日本酒しっぽり。女2人酒 vol.003

日本酒しっぽり。女2人酒

【第4月曜16:00更新】
慌ただしい毎日のなか、気の置けない女友だちと、おいしい日本酒を飲みながら心ゆくまで女子トークに花を咲かせたい。そんな居心地のいいお店を、日本酒好きライター浅井直子が厳選してご紹介します。

更新日:2016/08/25

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醸造タンクを横目に自家製どぶろくが飲める!東京初の日本酒ブルワリーパブ

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「えっ!? 自家製どぶろくが飲める店!?」「しかも、店内に醸造タンクがあるんだって!」と、2015年10月1日(日本酒の日!)のオープン以来、日本酒ラバーたちの注目の的なのが、今回ご紹介する「にほんしゅほたる」。クラフトビールが話題になり、醸造所に併設された「ブルワリーパブ」が人気を集めるなか、いうなれば、こちらは「日本酒ブルワリーパブ」。2016年6月から本格的な提供が始まったどぶろくは、どうやら女性に人気のようですよ!

「にほんしゅほたる」で“女2人酒”が弾む3つの理由

純米大吟醸クラスの自家製どぶろくは、口あたりのよさと低アルコールで女性に人気!

どぶろくの製造免許を取得後、2016年3月から試験的に提供を開始。理想の味わいになるまで、納得がいくまで試行錯誤した店主の宮井敏臣さん。その後もブラッシュアップを重ね、晴れて6月から正式に提供となりました。

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店内に置かれた醸造用タンク

酒米の王様・山田錦を50%まで削った、大吟醸クラスのどぶろくは、口あたりのよい甘みを残しながらも、後味はキリッとドライな仕上がり。アルコール度数を12、3度まで下げているため、日本酒初心者にも飲みやすいと評判です。

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自家製どぶろくは、60ml350円~楽しめる

有名銘柄からマニアックなお酒まで。日本酒に詳しくない女友達も誘いやすい品揃え

「今日は“女2人酒”を楽しみたい!」と思ったら、誘い文句として「〇〇が飲めるよ」と、有名銘柄の名前をあげるのもひとつの手。こちらでは、よく耳にする「十四代」「獺祭」などを筆頭に、どぶろくの酒米を譲ってもらっている「栄光冨士」や、都内ではあまり見かけない山陰のお酒など、常に約40種類の日本酒を常備しています。また、お酒の価格はお試しサイズも選べる均一価格。60mlで350円、120mlで650円、180mlで900円と明朗なのも嬉しいポイント。

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日本酒ビギナーも楽しみやすい、全国の銘酒が揃う

美酒の杯が止まらなくなる!?日本酒好きのハートを射抜く料理の数々。

おいしいお酒に大切なのは、それを受けとめるフード。まず、最初にオーダーしたいのが、都内のホテルや料亭で経験を積んだ料理長が腕をふるう日替わりのおつまみ5種盛りです。ちなみに取材当日の5種盛りは、「たらこ粕漬け」「出汁巻き卵 生のりあん」「鶏白レバーの山椒煮」など、出汁を利かせたり、自家製のタレを工夫したりしてお酒が進むようひとひねりした肴ばかり。酒よし、つまみよしのお店、リピーター続出なのも納得です。

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「料理長おまかせ おつまみ五種盛り合わせ」1480円

にほんしゅ ほたる

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TEL.03-5577-6556
東京都千代田区内神田1-17-1 M3ビル
営業時間:月~金 17:00~23:30  土17:00~23:00
日祝定休
席数:37席
アクセス:JR神田駅、丸の内線大手町駅より徒歩5分
平均予算:3500円
カード利用可 予約可
完全禁煙(店外に灰皿設置)

文/浅井直子

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サケニスト。「TOKYO SAKEGRAPHY」主宰。日本酒を取り巻く人と風土の魅力に惹かれるうちに、雑誌やwebメディアでの執筆や、蔵元を招いた女性限定イベントや、DJを絡めた日本酒イベントなども主催。「日本酒を知ることは日本を知ること」「日本酒をブームではなく、カルチャーに」をモットーに、活動している。

PHOTO/AYA MORIMOTO ILLUSTRATION/HONGAMA

※記事は2016年8月25日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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