アメリカやカナダで昔から愛されている伝統的なアウトドアスイーツ「S’MORE(スモア)」。マシュマロを炎であぶって、チョコレートとクラッカーを挟むもので、あまりのおいしさに子どもが「Give me s’(some) more!(もうひとつ、ちょうだい!)」 というのが語源とか。そんな絶品スイーツを実演販売するショップが、銀座に初出店。ふわトロ・サクサクの食感を、できたてで味わって。
おいしいできたてスモアのために、焼きあげまで一貫して店内で製造
2018年3月16日(金)に、銀座5丁目の「EXITMELSA(イグジットメルサ)」地下1階にオープンした、できたてスモア専門店「焼きマシュマロ・タルト スモア」。こちらのスモアは、2017年3月から羽田空港と成田空港内にあるショップ「ANAFESTA」で販売されていて、発売から1年近くも売り上げNo.1を維持しているという大人気スイーツ。電子レンジで5秒ほど温めると、マシュマロがトローッととろけて、できたての味が楽しめるのが特徴のひとつ。
銀座のショップでは、そのとろける食感を味わってもらおうと、ミキサーやコンベアトースターを設置して、マシュマロの製造から焼きあげまでを一貫して店内で行っている(写真「できたて焼きマシュマロ・タルト・スモア」1個216円・消費期限24時間)。空港で買える「お土産」のスモアもいいけれど、このできたてのおいしさは格別で、体験するとちょっとハマりそう。
一品でタルト、チョコレート、マシュマロの食感の違いも楽しめる
製造工程にも、それぞれこだわりがあるという。ひとつは、スモアの下地になる「焼きタルト」。サクッとした食感を出すため、全粒粉を使った生地に、クリームチーズを練りこんでいる。マシュマロが崩れないようにしっかり支えて、食べやすさもサポート。
タルトの上には、カカオの苦味を効かせた「焼きチョコレート」をのせて、ザクザク・ほろほろの食感でマシュマロのおいしさをぐっと際立たせているのもポイント。
さらに、自家製のふわトロマシュマロはオリジナル配合で、一般的なマシュマロとはちょっと違うなめらかな食感を実現。隠し味にフランス産「ロレーヌ岩塩」を使って、甘さを引き立てているのも特徴とか。
「焼きマシュマロ」は、マシュマロを絞ってから、一つひとつ丁寧に焦げめをつけて、できたてのスモアに。
仕上げにのせるのは、S’MOREのロゴが入ったベルギー産のクーベルチュールチョコレート。ダークとミルクチョコレートの絶妙なブレンドがおいしい、パリッとしたチョコレートを、ふわトロのマシュマロと一緒に楽しみたい。
そのまま食べるとマシュマロのもっちりした食感が堪能できるし、温めてトロ~リとろけさせると、さらにおいしさはアップする。
できたてとお土産用の2タイプ。かわいいオリジナルパッケージも
その場で製造する工房一体型の店舗では、できたての商品とお土産用の日持ちするタイプの2種類を販売。その場で作る様子も見られるので、食べる前からテンションがあがりそう。販売されるのは、「できたて焼きマシュマロ・タルト・スモア」(1個216円・消費期限24時間)と、お土産用の「4個入り」(702円)、「8個入り」(1296円)。今後は、プレーンタイプ以外のフレーバーも販売予定とか。
できたて商品のパッケージは、スモア銀座店の初出店に合わせてデザインされた、オリジナルパッケージになっている。森の中で焚き火を囲んでスモアを楽しむ少年と、甘い匂いにつられて嬉しくなってしまうクマの姿が、何だかほほえましい童話の世界のよう。
銀座で、できたてのスモアを味わったら、「もうひとつ、ちょうだい」ってオーダーしたくなるかも。
焼マシュマロ・タルト スモア 銀座店
- 住所
- 東京都中央区銀座5-7-10 EXITMELSA B1F Map
- 営業時間
- 11:00〜20:00
※売り切れ次第終了 (テイクアウトのみの販売)
- 交通アクセス
- 東京メトロ「銀座駅」A2出口より徒歩2分
- 取り扱い商品
- 「できたて焼マシュマロ・タルト スモア」1個216円、4個入り702円、8個入り1296円
- ホームページ
- 焼マシュマロ・タルト スモア HP
WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)