スタンディングバー集合で! vol.002
忙しいあの人とごはんに行くなら、軽く飲みながら相手を待つのも乙なもの。ここでは、飲み歩きの達人・丸山剛史さんが、女性ひとりでも入りやすい立ち飲み・角打ちスポットを紹介。どこも気持ちのいい場所だから、待つ時間がメインイベントになったりして。
更新日:2016/07/22
今回の集合場所:びすとろUOKIN(新橋)
気軽に食べれる本格フレンチで待ち合わせを
新橋の繁華街の大通りから一本横に入った細路地に赤い雨よけにウッドの看板。新橋らしからぬヨーロッパの雰囲気。UOKINと聞いて気が付く人もいるかもしれませんが、新橋では誰もが知っている和食居酒屋「魚金」の姉妹店なのです。和なイメージとはまったく違ったお店に集まるのは海外の人も多く、ちょっとした文化交流の場にもなっているそうで、自分の語学力を試す場としてもいいのではないでしょうか。
2倍近くあるシャンパングラスでお得なひととき
出てきたグラスをみてびっくり! この金額でこの量のスパークリングはこれまで見たことがなかったので。お通しのパンがおいしく、聞けば軽井沢の浅野屋パンから取り寄せているとのこと。さらにパンにつけるしらすのオリーブオイルが絶品。このパンに合うものが食べたくなり、この店で人気のパテ・ド・カンパー二ュ(734円)をオーダー。いろいろな種類の煮込んだ肉の旨味が凝縮されているだけあって、この濃厚な味のパテをパンにのせるといい感じのバランスに。ついついお酒が進んでしまいます。
さっぱりとしたジュレの清涼感がたまらない
この時期だけいただける、おいしい一品が夏限定トマトファルシ。トマトの中にフロマージュ・ブラン(滑らかなクリーム状のチーズ)が入っていて、トマトの酸味とのバランスがよく、さらにかかっているジュレがトマトベースなので口の中でうまみが広がります。あっさりしていて食べやすいので、夏バテで食欲がない人にもおすすめです。
びすとろUOKIN新橋店
TEL:03-3438-1477
東京都港区新橋4-6-4
営業時間:月~金17:00~23:30(22:30LO) 土・日・祝16:00~23:00(22:00LO)
定休日:年中無休(12月31日、1月1日はお休み)
席数:20席
アクセス:新橋駅より徒歩5分
カード:可
予約:可
喫煙種別:全面喫煙可
平均予算:2000~3000円前後(立ち飲みの場合)
※着席の場合は別途サービス料がかかる
WRITTING・PHOTO/TAKESHI MARUYAMA ILLUSTRATION/HONGAMA