地域の飲食店や観光地のチケット、商品を買って応援するプロジェクトがあちこちで立ち上がり、滞っていた経済も少しずつ回りはじめた今日この頃。こんな時だけど、こんな時だからこそ何かしたい!と思っている気持ちに応えられるオンラインのサービスをご紹介。グルメやお花、ファッションなど、身近なジャンルで、ちょっといい気分になれるものばかり。
落ち着いたら食べに行こう。お店に先払いできる「さきめし」
飲食店利用サービスを運営するGigiの「さきめし」は、好きな飲食店を選んで先払いして、応援できるプロジェクト。
「さきめし」のWEBやアプリから検索して、行きたいお店のチケットを購入すると、実際にお店に行ったときに食券として利用可能。つまり自分宛てに先払いすることで、今困っているそのお店を応援できるという仕組み。チケットは1000円、3000円、5000円のほか、お店オリジナルのコースやメニューの金額チケットも。
通常は10%の決済手数料がかかるところ、このサービスに賛同したサントリーが拠出する負担金が1億円に達するまでは手数料無料に。事前にサイト上で募っていた寄付金は4700万円に達し、対象店舗は全国で9000軒以上(2020年6月9日現在)と応援の輪が広がっている。
オズモールのレストラン予約に掲載されている店舗も多数あり、この機会に行ってみたかった憧れのお店や、いつものお気に入りのお店に先払いすれば、訪れる日がますます楽しみになるはず。チケットを購入する際に、その飲食店にメッセージを送る機能もあるので、ぜひエールを送ってみて。
花のある生活で心も華やかに。自分や大切な人にプレゼントしよう
1年以上前から計画して栽培されている花が、最も世の中に出回るのは春。ところがさまざまな行事が中止になり、大量に廃棄されるという悲しい事態が起こったのはご存じのとおり。そこで、富山県にあるジャパン・フラワー・コーポレーションが、全国の生産者や市場と連携して、お花をドライブスルーで受取可能にしたり、各地に配送したりするプロジェクトを実施中。
季節のお花やお任せで月1回定期便が届くもの、アレンジメント用の資材が付いているものなどさまざま選べて、どれも通常価格の50~75%オフと破格な上、農林水産省によるインターネット販売推進事業認可を受けて送料無料。その代わり、産地から配送されたそのままダイレクトに届けるため、お花屋さんで買った時のような処理がされていないものがほとんど。そういったお花の手入れ法もWEBサイトでわかりやすく解説しているので、ちょっとしたワークショップ気分になれそう。
ストレス気味のステイホームに心を晴れやかにしたり、大切な人にプレゼントしたり。これを機に、生活の中に花を取り入れてみるのもいいかも。
断捨離した服やバッグをふるさと納税に!?新しい支援のカタチ
おうちにいる時間が長くて、クローゼットやタンスの中を整理した人も多いはず。その時に出たもう着なくなった洋服や、眠ったままのバッグなどをふるさと納税で寄付できるサービス「断チャリプロジェクト」が6月からスタート。
これは、ふるさと納税の総合サイト「ふるさとチョイス」とファッションアイテムの寄付で社会貢献できる「FASHION CHARITY PROJECT(以下FCP)」のコラボ企画で、第1弾は新型コロナウイルスの被害が大きい都市部を中心とした5つの自治体が対象(2020年6月9日時点)。寄付金は各自治体の「新型コロナウイルス対策」に活用される。
特設サイトから寄付したい自治体を選んで申し込みをしたら、着払いでFCPへファッションアイテムを送付。買取が成立したら、買取金額が最初に選択した自治体に寄付されるというもの。寄付した人には寄付金控除で節税のメリットも。寄付できないアイテムもあるので、サイト内の対象アイテムをよくチェックして。
断捨離で世の中の役に立てるなら、おうちの中も心の中もスッキリしそう。
ご機嫌な毎日をつくろう!私らしく過ごすヒント -第2弾-
おでかけしたいけれど、まだ安心できない・・・。漠然とした不安な気持ちを、ただグッと我慢している人も多いはず。そんな暗い気分を少しでも明るくできるよう、今ならではのおうち時間を充実させるアイデアを集めました。自宅界隈や通勤前後に立ち寄れるスポットを中心に、外食気分を楽しめるグルメからビューティケア情報まで、毎日ご機嫌でいられるヒントをご紹介。さらに、参加して楽しいキキララコラボ企画七夕祭りも!
WRITING/YUKO MUKAI(OZmall)