夜遅すぎごはん 中央線編 vol.004
【第1・3金曜21:00配信】
がんばって遅くまで働いた夜。家で自炊も面倒だし、脳をリセットさせるためにも、ちょこっとどこかに立ち寄って一息いれたい。まるで一杯やって帰るおじさまのようだけど、女性だってそんな夜もありますよね。この連載では、夜10時以降、女性ひとりで気軽にごはんを食べられるお店を沿線単位で紹介してきます。第一弾は中央線です。
更新日：2016/09/02
今回のお店：CURRY BAR シューベル（西荻窪駅）
元バンドマンの店主が作る、音楽のようなスパイスカレー
第4回目も引き続き中央線編、今回はカレー激戦区・西荻窪にあるカレーバー「シューベル」です。
こちはら元バンドマンの店主や音楽好きの常連さんにおすすめの音楽を教えてもらえたり、若手作家のハンドメイド作品が展示されていたり、何気ない会話から限定メニューが生まれたりと、訪れるたびに新しい出会いがあるのが魅力。「職場と家の往復ばかりでマンネリ気味の毎日を変えたい！」そんな人にぜひ一度足を運んでほしいお店です。
はじめて来店する人には、ドリンク、おつまみ、カレーがセットになった「はじめてSET」がおすすめ。今回紹介する「カシスラッシー」「瞬殺ナス」「季節野菜の素揚げチキンカリー」がなんと1500円でいただけます。
9人で満席の小さなお店は居心地がよく、夜11時以降にひとりで来店する女性も多いそう。通うことで仲間ができ、人脈が広がることも
人気メニューは21種類ものスパイスを使った「季節野菜の素揚げチキンカリー」
「100種類以上もあるスパイスから組み合わせを選び、少しずつ配分を変えて味を作っていく作業は、音楽作りに似ているんです」と話す店主・高木修一さん。人気メニューの「季節野菜の素揚げチキンカリー」は、21種類ものスパイスが使われています。ルウの上に並んだ色鮮やかな野菜も踊っているように楽しげ。野菜は季節によって変わるので、行く度に違った味が楽しめそう。一緒にいただくドリンクには「カシスラッシー」をセレクト。濃厚でありながらも、ほんのり甘くて爽やかな酸味がカレーによく合う！
ほかにも、シーフードベースの「ebiohead」や「恋人ブロッコリー」、夜11時以降しか食べられない「ナイトキーマ」など、ユニークなネーミングのメニューもたくさん。盛り付けもカラフルでインパクトがあり、店主・高木さんのお客さんを楽しませたいという思いがそこかしこに感じられます。
季節野菜の素揚げチキンカリー（950円）とカシスラッシー（600円）
おつまみ30種、ドリンク50種。軽めにすませたい夜のサク飲みにもぴったり
シューベルはカレーだけではなく、おつまみやドリンクメニューも豊富。今回は具だくさんで満足度が高い「本日のアヒージョ バゲット付き」と、さっぱりと優しく、佇まいもかわいらしい「瞬殺ナス」をいただきました。おいしくて、かわいい。しかも、野菜たっぷりだから、深夜にごはんを食べる罪悪感を消し去ってくれます。カレーはちょっと重たい、でもなんだかまっすぐ帰りたくないという夜のサク飲みにもおすすめです。今日もごちそうさまでした！
本日のアヒージョバゲット付き（600円）
瞬殺ナス（380円）
TEL：070-5454-7501
東京都杉並区西荻南1-23-11 日興パレス西荻窪PARTⅡ
営業時間：火～金19:00～26:00(L.O.25:00) 土18:00〜26:00(L.O.25:00) 日祝12:00〜16:00 18:00〜22:00(LO.21:00)
定休日：月（月曜が祝日の場合は営業、翌日が休業となります）
席数：9
アクセス：JR西荻窪駅南口から徒歩約4分
予約：可
平均予算：1500円前後
喫煙種別：店内禁煙（ドア外に喫煙所あり）
WRITING／NATSU AKATSUCHI（OZmall） PHOTO／AYA MORIMOTO ILLUSTRATION／HONGAMA
