日本橋三越本店に日本初出店の英国紅茶ティールームと伝統的な和の茶ショップが登場
更新日:2017/10/07
秋風の中で、温かいお茶が恋しくなるこの季節。日本橋三越本店の地下1階・食品フロアでは、2017年9月22日(金)に、本場英国で認められた伝統的なティールームと、日本伝統の“茶文化”を感じられる新しいコンセプトショップがオープン。イートインもテイクアウトもできる2つの本格ショップで、くつろぎのティータイムを充実させたい。
本場英国の紅茶協会が認めた日本人オーナーの人気店で本格アフタヌーンティーを
日本人で初めて英国の紅茶協会から「トップ ティー プレイス」賞というベストティールームの称号を受賞した、宮脇樹里さんがオーナーシェフを勤める「Juri's(ジュリス)」。今回は「ジュリスティールームス」として、日本で初出店することに。英国の伝統的なティールームの雰囲気を再現した店内で、オリジナルの紅茶や焼き菓子などのメニューが楽しめる。40席あるイートインスペースでは、ダージリンやアールグレイをはじめ「ジュリストラディショナルブレックファーストティー」など、10種類の「紅茶(ポットサービス)」(972円~)や、アップルケーキ、ブラウニーなど10種類の「ケーキ・スコーン」(864円~)が揃う。
写真の「アフタヌーンティーセット」(1人前2808円)は、好きな紅茶を選んで、スコーンやケーキ、サンドウィッチなどと一緒にいただける定番メニュー。美しく飾られたティーメニューは、見ているだけでも幸せな気分になれそう。
英国でも大人気のスコーンや特製ブレンドティーは、テイクアウトでも楽しめる
紅茶のほかに、ケーキ・スコーンなど10種類もテイクアウトができる。例えば、写真のスコーンは、外側がさっくりしているのに、中がしっとりしていて本国でも一番人気とか。
このほかに、日本人女性ならではの繊細な心配りが英国で高い評価を得ているという、宮脇オーナーシェフの「おもてなし術」が体感できるのも、こちらのティールームの魅力のひとつ。店内ではテーブルなどに美しい生花が飾られ、壁紙や調度品にも心を配ったロマンティックな内装になっている。季節や時間帯に合わせた紅茶の楽しみ方を提案するワークショップも開催する予定というから、本場のアフタヌーンティーについて知りたい、という人は要チェック。
日本全国から集めたこだわりの茶葉が並ぶショップには、お茶のプロ「茶師」が!
また、お茶の「伊藤園」と三越が共同で展開する新しいコンセプトショップ「日本橋 和の茶 伊藤園」も登場。日本全国の希少なこだわり茶葉(緑茶・紅茶・ウーロン茶)や、単一品種・単一生産者で作ったシングルオリジンのお茶、抹茶の和スイーツなどが揃う。こちらでは、厚生労働省認定の資格を取得した「茶師」と呼ばれるお茶のプロがいて、「目覚めのお茶」や「昼食のお茶」など、好みや飲用のシーンに応じた最適なお茶を提案してくれるから、自分だけのスペシャルなお茶に出会えるかも。
中には希少価値の高い金色の茶葉「黄金(こがね)みどり」(50g・5400円)や、特別な技術で瓶詰めした全国初登場の「和の茶 玉露」(瓶375ml・2160円)などもあり、お茶好きの目上の方へのギフトにも喜ばれそう。
和の茶を飲み比べできる「利き茶」や限定の和スイーツも。本格的なティータイムを満喫しよう
4席あるイートインカウンターでは、産地別・発酵別・品種別など、和の茶(茶葉)の飲み比べができる「利き和の茶セット 菓子付」(1620円)や、「和の茶甘味膳 抹茶」(1080円)を提供。このほかに、和スイーツでは、国産素材にこだわった「和の茶ロール(抹茶・ほうじ茶)」(1本2592円・各日数量限定)や、濃厚な抹茶のクリームをはさんだ「和の茶マカロン(抹茶・チョコレート)」(1個270円~)など、店舗限定の商品がラインナップ。
「その日の気候や時間帯などをもとに茶師が選び、日ごとに変わるイートインメニュー『本日のお茶』(864円)もおすすめです」と、広報担当者さん。英国風でも和風でも、本格的なティータイムをゆったりと満喫したいなら、2つのニューショップへ足を運んで。
ジュリスティールームス
日本橋 和の茶 伊藤園
TEL.03-3241-3311(大代表)
東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店地下1F
営業時間:10:30~19:30
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線 「三越前駅」より徒歩1分、東西線 「日本橋駅」C1出口より徒歩5分、都営浅草線 「日本橋駅」より徒歩5分、JR「新日本橋駅」より徒歩7分、「東京駅」日本橋口より徒歩10分
※東京駅からは「無料巡回 バスメトロリンク日本橋」東京駅八重洲口バス停(鉄鋼ビルディング)が利用可能
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)