしてみて。ちなみに、いちばん低い13の「エルディンガ―」(S518円・M702円・L918円)は、フルーティな味わいで女性に人気なのも納得。

グラスホルダー:P8300087

「VON VON」とグラスホルダー

まるで “わんこそば”状態!グラスが空いたらすぐにスタッフが登場

この“わんこそば”のような“デュッセルスタイル”というのは、ドイツ・デュッセルドルフでのビアスタイルなのだとか。

店内では、現地のスタイルにならってスタッフさんがトレイを持って回遊し、グラスの空いたお客さんを見つけると、グラスホルダーに片付けて新しいグラスをサービス。気付いてほしいときには、お客さんのほうから「VON VON(フォンフォン)!」と呼ぶと、元気な声で「Danke(ダンケ:ありがとう)!」と答えておかわりを用意してくれます。

飲んだグラスの数はコースターに印を付けていくのだけれど、「もうたっぷり飲んだわ」という時にはそのコースターをグラスの上に置くことで終了の合図に。このあたりも“わんこそば”と同じシステムなのが、ちょっとツボでした。

スタッフ:IMG_0604

デュッセルスタイルのトレイ「KRANTS」を運ぶスタッフさん

ほどよい塩味がビールによく合う、秋の新メニュー「オイスターとハーブのアヒージョ」

さらに、秋の新メニューとして登場した「オイスターとハーブのアヒージョ」も味わってみました。

広島産の肉厚な牡蠣に、ローズマリーやディルなどのハーブとペッパーやガーリックが効いた風味豊かな一品で、ほどよい塩味のオイスターはビールにぴったり。

香ばしく焼き上げたパンをアヒージョのオイルに付けて食べるのもおいしくて、ついついビールが進んじゃいます。

オイスターとハーブのアヒージョ:P8300081

「オイスターとハーブのアヒージョ」(777円)

このほかにも、おすすめメニューとしてヨーロッパで人気の“進化系ドイツ料理”をチェック。

写真の「ベルリンカリーヴルスト」(950円)は、ベルリンで大人気の屋台ご飯。スモークした特大ソーセージとポテトが、スパイシーなカレー風味でいただけます。ボリューミーだけど、ピリッとした辛さがクセになりそう。

また、薄手のカツレツ「シュニッツェル」に、こんがりチーズを合わせてピザ仕立てにした「シュニッツェル パルメジャーナ」(1382円)も、香ばしさとまろやかさが絶秒。

ドイツでは「オクトーバーフェスト」などが始まる秋がビールの本番! この秋はドイツ仕込みの新しいスタイルで、楽しいビール体験をしてみませんか。

カリーヴルスト:P8300091

「ベルリンカリーヴルスト」(950円)

SCHMATZ BEER DINING シュマッツ ビア ダイニング 赤坂店

店内画像

TEL.03-5545-5424
東京都港区赤坂3-19-8
営業時間:月~木11:30~15:00(14:30 LO) 17:00~23:00(22:30 LO)、金11:30~15:00(14:30 LO) 17:00~23:30(23:00 LO)、土11:30~23:00(22:30 LO)、日11:30~22:30(22:00 LO)
定休日:年末年始のみ
席数:45席
アクセス:東京メトロ丸ノ内線ほか「赤坂見附駅」より徒歩3分、東京メトロ千代田線ほか「赤坂駅」より徒歩7分
カード:可
予約:可

WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)

※記事は2016年9月4日(日)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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