「虎ノ門ヒルズ」街づくりプロジェクトの最後の施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が2023年10月6日(金)にオープン! 東京メトロ日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅前に広がるステーションアトリウム直結の「T-MARKET」には話題のお店が27店舗ラインナップ。今回は、編集部おすすめの5店舗をピックアップしてレポート。12月開業の「ホテル虎ノ門ヒルズ」や、オープンを記念した虎ノ門ヒルズ全体のイベントも合わせてご紹介。
街をつなぐ「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」とは?
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、情報発信拠点「TOKYO NODE」(45F~49F、一部8F)、オフィス、「ホテル虎ノ門ヒルズ」(1F、11F~14F)、商業エリア(B2~7F)で構成され、10月6日(金)の開業を皮切りに段階的にオープンしていく。注目スポットは、圧倒的な眺望を誇る場所に拠点をおく「TOKYO NODE」。東京から新たな体験や価値を創造し、世界に向けてさまざまな情報発信をしていく。さらに、虎ノ門ヒルズ駅と直結した開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や桜田通りの上にかかる歩行者デッキ「T-デッキ」が登場したことで、虎ノ門エリアの回遊がとてもスムーズになったことも魅力のひとつ。
街を見下ろすオーセンティックな空間「ホテル虎ノ門ヒルズ」
9月20日(水)より予約を開始した「ホテル虎ノ門ヒルズ」は、12月6日(水)に開業。ブランドは東京初進出の「アンバウンド コレクション by Hyatt」で、客室数は205室(スイート30室)。1Fには2層構造になったスペシャルなスイート(160m2)が2部屋あり、イベント利用による時間貸しも可能。窓の先に都心の街並みが広がる11F~14Fの客室は、天井が高く解放感のある空間が印象的。ホテル内のインテリアデザインは、北欧デンマークの「スペース・コペンハーゲン」が担当し、デンマークの伝統と日本の様式美が細部までバランスよく施され、ほっとこころが落ち着くデザインになっている。
虎ノ門ヒルズ駅から徒歩0秒!多彩なグルメが集まる「T-MARKET」の編集部注目店5選
dam brewery restaurant/ブリュワリーレストラン
82席とスタンディングエリアをもつクラフトビール醸造所併設のレストランは、施設内にいることを忘れてしまいそう。醸造タンクや圧巻の樽ディスプレイを眺めつつスタンディングでカジュアルに、フロア上段のボックス席でゆったりとなど、シーンごとにセレクトしたい。シグネチャービールは“毎日飲みたい”がコンセプトの、Daily Paper -Sasion-(レギュラー780円、ラージ1200円)。軽やかでドライな口あたりにゆたかな香りも印象的。看板メニューはフィッシュアンドチップスで、ディップやチップスのスパイスまで、海外経験豊かな米澤文雄氏がオリジナルで開発。虎ノ門醸造のビールとの相性はばっちり。
角打ち KAN/角打ち、居酒屋、酒屋
1936年創業、東京・蒲田の酒屋直営の角打ち&酒処。セルフ式で手軽に楽しむ角打ちエリアには、厳選日本酒を約10種、国内外のクラフトビールを常時5種以上、焼酎やワインがバラエティ豊かにならんでいる。酒処エリアでは、杜氏の神とも称される農口尚彦氏の日本酒を4種セレクト。料理は、静岡産の花鰹と日高昆布からとった出汁で煮込んだ「虎ノ門おでん」が名物。定番おでんのほか、季節ごとに旬メニューが登場する。本日のおでん盛り合わせ5種(1155円)ほか、酒屋のだし巻き灘の甘酒風味(550円)、〆の豆腐飯(385円)がおすすめ。ランチには、おでん定食、牛すじカレー定食なども楽しめる。
虎ノ門 おお島/和食居酒屋
名古屋発、東京・目黒で立ち呑み居酒屋として人気を博すお店の新店舗は、居酒屋以上割烹未満のこだわり和食が味わえる。看板メニューの、紅ズワイガニの蟹の身だけを贅沢に詰め込んだカニコロッケ(1200円)は、一般的なカニコロッケとは一線を画している。そのほか、おすすめの鯛だしおでんや名物の煮込みメニューはこれからの季節にぴったり。独自に仕入れるビールやワイン、希少な日本酒を取り揃える中でも、目玉は蔵元で樽詰めされた生酒を独自開発サーバーから注ぐ、フレッシュな樽生日本酒。まずは、樽酒日本酒 二兎(90ml 800円~)で乾杯を。都心でも“大衆的でいたい”という想いが伝わってくる。
Äta caved'occi(アタ カーブドッチ)/カジュアルビストロ
掛川哲司シェフが率いる、代官山・魚介ビストロ「アタ」と、新潟の人気ワイナリー「カーブドッチ」が初のダブルネームでコラボ。「アタ」名物の魚介料理 &アイオリソースはニュースタイルでメニューに登場。アイオリ モンサンミッシェルムール貝とクルディテ(2300円)。ワインで有名な「カーブドッチ」で醸造されたクラフトビールや、自家製ソーセージが登場するのも見逃せない。カーブドッチハム・ソーセージ盛り合わせ(1850円)をはじめ、メイン料理の魚介と豚肉のシュークルート(3850円)など、ワインやクラフトビールとのペアリングがおすすめ。カウンター(15席)で相談しながらオーダーを!
PON CUE BON/ナチュラルワイン、レモンサワー、牡蠣
ナチュラルワインと広島県産のレモンサワー&牡蠣メニューをカジュアルに楽しんでほしいと、神泉の人気イタリアン「アウレリオ」と広島で話題の「レモンスタンド」がコラボ。こだわりのレモンサワーは900円からあり、スーパーレモンサワー(1600円)は、広島のクラフトジン「桜尾」を使用したレモンサワー(写真)で広島愛があふれた一杯。生牡蠣 (2個1500円※価格変動あり)や牡蠣フライ(2個1000円)はソースなしでそのままがポリシー。うまみと塩味がしっかりあるので、何もつけなくて大満足。瀬戸内海の無人島(清浄海域)で養殖された生牡蠣は季節ごとに種類も変動するので要チェック。
虎ノ門ヒルズ全体で開業をお祝い!グルメの大盤振る舞いやワークショップなどスペシャルイベント開催
10月6日(金)からの1カ月間、虎ノ門ヒルズのお店では今しか体験できない「モノ」・「コト」でお出迎え!
10月6日(金)に、マグロ解体実演販売を「福島屋」(ビジネスタワーB1)で開催。店頭で新鮮なマグロを豪快に解体する様子を目の前でみることができ、切り身はお刺身やお寿司として販売する。10月14日(土)、21日(土)には「les mille feuilles de liberté」(森タワー3F)が、事前予約制のフラワーアレンジメントレッスン(参加費8800円)を行うほか、「Allpress Espresso」(ビジネスタワー2F)では11月5日(日)にバリスタがおいしいコーヒーの淹れ方レッスンを開催する(参加費5000円)。ほかにも魅力的なイベントが盛りだくさん。イベントの詳細は公式サイトでご確認を!
PHOTO/YUKO CHIBA WRITING/TOMOMI AOYAMA (COURAGEOUS NAVY)