ほかでは味わえないレアな銘柄も!六本木がビールパラダイスになる夢の10日間
ビール好きにはたまらない、「ベルギービールウィークエンド東京 2016」が今年も開催! 113種ものベルギービールを伝統料理やトップアーティストによるパフォーマンスとともに楽しむ、ベルギー文化を丸ごと体験できる10日間なのです。たくさんの種類に迷いがちな私は、おすすめのビールタイプとその味わい方についてリサーチしてみました。
更新日:2016/09/09
専用グラスとコインで。イベントの楽しみ方
イベントに行ったら1杯目のビールを飲みつつ、レアなビールをゲットして・・・とさっそく飲む方のシミュレーションをし始めちゃいますが、楽しむためにはまずチケット購入を。専用グラスと飲食用コイン11枚が付く「スターターセット(3100円)」を購入したら、好みのブースへ行き、コインとビールや食事を引き換えましょう。1杯飲むごとに会場内のグラスリンサーでグラスを洗い、次なるビールを探しに。追加コインも販売しているので、ついついお酒が進んでしまいそうです。
まずは、清涼感あふれるホワイトビールで乾杯!
最初の1杯にはホワイトビールがおすすめです。コリアンダーやオレンジピールをアクセントにした、フルーティーでスパイシーな清涼感あふれる味わいが乾杯にぴったり。なかでも「ヴェデット・エクストラ ホワイト」は、キリッとした味わいが続きフルーティーでドライな後味が広がる、ぜひスタートに飲みたい銘柄です。
伝統料理と相性のいいビールでお腹を満たそう
せっかくなら美食の国と言われるベルギーの伝統料理と味わいたいですよね。味わうべきメニューと相性抜群のビールタイプをチェックしてみました。
カルボナード(牛肉のビール煮込み)×ワイン感覚で飲めるビール
牛肉のビール煮込みであるカルボナードには、トラピスト・ビールやレッド・ビールを。ワイン感覚で飲むことができるこのタイプのビールは、ビール特有の香りに加え、コクや苦みがカルボナードと絶妙にマッチします。新鮮な酵母の香りとバラのような花の香りが特徴的な「シメイ ブルー/トラピスト・ビール」は、おすすめの一品。
ブーレット(ミートボール)×ホップの効いた爽やかなビール
ブーレットとは、トマトソースで煮込んだミートボールのこと。ホップの効いた爽やかな香りと味わいのあるビールと相性がいいので、IPAやセゾン・ビール、ゴールデン・エールと味わいたいです。なかでも「クリム パシオネル/IPA」は常に品薄状態という人気のビールなので、この機会に飲んでおきたい要チェックの銘柄です。
ムール貝のスープ仕立て×飲みごたえのあるビール
ベルギー料理の定番中の定番、ムール貝にトマト風味のソースを合わせた、ムール貝のスープ仕立てには、アルコール度数が少し高めの飲みごたえのあるゴールデン・エールがぴったり。“世界一魔性を秘めたビール”と称されるゴールデン・エールの最高峰「デュベル/ゴールデン・エール」と一緒にぜひ。ほか、ホワイトビールやピルスナーなど爽やかな口当たりのビールや、酸味のあるランビックビールとも楽しめます。
絶対飲むべき!ここでしか味わえない、貴重なビール
気になったのは、年間3000リッターしか造られていないという「カンティヨン・アプリコット・フフン/フルーツ・ビール」。あんずを手作業で漬け込んだ強い酸味が特徴の、非常に珍しい限定ビールなのです。これは絶対に味わいたい・・・! そして、「グーデン・カロルス・インダルジャンス2015/スペシャル・ビール」も気になるひとつです。原料にウィスキーを使い、オーク樽で醸造された味わい深いビールなのだとか。
めったに出会えない珍しいビールはBBW Boutiqueコーナーで見つけられるそう。数量限定かつ販売メニューがランダムに変わるので、行く度に新しい出会いに期待できるのも楽しいですね。
ベルギービールを片手に、おいしい料理と秋風と。初秋を感じるイベントで、好きなだけビールを味わいに出かけませんか。
ベルギービールウィークエンド東京 2016
会場:六本木ヒルズアリーナ
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅 1C出口よりコンコースにて直結、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 3番出口より徒歩4分、「麻布十番」駅 7番出口より徒歩5分
開催日時:2016年9月16日(金)〜25日(日)※雨天開催
開催時間:平日14:00 ~ 22:00(LO.21:30)、土・日・祝11:00~22:00(LO.21:30)※初日は16:00から、最終日は21:00(LO.20:30)まで
主催:ベルギービールウィークエンド実行委員会
チケット:スターターセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚)3100円
前売りチケット取扱:全国セブン-イレブン各店、全国サークルK・サンクス各店、チケットぴあ(Pコード 990-177)
WRITING/NOZOMI SUZUKI