人気キャラクター「スヌーピー」と、サイエンスアートが初めてのコラボレーション。2018年3月1日(木)から19日(月)まで、松屋銀座ではスヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY(TM) FANTARATION」を開催する。日本の造形作家やフィギュア作家が制作したサイエンスアートのコラボ作品など、これまで見たことのない新しいスヌーピーの世界が広がりそう。
松岡ミチヒロ作「SPEED ACE」 (C) 2018 Peanuts Worldwide LLC
約4半世紀ぶりの里帰り展示や初公開の進化系4Dモザイクアートも
展覧会のタイトルとなっている“ FANTARATION(ファンタレーション)”とは、ファンタスティックとインスピレーションを組み合わせた造語で、「素敵な直感」を意味する言葉なのだとか。イベントの仕掛け人は、スヌーピーの生みの親である漫画家のチャールズ M. シュルツ氏と親交があった日本人アーティストの大谷芳照氏。
今回は、大谷氏がシュルツ氏監修のもとで「スヌーピータウン」プロジェクト(大阪)のために制作して、アメリカに寄贈されていた作品「からくりオブジェ」を、約4半世紀ぶりに特別展示。一部のキャラクターは動くそう。
このほかに大谷氏は、「ピーナッツ」の漫画を約5000枚も使ったという大作「4Dモザイクアート」も初公開。この作品は、アメリカのシュルツ美術館で制作したモザイクアートの進化系で、アートの中を通り抜けることもできる。
踊るスヌーピーのロボットなどコミカルで不思議なサイエンスアート
「SNOOPY ROBOゾーン」では、愛知工業大学の協力で完成した初公開のロボット「スヌーピーダンスロボ」、4足歩行から2足歩行に進化する「スヌーピーロボ」など、合計3体のロボットを展示。スヌーピーがどんなダンスを踊るのか、考えただけでも楽しくなる。
さらに「デジタルインタラクティブ ゾーン」では、愛知工業大学の協力による「スヌーピー不思議4コマ漫画」や影になってスヌーピーと遊べる「スヌーピーマジックシャドー」なども展示される。
「スヌーピーファンタレーション ゾーン」には、日本の造形作家やフィギュア作家など第一線で活躍するアーティスト8組が集結。トップ写真の「SPEED ACE」を制作した松岡ミチヒロ氏などが、日本初公開のスヌーピー作品約10点を披露する。
展覧会オリジナルは約350以上!ファンにはたまらないグッズの数々
また、グッズコーナーには、会場でしか買えない展覧会オリジナル約350アイテム以上を含むスヌーピーグッズを、約600アイテムも販売予定。
「Mocchi-Mocchi(もっちぃもっちぃ)フェイス型ぬいぐるみ」(4104円)は、きめ細かい綿と伸縮性の高い生地を使った、さわり心地のいいスヌーピーのフェイス型ぬいぐるみ。同じデザインの「マスコット」(1296円)もあるので、セットでモフモフしてみたい。
ほかにも、思わずコレクションしたくなるカラフルなラインナップの「フラットバッグ」(S 1620円)や、スヌーピーのイラストがかわいいお箸(1296円)など、ファンにはたまらないグッズがいっぱい。
最先端の化学や技術だけでなく、あっと驚く仕掛けや驚きに満ちた、コミカルでハートフルなサイエンスアート。その新しい試みを、大好きなスヌーピーと一緒に楽しんで。
イベントDATA
- イベント名
- スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」
- 開催場所
- 東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 8階イベントスクエア
- 開催日程
- 2018年3月1日(木)~19日(月)
- 開催時間
- 10:00~20:00 (入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場)
- アクセス
- 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結、有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩3分、都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A8番出口より徒歩3分、JR「有楽町駅」より徒歩8分
- 入場料(前売)
- 一般1000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円(300円)
- 電話番号
- 03-3567-1211(大代表)
- ホームページ
- 「スヌーピー・ファンタレーション」 HP
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)