2019年4月4日(木)、銀座では世界旗艦店の「無印良品 銀座」、およびレストラン「MUJI Diner」、そして無印良品の思想を体現した日本初の「MUJI HOTEL GINZA」が同時オープン。人と自然、社会をつなぐプラットフォームとして、銀座から世界中に無印良品の考える「感じ良いくらし」を発信する。上から下まで無印良品の新しい商品やサービスが揃った、銀座のニュースポットを見に行こう!
左/「読売並木通りビル」外観 右/フロア内観
無印良品では世界最大級の広い売場に日本初のホテルも登場
銀座の並木通りに位置する世界旗艦店「無印良品 銀座」は、店舗の面積も世界最大級。1階から5階までが無印良品の販売フロアで、ここには生活者の視点を大切にした暮らしに必要な商品やサービスが揃う。
地下1階では、食材そのままのおいしさを生かした“素の食”がテーマのレストラン「MUJI Diner(ムジ ダイナー)」を展開。
さらに、6階から10階までは日本で初めての「MUJI HOTEL GINZA(ムジ ホテル 銀座)」がオープンし、無印良品の思想を体現。今までのどの店舗にもなかった、新しい魅力が盛りだくさんの構成になっている。
朝から晩までOK!体にやさしく食べておいしいMUJI Diner
地下1階の「MUJI Diner」では、もぎたて野菜のみずみずしさなど、食材の素の味わいを活かしたメニューをゆったりした空間でいただける。朝、昼、夜とそれぞれに用意されたメニューがあり、朝から晩までシーンに合わせて利用できるのも嬉しい。
朝食(営業時間:7時30分~11時)のテーマは「1日のはじまりに、体を整える」。作りたての豆乳粥、おにぎりとみそ汁、焼き立てのパンと目玉焼きなど、シンプルで体にやさしい朝食セットのラインナップで、ヘルシーな1日が始まりそう。
昼食(営業時間:11時~15時)は王道の「美味しい定食」ということで、小田原の漁港から届く鮮魚を使った日替り定食や旬の野菜がたっぷり摂れるサラダバーを提供。
夕食(営業時間:17時~22時)のテーマは「みんなで囲む食卓」で、ここでも小田原漁港から直送される魚介をはじめ、産地で直接選んで仕入れた肉や野菜など、鮮度や素材にこだわったメニューが味わえる。ジューシーな黒毛和牛の「宮崎ハーブ牛のグリルサーロインステーキ」(2500円)などもあるので、しっかりディナーにも対応。銀座デートのレストランとしても要チェックかも。
青果売場には新鮮な野菜や果物が常時30~50品目も
1階の「くらしの基本となる食」のフロアには、新しい商品やサービスがいろいろ。青果売場には、関東近県を中心に全国各地から仕入れた、有機栽培や減農薬などのこだわり青果が常時30~50品目ほど並ぶ。メインテーブルでは旬のアイテムを紹介しながら、毎日試食も行っていて、産地のこだわりやおいしい食べ方を教えてくれる。
将来的には、生産者が直接販売するコーナーを設けたり、ゲスト参加型の産地ツアーなども計画中というから、興味のある人にとってはさらに目が離せない売場になるはず。
1階ではほかに、無印良品で初の「ジューススタンド」も登場。旬のフルーツや野菜を、注文を受けてから新鮮なジュースにするので、おいしさもひとしお。フレッシュなジュースでちょっとひと息、なんていうのもいいかも。
さらに、これも無印良品初となるお弁当販売もチェックしたいポイント。日替り弁当や丼、麺類、サラダ、カットフルーツなど、ランチにもぴったりのフードが揃う。
このフロアでは、「無印良品 銀座」の大きな特長である「食」の分野の充実ぶりを満喫できる。
旅先の心と体を整える心地よい空間「MUJI HOTEL GINZA」
6階から10階までの「MUJI HOTEL GINZA」は、中国の深圳、北京に続く3つ目のホテルで、日本初。6階にフロントとレストラン「WA」があり、7階から10階には79部屋の客室を提供する。
内装は木・石・土・布を中心としたナチュラルなテイストで、注目ポイントは、約100年前に敷かれた東京の路面電車の敷石と本物の船の廃材を再利用したところ。その由来を知れば、銀座という歴史ある街の面影を感じ取り、環境にやさしいエコな建築を実感できる。
ホテルのコンセプトは、ちょうどいい心地よさを追求する「アンチゴージャス、アンチチープ」。旅先の体と心を整えられるような空間をめざして、心地よい眠りのための研究に基づくベッドや、やさしい肌触りのタオル、自然な眠りに導く照明などを設置している。客室にある備品の一部は、店内の売場でも購入できるそう。
無印良品のアイテムを使って、ふだん以上に心やすらぐ空間を整えている客室だから、いつもの生活の延長で心地よく過ごせることにも納得!
歴史と文化の街・銀座で、無印良品の発信する「感じ良いくらし」をまるごと体感して。
まだある!銀座のおでかけ情報
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WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)